施工BIM対応の「GLOOBE Construction」登場!点群から土量、ICT施工まで
国産BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトの雄である、福井コンピュータアーキテクトの「GLOOBE」の最新版「GLOOBE 2021」が、2020年11月18日に発売されることになりました。
最新版「GLOOBE 2021」のイメージ(以下の資料:福井コンピュータアーキテクト)
今回のバージョンアップで最大のトピックスは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
GLOOBE Construction
という新ラインアップができたことなのです。
GLOOBE Constructionは、仮設計画や土工計画など施工BIMに対応しています。
仮設計画の機能としては、くさび緊結式足場の配置計画が行えるほか、梁枠や腕木、足場の布材、先行手すり、アサガオなどの各種部材入力や、張り出し足場などを3Dでシミュレーションできます。
そして第88条申請用の仮設計画図や部材数量集計も行えます。
足場を3Dモデル(左)でシミュレーションできるほか、仮設計画図(右)も作れる
重機関係の機能としては、タワークレーンや移動式クレーン、油圧ショベル、トラックなどの重機モデルが用意されており、吊り重量や車両の軌跡を確認しながら作業計画が行えます。
移動式クレーンの旋回範囲のシミュレーション
また、土工関係の機能も充実しており、土木分野で広く使われている福井コンピュータの3D点群処理システム「TREND-POINT」から現況地形を読み込み、整地・掘削の土工計画が行えます。
その際、各工程の土量をリアルタイムで確認できるので、土量をにらみながら計画を作成することができます。
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最終更新:2020/11/0917:16