「コマツ」のタグ一覧 (230件中101~120件を表示)
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コマツ、電動マイクロショベル「PC01E-1」を体験型ストア 「b8ta Koshigaya Laketown」に出展
2022 年 8 月 4 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、本年 8 月 10 日(水)~9 月 9 日(金)までの 1 カ月間、電動マイクロショベル「PC01E-1」を体験型ストア「b8ta(ベータ) Koshigaya Laketown」(埼玉県越谷市・イオンレイクタウン kaze 内)に出展します。 【出展予定の電動マイクロショベル「PC01E-1」】 「PC01E-1」は、本田技研工業株式会社(代表執行役社長︓三部敏宏)と共同開発した電動マイクロショベルで、本年 3 月より国内市場へレンタル機として導入を開始しました。実証実験の試験稼働にご協力いただいたお客さまからは、バッテリー交換の手軽さや、家庭用 100V 電源で充電できる利便性、エンジン駆動式のように補給用燃料の準備や給油が不要といった実用面でのメリットを評価いただいたほか、「現行機よりも力強く感じる」と作業性能でも高く評価いただいています。※1 多くのお客さまに「PC01E-1」をより身近に体感いただけるよう、「b8ta」へ出展いたします。展示期間中は実際に PC01E-1 と記念撮影できるほか、アンケートにご協力いただいた方にはノベルティの配布も予定して います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。※2 ※1 展示商品の詳細は以下ニュースリリースおよびコマツカスタマーサポートのサイトをご覧ください。ニュースリリース︓-コマツと Honda 共同開発-コマツ初、着脱式可搬バッテリーを活用した電動マイクロショベル 「PC01E-1」国内市場に導入開始https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2022/20220329コマツカスタマーサポート「PC01E-1」サイト︓https://kcsj.komatsu/lp/pc01eレンタルをご要望の方は、お近くの販売代理店にご連絡ください。代理店検索︓https://www.komatsu.jp/jp/dealer-locator/※2 新型コロナウイルス感染拡大の状況により、イベント内容に変更がある場合もございます。【b8ta とは】 b8ta は 2015 年に体験型ストアを米サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープン。Retail as a Service のパイオニアとして約 6 年間新しいソリューションを先導。ミッションとして「リテールを通じて人々に“新たな発見” をもたらす(Retail Designed for Discovery.)」を掲げています。実店舗への出品をまるでオンライン広 告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、消費者に世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供します。 【開催イメージ】 「b8ta Japan」公式サイト︓https://b8ta.jp/ 「イオンレイクタウン kaze」公式サイト︓https://laketownkaze-aeonmall.com/
2022/08/04 17:35 株式会社小松製作所
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ギガフォトン、新生産棟建設により生産能力を 2.5 倍
- 更なる生産能力増強で半導体需要の増大に応える - 2022 年 7 月 29 日 コマツ(社長:小川啓之)の 100%子会社で半導体リソグラフィ用光源メーカーであるギガフォトン株式会社(本社: 栃木県小山市、代表取締役社長: 浦中克己、以下「ギガフォトン」)は、更なる生産能力増強を目指し、本年 7 月より、新生産棟の建設に着工しました。本年 4 月に竣工した増築棟に続く、このたびの新生産棟建設により、2020 年度比で約 2.5 倍の生産能力の実現を目指します。投資金額は約 50 億円、2023 年 6 月完成予定です。 新生産棟 完成予想図 昨今、世界での半導体需要は大幅に増加し、また各国の主要半導体メーカーがサプライチェーンの見直しを迫られるなか、半導体製造装置への投資が加速しています。世界中で高まる半導体製造装置の需要に対応するため、ギガフォトンでは、本年 4 月に同敷地内に開発棟を増築し、6 月より順次研究開発機能を集約することで既存生産棟の生産ライン増強を図っています。生産ライン増設とともに、生産工程の効率化・最適化により、生産能力は 9 月より 2020 年度比で約 2 倍に増強されます。これに今回の新生産棟増設を加え 2020年度比で約 2.5 倍の実現を目指します。 ギガフォトンは現在までに 2000 台を超える半導体リソグラフィ用エキシマレーザーを世界中へ出荷しています。半導体製造に不可欠なリソグラフィ用光源の安定供給を図るとともに、稼働サポートを強化し、半導体産業界に貢献し、売上げ拡大を目指してまいります。 コマツは新中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造) を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。<建物概要> 建築地 : 栃木県小山市横倉新田 400 番地 構造・規模: 鉄骨造 地上 3 階建 塔屋 1 階 延床面積 : 7,537.23 ㎡ 投資額 : 約 50 億円
2022/07/29 18:25 株式会社小松製作所
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コマツ、チリ・コデルコと「マイニング TBM」のトライアル実施に合意
-坑内掘りハードロックの坑道掘削新工法を促進- 2022 年 7 月 8 日 コマツ(社長:小川啓之)は、子会社であるコマツカミンズチリ(以下 KCC、社長:西浦泰司)を通じて、チリ国営の鉱山大手コデルコと、坑内掘りハードロック鉱山において「マイニング TBM(Tunnel Boring Machine:トンネル掘削機)」を活用した坑道掘削新工法を実現するためのトライアルを 2024 年より開始することに合意しました。 両社はコマツが新たに開発した「マイニング TBM」をコデルコが所有するチリ・チュキカマタ鉱山でトライアルを実施し、革新的な当該技術の早期導入を目指します。 写真: 坑内掘りハードロック向け鉱山機械「マイニング TBM」 Copyright of this image © 2022 Komatsu Ltd. All right reserved 鉱山業界では、世界的な資源需要の増加や採掘の深度化を背景に、坑内掘り鉱山機械の需要は増 加が見込まれています。