コマツ産機 高性能プラズマ切断機ツイスター『TFP510-3』を新発売

2020/04/2715:33配信

2020年04月27日

 コマツ(社長:小川啓之)の100%子会社であるコマツ産機株式会社(社長:北出安志 以下「コマツ産機」)は、2020年4月より高性能プラズマ切断機ツイスター『TFP510-3』の販売を発売しました。

 当該機は、プラズマ切断をリードするコマツ独自のテクノロジーを集約した中厚板のオールラウンド切断機です。

 『高速加工』 『段取性』 『誰もが機械を扱えるように』をコンセプトにフルモデルチェンジを行い、従来機より電源容量(※1)と切断速度(※2)の大幅な向上させています。また、カートリッジ式消耗品の採用により段取時間が大幅に短縮されたほか、操作パネルは操作性の見直しによりスマートフォン感覚で扱える使い勝手の良さを実現しています。

 コマツ産機は、1989年にプラズマ切断機を市場導入して以来、常に業界をリードする技術を取り入れてきました。これまで培ってきた技術・ノウハウと先進のICT技術を投入した高性能プラズマ切断機ツイスター『TFP510-3』により、お客様の品質・生産性向上にさらに貢献していきます。

 コマツグループは、今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じたESG課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。


※1 従来機150Aから当該機200Aに向上

※2 板厚t19㎜の場合、従来機1,800㎜/minから2,200㎜/minに向上


【写真:高性能プラズマ切断機ツイスター『TFP510-3』】

[主な商品の特徴]

1.カートリッジ消耗品の採用

 電極・ノズルを一体化したカートリッジ消耗品により、従来の消耗品組立にかかっていた段取時間(※3)が不要になり段取り時間を大幅に短縮したほか、組立ミスによる切断不良の解消を実現しました。

※3 従来の消耗品組立時間:約5分/個


2.誰もが扱えるプラズマ切断機

 インターフェース・操作性を1から見直したことで直感的な画面操作が可能です。操作に慣れていない方でもスマートフォン感覚で扱える使い勝手の良さを実現しました。


3.クイックガス【オプション】

 クイックガスオプションを装着することで1本トーチの高性能NC切断機として使用出来ます。t25mm~t80mmまで切断が可能になります。


4.インクジェットマーキング【オプション】

 新たにインクジェットマーキングをオプション化しました。品番などの手書き作業が無くなり、作業時間短縮、省人化、手書きによる記入ミスの削減が可能です。


[商品概要]

・機種名 TFP510-3

・最大加工板厚 軟鋼36㎜(300A出力の場合)

・最大加工寸法 1,525mm×3,050mm

・発売日 2020年 4月15日 

・公表価格 29,000,000円

・販売目標 60台/年

・商品に関するお問い合せ先

  〒920-0225 石川県金沢市大野町新町1番地1

  コマツ産機株式会社 営業本部 営業管理部 管理グループ

  TEL:076-293-4209 FAX:076-293-4354

  URL: http://sanki.komatsu/


  • ニュースリリースに記載されている情報は発表時のものであり、予告なしに変更される場合があります。

最終更新:2020/04/2715:49

株式会社小松製作所