コマツは、1963 年に日本で初めてとなる土木分野における岩盤用トンネル掘削機を開発して以来、累計 2,300 台を超えるトンネル掘削機(アイアンモールを含む)を市場導入してきました。このたびの「マイニング TBM」は、コマツがこれまで培ったトンネル掘削機の技術をベースに、ハードロックの坑道掘削において「急曲線対応」、「後退」、「交差点掘削」を可能とする技術を新たに開発し搭載しています。一般的なトンネル掘削機は、直線坑道の掘削に使用が限定されてきましたが、当該新技術により 「マイニング TBM」のフレキシビリティを改善し、鉱山毎の形状・設計に合わせた坑道掘削を可能としています。 「マイニング TBM」は、機械先端のカッターヘッドに装着したディスクカッタで岩盤を掘削し、破砕された岩をベルトコンベヤで後方へ排土すると同時に、掘削した坑壁を補強する支保作業といった一連の坑道掘削工程を連続的に行います。ディスクカッタによる掘削は、従来工法における発破を用いた掘削と比較すると、掘削岩盤を傷める領域が少なく、坑壁の凹凸が少ない円形断面の坑道となるため、坑道の強度的な安定性が向上します。また、「マイニング TBM」は、高圧電気ケーブルを延伸し供給される電気を動力とし、一連の坑道掘削工程を1台の機械で行うことにより、坑内で使用する車両数を削減することができることに加え、発破が不要であることから、温室効果ガス(GHG)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に削減します。これにより、坑内掘り鉱山において重要である坑内換気量の削減や坑内環境の改善に繋がります。同時に、従来工法と比較して、掘削作業の生産性を大幅に向上させることも可能となります。 気候変動への意識の高まりや環境問題の深刻化に対応するため、コマツは坑内掘りハードロック向け鉱山機械の開発については、「No Blasting(発破の必要がない掘削), No Batch(バッチ処理をおこなわない連続掘削), No Diesel(ディーゼル不使用)」というスローガンを掲げて注力してきました。このたびの「マイニング TBM」は、このスローガンを具現化する商品であり、「マイニング TBM」工法によりお客さまの現場の安全性、環境性および生産性(坑道構築の工期短縮・工費削減)の向上に貢献し、坑内掘り鉱山オペレーションの変革実現の一助となることを目指すものです。 コマツは 2022 年 4 月よりスタートした新中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 の成長戦略の一つとして、坑内掘りハードロック向け鉱山機械事業の拡大を目指しています。このたびの「マイニング TBM」の早期導入を実現することにより、坑内掘りハードロック向け鉱山事業のステップチェンジを起こし、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指します。【コデルコの概要】 コデルコ(CODELCO:Corporacion Nacional del Cobre de Chile)は、世界最大の銅生産国であるチリの国営企業で、世界最大級の銅生産企業である。本社は、チリ・サンティアゴ。
2022/07/08 12:44 株式会社小松製作所
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鉱山向けダンプトラックのゼロエミッション技術の開発推進 コマツとカミンズが協議開始
2022 年 6 月 29 日 建設・鉱山機械メーカーであるコマツ(社長:小川啓之)と米国の大手エンジンメーカーであるカミンズは、このたび、基本合意書を締結し、水素燃料電池ソリューションを含め、鉱山向けダンプトラックのゼロエミッション動力源の技術開発について協議を進めていくことに合意しました。 カミンズとコマツは、建設・鉱山機械のディーゼルエンジン事業において長年の協業関係を築いており、両社は世界の鉱山現場にさまざまな技術やソリューションを提供してきました。このたびの協議は、2021年 8 月にコマツが公表した、いかなる動力源でも稼働可能なコンセプト「パワーアグノスティックトラック」の開発の一部を担うものであり、鉱山のお客さまの現場の課題である温室効果ガス(GHG)を削減するとともに、カーボンニュートラルへの貢献を目指すものです。カミンズの保有する、バッテリー、燃料電池システム、水素生成システムなどの幅広い動力源に関する技術や知見と、コマツの保有する、鉱山機械の開発技術および鉱山オペレーションの最適化ソリューションについての知見を活用し、最初のターゲットとして、鉱山向けダンプトラックの動力源の技術開発を検討してまいります。 コマツは、新たな 3 カ年の中期経営計画において、2030 年までに、製品使用により排出される CO2 の 50%削減(対 2010 年比)、生産による CO2 排出の 50%削減(対 2010 年比)という経営目標とともに、2050 年カーボンニュートラルをチャレンジ目標としています。従来、ハイブリッド油圧ショベル、バッテリー駆動式ミニショベルなど、環境負荷低減に配慮した商品・サービス・ソリューションを提供してまいりました。 また、2021 年には、鉱山オペレーションにおける GHG 削減を加速するため、大手鉱山企業とともに「コマツ GHG アライアンス」を発足し、ゼロエミッション達成を支援する新たなソリューションの 1 つとして、「パワーアグノスティックトラック」の 2030 年までの商用導入に向けて活動を進めています。 このたびの協議は、こうした取り組みの一環であり、お客さまの環境対応ニーズに応じた鉱山向けゼロエミッショントラックを提供するため、今後もコマツは、あらゆる可能性を追求してまいります。[カミンズの概要] 社名: Cummins Inc. 設立: 1919 年所在地: 米国インディアナ州事業内容: ディーゼルエンジン、代替燃料エンジン、発電機などの動力源や、各種関連コンポーネントなどの生産、販売。[コマツの概要] 社名: コマツ(株式会社小松製作所)設立: 1921 年所在地: 日本・東京都港区赤坂事業内容: 建設・鉱山機械、ユーティリティ(小型機械)、林業機械、産業機械などの生産、販売。
2022/06/29 11:44 株式会社小松製作所
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コマツマイニング(株)新工場で、開所式を実施
2022 年 6 月 28 日 コマツ(社長:小川啓之)の 100%子会社であるコマツマイニング株式会社(社長:Peter Salditt、以下、KMC)は、6 月 27 日に、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーのサウスハーバーキャンパス内にある新工場の正式なオープンを記念し、現地で開所式を実施しました。 コマツマイニング新本社工場(サウスハーバーキャンパス) 外観写真 コマツマイニングの新本社工場であるサウスハーバーキャンパスは、技術・サステナビリティ・コラボレーションをキーワードに、約 3 億ドルを投資し、従来点在していた本社や生産工場を、より生産に適した沿岸部に集約することで効率化、生産性向上を図ったものです。この度量産を開始した新工場は、P&Hブランドのロープショベルやサーフェイスドリス、大型鉱山機械の主要部品の生産拠点であり、サウスハーバーキャンパス内に約 43 万フィートを有しています。本年 3 月より生産設備の移管をすすめ、順次量産を開始しています。2022 年中に全ての機種の設備移管と量産開始を予定しています。 開所式には、コマツ代表取締役社長(兼)CEO(小川啓之)のほかウィスコンシン州知事(トニー・ エヴァース)が出席し、植樹式を行いました。 コマツは新中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。ウィスコンシン州知事 トニー・エヴァース氏(Tony Evers)のコメント“ウィスコンシン州は、充実したインフラ、勤勉な人々、教育や職業訓練に対する州の戦略的な投資、そして質の高い暮らしなど、多くの可能性に満ちています。ミルウォーキーで 135 年以上の歴史を持つコマツマイニングは、グローバル企業にとって、ウィスコンシン州への投資がいかに重要であるか、またなぜそうすべきかを明確に示しています。“ コマツ代表取締役社長(兼)CEO 小川啓之のコメント “サステナビリティに特化したサウスハーバーキャンパスの設立は 2050 年までにカーボンニュートラルを達成し、企業として持続的な成長をするためのコマツの取り組みの一つです。カーボンニュートラル達成はコマツにとっても重要な目標であり、社会とともに地球温暖化防止に取り組むとともに、このキャンパスを通じて、成長戦略を実行することにより、ミルウォーキーの地域社会にも貢献していきたいと考えています。”(ご参考) 2018 年 9 月 28 日 「コマツマイニング本社工場移転」https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2018/201809282020 年 10 月 23 日 「コマツマイニング(株)新本社工場の建設にデジタルトランスフォーメーション・ スマートコンストラクションを活用」 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2020/20201023
2022/06/28 14:39 株式会社小松製作所
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コマツ スウェーデン植林アタッチメントメーカーを買収
-カーボンニュートラルへ貢献する循環型林業ビジネスの拡大- 2022 年 6 月 17 日 コマツ(社長:小川啓之)は、スウェーデンの 100%子会社であるコマツフォレストを通じて、植林用アタッチメントの開発・製造・販売会社である Bracke Forest AB (本社:スウェーデン ブラッケ、CEO: Klas-Håkan Ljungberg、以下「ブラッケ社」)を買収することを決定しました。クロージングに必要なすべての手続きが完了していることを条件として、2022 年 7 月 1 日に本買収を完了する予定です。なお、本件による当社連結業績への影響は軽微です。 【写真:ブラッケ社アタッチメントを取り付けたコマツ製ブルドーザー】 コマツは、林業ビジネスに注力しており、伐採・搬出だけでなく、植林や育林も含めた持続可能な循環型林業を掲げています。また、危険な作業を機械化し安全に貢献する林業機械の普及や、ドローンや衛星で計測した木の本数や高さなどのデータを分析し森林管理に活かすスマート林業に取り組んでいます。 植林分野は、木材生産目的やカーボンニュートラル推進などの環境目的で世界的に拡大が見込まれている一方、人力に頼る労働集約型の作業であることや、遠隔地での植林の増加、就労人口の減少などに より機械化の需要が高まっています。ブラッケ社は、植林分野において長年にわたる経験を持つ会社であり、植林の工程(植林地整備、植栽)に使用される各種アタッチメントを開発・製造・販売しています。2014年より、同社とコマツは植林分野、建設機械分野でそれぞれが培った技術と経験を活かすことで共同開発を進め、2021年度にはブラジルにおいて、世界初のブルドーザーをベースに、植栽作業の自動化を実現した自動運転※の植林機「D61EM-23M0」を市場導入しました。 本買収後も、植林分野におけるブラッケ社の技術や知見を取り込むことで、既に機械化を実現している伐採・搬出作業だけでなく、その他のあらゆる工程の機械化を加速させます。また、スマート林業へのシナジー発揮を図り、より一層付加価値の高い商品を提供することで、お客さまの現場における安全性・生産性の向上やカーボンニュートラル実現へ貢献します。※予め設定したコースに従って自動で走行、停止、植え付けを行います。ブラッケ社の概要会社名: Bracke Forest AB(非上場企業)設立: 1922 年所在地: スウェーデン ブラッケ代表者: Klas-Håkan Ljungberg事会社業内容: 植林の工程(植林地整備、植栽)に使用される各種アタッチメントの開発・製造・販売等 URL: https://www.brackeforest.com/参考動画:植林機(D61EM-23M0)の稼働の様子をご紹介します。https://www.youtube.com/watch?v=00FNm4-gqwo&t=54s 【写真:ブラッケ社アタッチメントを取り付けたコマツ製油圧ショベル】
2022/06/20 16:05 株式会社小松製作所
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コマツ 豪州マインサイトテクノロジーズ社を買収
2022 年 6 月 15 日 -安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現- -坑内掘り鉱山向け通信デバイスと坑内測位による最適化プラットフォームを提供- コマツ(社長:小川啓之)は、豪州の100%子会社を通じて、坑内掘り鉱山向けの通信デバイスと坑内測位による最適化プラットフォームのプロバイダーである Mine Site Technologies Pty Ltd(本社:オーストラリア ニューサウスウェールズ州、CEO:Haydn Roberts、以下「マインサイトテクノロジーズ社」) を買収することを決定しました。クロージングに必要なすべての手続きが完了していることを条件として、2022 年 7 月 1 日に本買収を完了する予定です。なお、本件による当社連結業績への影響は軽微です。 坑内掘り鉱山向けの高速・低遅延デジタル通信システムと坑内測位・近接検知ソリューション (マインサイトテクノロジーズ社) 鉱山業界では、世界的な資源需要の増加や採掘の深度化を背景に、今後は露天掘りから坑内掘りへ工法移行が進むことが見込まれています。坑内掘り工法は、地中深くに坑道をつくり鉱脈を採掘する方法であり、お客さまは現場の安全性・生産性向上のため、鉱山オペレーションのデジタル化および自動化を目指しています。坑内掘り現場において従来一般的であったアナログ無線通信から、高速・低遅延デジタルコミュニケーションに移行し、現場内の通信の安定化や通信情報量の増大化、リアルタイムでの作業員・鉱山機械の位置情報の把握や自動化への対応、3 次元地形情報の取得などを可能とする技術が必要不可欠になっています。 このたび買収するマインサイトテクノロジーズ社は、光ファイバーによる広帯域通信システムをベースシステムに用いた坑内掘り専用の通信デバイスによって、坑内での作業員同士・鉱山機械同士の通信および位置検出を可能とするソリューションを開発・製造・販売しています。坑内掘りオペレーションにおけるデジタル化・自動化促進に寄与するソリューションとして、資源大手のお客さまをはじめ、世界各国の鉱山での実績を有しています。また、マインサイトテクノロジーズ社が有する坑内掘り専用の通信デバイスは、坑内のみならず、地上とも坑内位置情報を通信することが可能です。マインサイトテクノロジーズ社は、坑内掘り環境で得られる情報を見える化し、地上のオペレーションセンタなどからの管制による最適化を可能とするプラットフ ォームを開発・販売しています。これらのソリューションにより、坑内現場のデジタル化に重要な構成要素である、デジタルツインをリアルタイムに生成することが可能となります。 コマツは、通信デバイスや最適化プラットフォームの導入実績やノウハウをもつマインサイトテクノロジーズ社を子会社化することにより、坑内掘り分野における鉱山機械の自動化・遠隔操作化などのテクノロジーソリューション領域を進化させ、お客さまの現場の安全性・生産性の向上により一層貢献していきます。 コマツ は 、新中期経営計画 「DANTOTSU Value – Together, to “The Next ” for sustainable growth」の成長戦略として、「モノ(建設・鉱山機械の自動化・自律化)」と「コト(現場プロセス全体の最適化)」で、世界中の現場をデジタル化し、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現するとともに、坑内掘りハードロック向け鉱山機械事業の拡大を目指しています。今後も、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。 リモートオペレーションセンターで活用される坑内掘り鉱山向けのリアルタイムデジタルツインソリューション (マインサイトテクノロジーズ社) <マインサイトテクノロジーズ社の概要> 会社名: Mine Site Technologies Pty Ltd.(非上場企業) 設立: 1989 年 所在地: オーストラリア ニューサウスウェールズ州 シドニー 代表者: Haydn Roberts 事業内容: 坑内掘り鉱山向け通信デバイス、坑内測位ソリューション、最適化プラットフォームの提供等 会社 URL: https://mstglobal.com
2022/06/15 16:38 株式会社小松製作所
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コマツ「DX 銘柄 2022」に選定されました
2022 年 6 月 8 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび経済産業省、東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構が共同で選定する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX 銘柄)」に選定されました。 経済産業省は、2015 年より、企業の戦略的 IT 利活用の促進に向けた取り組みの一環として、東京証券取引所と共同で、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化のために、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的な IT 利活用に取り組んでいる企業を「攻めの IT 経営銘柄」として選定してきました。2020 年からは、デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく DX に取り組む企業を「DX 銘柄」として選定しています。 企業価値の向上につながる DX を推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業として、本年は「DX 銘柄 2022」に 33 社が選定され、銘柄選定企業の中から 2 社が 「DX グランプリ」に選定されております。当社は昨年に続き 3 回目の銘柄選定(2020 年は「DX グランプリ 2020」選定)となり、「攻めの IT 経営銘柄」を含めると 6 回目の選定となります。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指してまいります。 [参考] ・経済産業省ニュースリリース 「DX 銘柄 2022」「DX 注目企業 2022」を選定しました (URL)https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220607001/20220607001.html
2022/06/08 11:31 株式会社小松製作所
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コマツ NTC(株)、車載電池製造装置事業へ参入
-国内電池メーカーより初受注- 2022 年 6 月 7 日 コマツ(社長:小川啓之)の100%子会社であるコマツ NTC 株式会社(社長:高橋正明、以下、コマツ NTC)は、本年、国内電池メーカーのお客さまより、車載電池製造装置であるセル工程のタブ成型機複数台とモジュール製造工程複数ラインの大型案件を初めて受注しました。CASE※に代表されるお客さまの変化に伴う新たな需要の取り込みを図るため、車載電池製造装置事業へ本格的に参入し、新事業の強化を図ります。 【写真:スリッタ付きタブ成型装置 IL221-7】 今回の受注は、車載用電池製造工程における、セル製造およびモジュール製造の工程の核となる設備です。設備納入は、2023 年を予定しています。 当設備におけるコマツ NTC の強みは、従来実績のある高速・高精度な画像検査技術のほか、レーザー走査による独自の加工技術と工作機械で培った搬送技術を融合させたシステムです。セル製造工程では、業界最高速度の 120m/min で自由自在なタブを成形し形状検査を行う技術や、レーザー溶接でのヒューム発生を抑える自社開発のガス供給技術を有しています。また、モジュール工程では、投入したセルのレーザー溶接と接着を自動で行い、モジュール化するシステムを提供し、特にセルの種別に応じてフレキシブルに対応できる生産体制がお客さまに評価されています。 コマツ NTC では、得意分野である柔軟な設計・製造によりお客さまの多様な要望に対応し、技術開発を重ねて設備のライナップを増やすことで、工作機械、半導体、車載電池製造装置事業で3本のビジネスの柱とすることを目指します。また、当該事業については、2025 年に売上高 200 億円規模を視野に入れています。 コマツは新中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “The Next” for sustainable growth」 に掲げている、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。※︓Connected︓自動車の IoT、Autonomous︓自動運転、Shared & Services︓所有から共有へ、Electric︓電気自動車
2022/06/07 16:30 株式会社小松製作所
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コマツ、Anglo American 社 Los Bronces 銅鉱山(チリ)へ 無人ダンプトラック運行システム(AHS)を導入
-自動化・自律化、遠隔操作化の実現を加速- 2022 年 6 月 3 日 コマツ(社長:小川啓之)は、英資源大手 Anglo American 社が保有する Los Bronces 銅鉱山 (チリ)向けに、コマツとして Anglo American 社へは初めてとなる無人ダンプトラック運行システム (Autonomous Haulage System 以下 AHS)の導入を開始しました。2024 年までに超大型ダンプトラック 930E 計 62 台の AHS 稼働を予定しています。 Los Bronces 銅鉱山で稼働する無人の超大型ダンプトラック 従来、Los Bronces 銅鉱山では、多くの有人稼働のダンプトラックが稼働しており、その大多数がコマツ製です。このたびの導入は、既に稼働している有人稼働ダンプトラックの無人稼働を可能とするレトロフィットキットの装着とともに、新たに無人稼働ダンプトラックの導入もすすめ、計 62 台の超大型ダンプトラック 930E を順次 AHS で運行する計画です。コマツとして、Anglo American 社への AHS の導入は初めてとなります。 AHS は、コマツが 2008 年に業界で初めて商用導入して以来、世界 4 カ国 19 鉱山で稼働しており、累計稼働台数は 2022 年 5 月時点で 525 台超を達成しています。稼働環境の異なる鉱山現場で稼働実績を蓄積した AHS は、世界各国の資源大手よりその安全性・生産性に対して高い評価を得ています。 現代社会に欠かせない鉱物資源は、その入手や採掘がますます困難になってきています。コマツは、これまで培ってきた運用経験や技術・ノウハウを結集し、Anglo American 社と共に同社が目指す安全性向上や GHG 削減、持続可能な開発の達成に貢献してまいります。 コマツは、新中期経営計画「DANTOTSU Value – Together, to “ The Next ” for sustainable growth」の成長戦略として、「モノ(建設・鉱山機械の自動化・自律化)」と「コト(現場 プロセス全体の最適化)」で、世界中の現場をデジタル化し、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場をお客さまと共に実現することを目指しています。今後も、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)を通じて、未来の現場に向けた次のステージに踏み出し、 サステナブルな未来を次の世代へつないでいくため、新たな価値創造を目指していきます。
2022/06/03 16:03 株式会社小松製作所
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コマツ、「KomVision 人検知衝突軽減システム」の搭載機種を拡大
2022 年 5 月 30 日 コマツ(社長:小川啓之)は、2019年度より業界に先駆けて国内市場導入した「KomVision 人検知衝突軽減システム」について搭載機種を拡大し、新たに 7 トン、30トンクラスの油圧ショベルへ標準搭載を開始しました。 KomVision 人検知衝突軽減システムを搭載した PC78US-11 当該システムは、国内市場の 12~200 トンクラスに標準装備している「KomVision 機械周囲カメラシステム」の機能を向上させ、機体の周囲にいる人をシステムにより確認し、走行または旋回起動時に人を検知した場合、機体の発進を制御するものです。また、低速走行中に人を検知した場合、機体を停止させます。これらの機能により、走行起動時、低速走行時、旋回起動時に機体と人との衝突事故発生の抑制に寄与します。2019 年度より 20 トンクラスへの標準装備を開始し、2020 年度には 12 トン、22 トンクラスへの標準装備を拡大しています。 今回の搭載機種拡大にあたり、7 トンクラスの PC78US-11 については、「KomVision 機械周囲カメラシステム」と、「人検知衝突軽減システム」を同時に標準装備しました。また、より幅広い現場で柔軟にお客さまに使用いただくために、40 トンクラスの標準仕様車と 7 トン、12 トン、20~40 トンクラスの特殊仕様車については、自動停止制御をしない警報のみ行う「KomVision 人検知衝突警報システム」を提供します。そのほか、搭載機種拡大と併せて、キャブ外ブザーの追加など、標準装備品も拡充し、キャブ内快適性や作業性の向上を図っています。 なお、「KomVision 人検知衝突軽減システム」は、国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有および提供を目的として整備したデータベースシステム NETIS※ に登録さ れました。(登録番号:KT-220035-A) コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(収益向上と ESG 課題解決の好循環を生み出す顧客価値の創造)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。<新たに搭載した機種>人検知衝突軽減システム:PC78US-11、PC300(LC)/350(LC)300I(LC)-11、HB335(LC)/365(LC)-3人検知衝突警報システム:PC400(LC)/450(LC)/490(LC)-11 および 7 トン、12 トン、20~40 トンクラスの特殊仕様※:NETIS:New Technology Information System KomVision 人検知衝突警報システムを搭載した PC490LC-11 (参考)―業界初、油圧ショベルへ標準装備開始― 「KomVision 人検知衝突軽減システム」を国内市場導入 https://www.komatsu.jp/ja/newsroom/2020/20200330
2022/05/31 13:10 株式会社小松製作所
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コマツ 第 4 回建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO」に出展
2022 年 5 月 11 日 コマツ(社長:小川啓之)は、本年 5 月 25 日(水)~27 日(金)までの 3 日間、千葉県・幕張メッセにて開催される建設・測量生産性向上展「CSPI-EXPO※」に株式会社 EARTHBRAIN(代表取締役社長:小野寺昭則)と共同で出展します。 経済産業省と国土交通省、そして本年より環境省・デジタル庁が後援する「CSPI-EXPO」 は、建設業界・測量業界の最新かつ最先端の機械・設備・技術・サービスが一堂に集まる展示会です。 コマツでは、2015 年より推進している建設現場に携わる人・モノ(機械・土など)に関するさまざまな情報を ICT でつなぎ、建設現場の安全・生産性を向上させる事業「スマートコンストラクション」をさらに発展させた「デジタルトランスフォーメーション・スマートコンストラクション」を 2020 年 4 月より提供開始し、施工現場でのデジタルトランスフォーメーションの実現を加速させています。 今回の CSPI-EXPO では、ICT 施工が初めての方でも簡単に利用でき、小規模現場でも手軽に導入できる高精度な 3次元計測アプリ”Smart Construction Quick3D”を体感できるコーナーや、“Smart Construction VR”など開発中の新たなソリューションの紹介、またカーボンニュートラルな社会実現へ向けた電動建設機械の展示を中心に最新の商品・サービスの取り組みをご紹介します。※Construction & Survey Productivity Improvement EXPO の略「CSPI-EXPO」公式サイト https://cspi-expo.com/
2022/05/11 18:04 株式会社小松製作所
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コマツ系のEARTHBRAINがスマホ用3D計測アプリを開発!令和4年度のi-Construction基準でも“お墨付き”
スマートフォンを使った3D計測が、土木現場での施工管理で急速に普及しつつあります。そんな中、EARTHBRAIN(本社:東京都港区)は、初心者でも簡単に使えて、小規模現場にも手軽に導入できる高精度や3次元計測アプリ「Smart Construction Quick3D」を開発しました。 EARTHBRAINが開発した3次元計測アプリ「Smart Construction Quick3D」の使用状況(特記以外の写真、資料:EARTHBRAIN)● LiDARスキャナーと呼ばれる3D計測機能を内蔵したiPhoneやiPadの上位機種用に使えるもので、土工などの3D点群を、ナ、ナ、ナ、ナント、楽に・安く・早くできるのです。 「Smart Construction Quick3D」で作成した土工現場の点群データ 使い方は、このアプリのライセンスを「Smart Construction DX Gateway」(2022年5月下旬からの予定)で購入し、LiDARスキャナー搭載のiPhoneやiPadにインストールします。後は測定範囲を撮影するだけで、LiDARスキャナーや撮影した写真から高精度や点群データを作成できるのです。点群データは「LAS形式」で出力されます。 アプリの使い方手順 測定範囲に標定点や検証点を配置し、ランドログ(本社: 東京都港区)のGNSS測量器「Smart Construction Rover」で座標を取得すると、その座標を自動的にインポートできます。 現場に設置された標定点(黄色の矢印)(左)とGNSS測量器による座標計測(右) 標定点を使うことで、精度が±5cm以内の点群を作成できるので、2022年4月に国土交通省が発表した令和4年度の地上写真を用いた出来形管理要領に対応したアプリとして使用できます。また、「小規模土工」でこのアプリを利用すると、加点対象となります。 国土交通省が発表した令和4年度の地上写真測量(動画撮影型)を用いた出来形管理のイメージ(資料:国土交通省) EARTHBRAINは、コマツ、NTTドコモ、ソニーセミコンダクタソリューションズ、野村総合研究所の4社が出資して2021年に設立されました。コマツ系のEARTHBRAINが開発したこのアプリは、国土交通省のi-Constructionの出来形管理基準への対応や、令和4年度の小規模土工加点対象を打ち出していることもあり、スマホによる3D計測の普及を後押しするものと言えそうです。
2022/04/06 12:09 株式会社イエイリ・ラボ
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コマツ <オフロード法2014年基準適合> ブルドーザー「D27A/P/PL-10」を新発売
2022 年 4 月 1 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、最新技術を随所に織り込み、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」(※1)2014 年基準に適合したブルドーザー「D27A/P/PL-10」を本年 4 月より発売しました。 【写真は新発売の「D27A-10」】 当該機は、コマツが独自にサイズ展開をしている小型のブルドーザーです。国内一般土木向けに定評がありながら、廃番機種となっていた同サイズの従来機「D21-8E0」をお客さまの強いご要望を受け、排ガス規制対応のほか、作業性・安全性・整備性を大幅に向上させ、新たに開発したモデルチェンジ機種です。 小型機でありながら、十分に力強い作業が行える車格に最適化され、エンジン出力と車速を大幅にアップし、時間当たりの作業量は従来機(※2)に比べ24%向上しました。また、新たに搭載されたネガティブブレーキやエンジン始動セーフティ機能などにより、安全なオペレーターの作業をサポートします。そのほか、整備面においても大容量プレフィルタの採用で、燃料系のトラブルを未然に防止することで日々の点検・保守作業の負担を軽減します。また、当該機は作業現場に合わせて 3 つの仕様(乾地、湿地、超湿地)を揃えています。環境に合った最適な機種でお客さまの生産性向上に貢献します。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場 の実現を目指していきます。※1. 通称、オフロード法という。 ※2.D21-8E0【主な商品の特徴】 1.環境性・特定特殊自動車排出ガス 2014 年規制対応エンジン搭載 排出ガス後処理システムをはじめとしたさまざまな環境対応技術を採用して、排出ガス 2014 年基準をクリアしました。環境負荷の低減と経済性の両立を実現しています。2.安全性・ネガティブブレーキ機能の搭載 ブレーキ油圧開放シリンダー搭載により、キーオフ時に自動的にブレーキがかかるシステムとしました。・自動パーキングブレーキ・パーキングブレーキランプの搭載 走行レバーがロック位置になると、自動でパーキングブレーキが作動します。作動状況はランプで確認できます。 ・エンジン始動セーフティ機能 パーキングブレーキが作動していない場合はエンジン始動ができない仕様です。不意な機械の作動を防止することで作業現場の安全性を一層サポートします。・LED ライト搭載 省エネで長寿命の LED ライトを前方 2 個/ 後方 1 個(キャブ仕様は前方 4 個/ 後方 2 個)標準装備しています。視認性に優れ、夜間の作業が安全・快適に行えます。3.整備性 ・大容量燃料プレフィルタの採用 燃料プレフィルタを搭載し、燃料系のトラブルを未然に防止します。・エンジンルーム始業前点検容易化 右サイドに大型点検カバーを設置し、エンジンオイルの検油・補給などエンジン回りの始業点検が、片側だけで容易に行えます。・マシンコントロール機器の装着容易化 後付けのマシンコントロール機器が従来と比べ簡単に取り付け可能です。作業機の油圧回路に接続ポートを追加するなど油圧配管のレイアウト変更をしたことや、ブレード上にアンテナポールの取付座が標準装備として織込まれており、取り付けの際の複雑な改造が不要になりました。また、オプションとしてトプコン社製のマシンコントロール装着キットも設定しています。 【発売月】 2022 年 4 月【公表価格】 D27A-10︓9,400 千円、D27P-10︓9,800 千円、D27PL-10︓10,500 千円 *工場裸渡し消費税抜き【販売目標】 D27A/P/PL-10︓計 150 台/年
2022/04/01 15:17 株式会社小松製作所
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リコールの届出について(コマツ WA100-8 他)
令和4年3月30日 株式会社小松製作所から、令和4年3月30日国土交通大臣に対して、下記のとおりリコールの届出がありましたので、お知らせします。 添付資料リコール届出一覧表(PDF形式:211KB)改善箇所説明図(PDF形式:410KB)出典:国土交通省 (https://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_004405.html)
2022/03/30 18:24 KENKEY
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コマツ初、着脱式可搬バッテリーを活用した電動マイクロショベル「PC01E-1」 国内市場に導入開始
-コマツと Honda 共同開発- 2022 年 03 月 29 日 コマツ(社長︓小川啓之)は、本田技研工業株式会社(代表執行役社長︓三部敏宏、以下、Honda) と共同開発した電動マイクロショベル「PC01E-1」について、本年 3 月より国内市場へレンタル機として導入を開始いたします。 左︓国内市場に導入した電動マイクロショベル「PC01E-1」 右︓Honda Mobile Power Pack e: 当該機は、コマツの建設機械の中でも管工事や造園、農畜産など人や樹木・花卉と密接した作業現場で利用されることの多いマイクロショベル「PC01」に、動力源として Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー※ 以下、着脱式可搬バッテリー)や電動パワーユニット(eGX)を搭載することで電動化を実現しました。電動化により、騒音・排熱を大幅に低減できるほか、“排気ガスゼロ”のため環境に優しく、屋内外問わずどのような作業環境でも快適に作業可能です。バッテリーは交換式のため、電池残量が少なくなった際もバッテリーを交換することで、充電を待たずに作業を継続できます。また、低回転でも力を発揮できる電動モーターの採用により、低回転数では現行機以上の掘削性を発揮します。整備面においても、エンジンを搭載していないので、エンジン回りで必要とされていたメンテナンス作業や燃料補給も不要になり、日常の点検・保守作業が大幅に軽減されます。 実証実験の試験稼働にご協力いただいたお客さまからは、バッテリー交換の手軽さや、家庭用 100V 電源で充電できる利便性、エンジン駆動式のように補給用燃料の準備や給油が不要といった実用面でのメリットを評価いただいたほか、「現行機よりも力強く感じる」と作業性能でも高く評価いただいています。今回の市場導入により、まず多くのお客さまに電動マイクロショベルをレンタル機として使用いただくことで、作業性能をはじめ安全性や環境性、利便性を実感いただき、更なる普及を図ります。 コマツは今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じた ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。※︓Honda Mobile Power Pack e:は、Honda が開発した着脱式可搬バッテリーです。【主な商品の特徴】・環境にやさしくパワフルな電動モーターを採用 バッテリー駆動のため、排出ガスとエンジン音がありません。さらに、低回転でも力を発揮できる電動モーターの採用により、回転数に関わらず安定した力強い作業が可能となり、低回転数では現行機以上のパワーを発揮します。・着脱式可搬バッテリー Honda Mobile Power Pack e: を採用 バッテリーは交換式でどなたでも簡単に交換・充電が可能です。作業中に電池残量が少なくなった際もバッテリーを交換することで充電時間を待たずに作業を継続できます。また、充電も専用充電器を家庭用 100V 電源に接続する仕様のため、電源がある場所であればどこでも手軽に充電が可能です。・コントロールパネルを刷新 新たに当該機専用のシンプルでスタイリッシュなコントロールパネルを採用しました。モニター中央にバッテリー残量を大きく表示します。・らくらくメンテナンス エンジンを搭載していないので、エンジン回りで必要とされる燃料フィルター清掃をはじめとしたメンテナンス作業や燃料補給も一切不要です。また作業機には現行機同様に無給脂ブッシュを採用しているため、グリスでのメンテナンスが不要となり、日常の点検・保守作業が大幅に軽減されます。・コンパクトな車体を継承 バッテリーボックスは機械後部に搭載しているため、現行機の車幅 580mm のコンパクトボディーを継承しています。重量は軽トラックの最大積載量(350kg)を下回る 340kg に抑えました。
2022/03/29 16:15 株式会社小松製作所
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コマツが Anglo American 社と Minas-Rio 鉄鉱山(ブラジル南東部) における大型 ICT ブルドーザーの遠隔操作トライアルを提携
-自動化・自律化、遠隔操作化の実現を加速- 2022 年 3 月 28 日 コマツ(社長:小川啓之)は、100%子会社であるコマツブラジルインターナショナル(有)を通じて、英資源大手 Anglo American 社と、鉱山向け大型ブルドーザー「D375Ai-8 遠隔操作仕様車」のトライアルを 2022 年に実施する覚書を締結しました。両社は今後、Anglo American 社が保有するブラジル南東部の Minas-Rio 鉄鉱山での本トライアルを通じて、鉱山現場の課題である安全性と生産性の両立に向けた新たなソリューションの確立を目指していきます。 ブラジルの Minas-Rio 鉄鉱山で稼働する有人のブルドーザーD375A 近年、鉱山現場においては、大型ブルドーザーの熟練オペレーター不足や人材確保が困難等の課題があります。コマツは 2017 年より建設・鉱山機械の遠隔制御システムの開発を目的とした実証実験を開始、2018 年には試験用の第 5 世代移動通信方式を用いた通信サービス(5G サービス)を利用した大型ブルドーザーの遠隔操作のデモンストレーションを実現しました。この鉱山向け大型ブルドーザーの遠隔操作技術は、車体と作業機周辺に設置された複数の高画質カメラと低遅延映像伝送技術を通じて、遠隔操作用コンソールのディスプレイにて、車体の前後左右、作業機を視認でき、搭乗運転と同様の映像を映し出すことを可能としています。 また、通常、ブルドーザーの操作には掘削および整地工程において細やかなブレード操作が必要となりますが、遠隔操作では応答遅延が発生することが課題です。コマツは、独自のブレード自動制御技術と、100%子会社であるモジュラーマイニングシステムズ(株)のマシンガイダンスシステム「ProVision」を組み合わせることにより、この課題に対応しました。マルチモニターの車両情報およびマシンガイダンスモニター(ICT施工専用モニター)にて ICT 施工の状況を確認しながら、車両から数キロ~数十キロ離れたコンソールにいながらも実際の車体搭乗運転に限りなく近いブレード操作精度と生産性を実現しています。 今回新規開発した遠隔操作用コンソール この度のお客さまの現場でのトライアルを通じて、2022 年度中の量産を目指して鉱山向け大型ブルドーザーの遠隔操作化の技術の確立を進めてまいります。更に、現在開発を進めている鉱山向け大型ブルドーザーの自動運転化についても、鉱山における剥土工程をターゲットに、2022年度中にお客さまの現場での実証実験を目指しており、鉱山機械の自動化・遠隔操作化の実用に向けて着実に取り組みを推進しています。 コマツは、これからも、お客さまと共に安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。
2022/03/28 16:27 株式会社小松製作所
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コマツ -顧客満足度向上とオペレーションの最適化を実現- オーストラリア・パーツセンターを新設
2022 年 03 月 25 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび、コマツオーストラリア株式会社(本社:オーストラリア ニューサウス ウェールズ州、社長:Sean Taylor)においてパーツセンターを新設いたしました。 新パーツセンターは、約 38,000 平方メートルの面積に約 43 億円(4,800 万豪ドル)を投資し、従来クイー ンズランド州ブリスベンに点在していた部品倉庫を一ヶ所に集約しました。建設にあたっては、タワー型ピッキングシステム、デジタル式部品集約システムなどの最新技術を導入することにより、物流オペレーションを最適化し効率を向上するとともに、太陽光パネルの設置や部品包装量の削減などにより環境負荷の低減を図っています。 また、新パーツセンターには営業支店を併設しており、物流オペレーションの最適化に加えて、オーダーから引き渡しまでのリードタイムを大幅に短縮することで、顧客満足度の向上を実現しています。 さらに、敷地内には、最新の ICT 建設機械などの実機に加え、電動化・自動化やスマートコンストラクション などの最新技術、コマツの歴史などを展示するイノベーションハブを新設しました。 コマツは、今後も「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、ダントツバリュー(顧客価値創造を通じて ESG 課題の解決と収益向上)により、安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場の実現を目指していきます。 【写真 上:新パーツセンター全景、 左下:新パーツセンター内観、 右下:イノベーションハブ】 【コマツオーストラリアの会社概要】 CEO: Sean Taylor 本社所在地:50-60 Fairfield Street, Fairfield East NSW【コマツオーストラリア新パーツセンターの概要】 所在地:535 Progress Road, Wacol, QLD 敷地面積:約38,000m2 建屋面積:約17,500m2 投資金額:約43億円(4,800万豪ドル)
2022/03/28 12:41 株式会社小松製作所
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コマツ「健康経営優良法人 2022『大規模法人部門(ホワイト 500)』」を初認定
2022 年 03 月 09 日 コマツ(社長:小川啓之)は、このたび経済産業省が制度設計を行い日本健康会議が認定する健康経営優良法人認定制度「健康経営優良法人 2022『大規模法人部門(ホワイト 500)』」に初めて認定されました。 健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。本制度では、大規模の企業等を対象とした「大規模法人部門」と、中小規模の企業等を対象とした「中小規模法人部門」の 2 つの部門より、それぞれ「健康経営優良法人」を認定しており、「大規模法人部門」のうち上位 500 法人は「ホワイト 500」として認定されます。 コマツは 2014 年度から社員のヘルスリテラシーの向上を一つの目的として全社共通の健康管理施策を行っています。健康管理を経営的視点から考え、社員の健康保持・増進に戦略的に取り組む健康経営を実践する企業の一つとして、本年の「健康経営優良法人 2022『大規模法人部門(ホワイト 500)』」に認定されたものです。 今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、成長戦略による収益向上と ESG 課題解決の好循環で持続的成長を図り、次の 100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指してまいります。 [参考] ・健康経営優良法人認定制度について (URL) https://www.meti.go.jp/press/2021/03/20220309002/20220309002.html
2022/03/09 18:12 株式会社小松製作所
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コマツ 国内市場向け建設機械およびフォークリフトの販売価格改定のお知らせ
2021 年 12 月 22 日 コマツ(社長:小川啓之)は、2022 年 1 月 1 日より、国内市場向けの建設機械およびフォークリフトの全製品を対象に、販売価格を平均10%改定(値上げ)いたします。 当社は、昨今の世界的な半導体やコンテナ不足の影響をグローバルクロスソーシングの活用などにより吸収してまいりました。また、世界的な鋼材不足による鋼材価格高騰や物流費の上昇などの影響があるなか、コスト低減活動や中期経営計画の成長戦略を着実に実施するなど、最大限の努力を重ねてまいりました。しかしながら、継続的な鋼材価格および物流費の上昇の影響は、すでに企業努力のみで吸収可能な範囲を超えており、やむを得ずこの度販売価格の改定を実施することといたしました。国内市場向け販売価格の改定内容は以下のとおりです。記1.価格改定対象機種:国内市場向け建設機械およびフォークリフト全機種 2.価格改定内容 :平均 10%値上げ 3.価格改定実施日 :2022 年 1 月 1 日以降の受注分より
2021/12/22 15:38 株式会社小松製作所
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