「日野自動車株式会社」のニュース一覧 (63件中1~20件を表示)

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日野自動車 <取組み紹介> 変革の取組みを伝え・明日へつなげる「HINOウェイ事例共有イベント」を開催
7月11日に、「HINOウェイ」に基づいた風土改革の取り組みを共有・表彰する社内イベント『HINOウェイレストラン お気に入りのレシピを見つけてね』を開催しました。2022年6月に新たな企業理念となる「HINOウェイ」を公表し、社内では3つの価値観である"誠実、貢献、共感"をもとに変革の取り組みを行ってきました。取り組みが徐々に各部や各拠点へ広がるにつれ、「具体的な実践の一歩は何から始めれば良いのだろう」という戸惑いや、「他部署や機能ではどのような実践をしているのだろう」という関心の声が集まりました。今回は、事例を見て回りながら来場者と対話することで、①変革に向けた行動を起こすきっかけづくり、②チームや個人同士がつながる機会の創出、③変革へのモチベーション向上を目的とした本イベントをご紹介します。1. まるでレストラン?!全社から集まった事例たち 本イベントは、さまざまな事例を1つの料理に例え、食べる(展示を見る、体験する)、気に入った味(内容)を見つけてレシピ(活動)を学ぶ、持ち帰って(自部署に戻り)再現やアレンジする、をテーマに『HINOウェイレストラン お気に入りのレシピを見つけてね』と名付けられました。実践事例は、自他推薦による公募の結果、63件にのぼりました。内容は、部署・機能の枠を超えた職場風土・環境の改善に向けたなど、HINOウェイに基づいた自律的な取り組みについて、多岐にわたる事例が集まりました。2. 会社を良くしたい・活動を広げたい!熱意と共感に包まれた会場 当日の来場者は600名を越えました。 「自部署にもつながる事例を見たい」、 「取り組みを実践している方と直接話したい」 という来場者と、「事例の共有が誰かのヒントになったら嬉しい」、 「活動を知ってもらい、仲間を増やしたい」 という説明者の想いが重なり、中には「取り組みを自部署に持ち帰る」、「一緒に活動をやってみよう」と新たな共感が生まれるなど、対話で常に賑わう場となりました。<会場アンケートに寄せられた声>・自業務をしながら、グループメンバーや会社のために行動する方の意見を聞くことができ勉強になった。・大変素晴らしい企画、皆さんのがんばりを確認できた。私もがんばらねば!・会場の熱気に圧倒された。皆さんの熱を肌で感じられて良かった。初めは冷めた目で見ていたが、日野を良くしようとする活動を見て、自分も何か貢献したいと思えた。・各ブースの説明員の方々、皆さん前向きで日野の着実な変革を感じる。また、関連会社からも参加者がたくさん来られたので、この輪がさらに広がることを期待している。
2025/08/04 15:34 日野自動車株式会社
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日野自動車 大成ロテックと日野自動車、無人自動運転荷重車両を実用化し、「舗装のテストコース」において耐久実験を本格的に開始
-国内民間企業初となる次世代舗装実験施設を開所し、国内初(※1)無人自動運転荷重車両の24時間運行を開始- 大成ロテック株式会社日野自動車株式会社 大成ロテック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加賀田健司)と日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:小木曽聡)は、無人自動運転荷重車両(レベル4相当※2)を実用化し、大成ロテックが新たに開所した国内民間企業初となる次世代舗装実験施設「舗装のテストコース」において、舗装耐久実験※3を開始します。 両社はこれまで大成ロテックの舗装のテストコース(福島県田村市)において、無人自動運転荷重車両の実用化に向けた運行テストを重ねてきました。このテストにおいて車両の安全性・有用性を確認できたため、本日から開始する舗装耐久実験において、国内初、24時間無人で運行する自動運転荷重車両5台を実用化します。これにより、短期間での舗装の耐久性評価が可能になるとともに、省人化による生産性向上にも寄与します。■次世代舗装実験施設 本施設は、舗装の耐久性を短期間で評価することができる国内民間企業初の施設です。1周909mの舗装のテストコースを5台の自動運転荷重車両を昼夜問わず走行させ、耐久性の評価に要する時間を大幅に短縮することができます。また、新たな舗装用材料や構造の耐久性を評価するほか、理論設計方法の検証や舗装材料の力学試験結果などから舗装の耐久性を予測する手法の確立に向けた実証実験などを行います。道路舗装の耐久性向上により、舗装の建設から維持管理までのライフサイクルでのCO2排出量削減が期待されています。 舗装のテストコース トラックヤード 給油施設 ■自動運転荷重車両 今回使用する自動運転荷重車両は、ベース車両である大型トラック「日野プロフィア」に自動運転技術を搭載し、5台の車両が舗装のテストコースを40km/hで走行します。自動運転荷重車両の走行位置や経路はLiDAR※4、GNSS※5データ、カメラで把握し、運行管制システムによって安全な車間距離を保つとともに、人および障害物を検知すると停止します。また、自動運転荷重車両は、トラックヤードからの入退場(舗装のテストコースからトラックヤード内部まで)も自動運転で移動でき、こうした機能によって一連の走行の無人化を実現しています。 ■各社コメント・大成ロテック 代表取締役社長 加賀田健司 コメント大成ロテックは、舗装分野のさまざまな課題を解決することを目指して、日野自動車様と連携して5台の無人自動運転荷重車両による舗装の耐久性試験を本格的に開始するに至りました。今後は、当該施設での検証を経て次世代の舗装技術を普及させ、人々のためにより良い環境を創造してまいります。・日野自動車 日本事業COO 佐藤直樹 コメントこれまで走行試験を重ね、パートナー各社の協力のもと、ようやく無人自動運転荷重車の実用化に至りました。本取り組みは、自動運転技術を活用した日野として初めての事業となります。大成ロテック様の社会インフラ構築に貢献していくとともに、日野はさらなる人流・物流の課題解決に取り組んでまいります。■舗装のテストコースでの「無人自動運転荷重車両」紹介動画 日野自動車は、自動運転技術を活用し、今後も物流の2024年問題および労働力不足に伴う社会インフラの機能維持といった社会課題の解決に取り組むことで、持続可能な社会へ貢献してまいります。※1自動運転レベル4相当の無人トラックによって24時間運行を実用化することが国内初※2 限定領域内の無人走行を想定した自動運転※3 舗装は交通荷重(自動車の輪荷重)を繰り返し受けることにより疲労破壊を生じ、舗装にひび割れが発生します。高速道路や国道、県道、市町村道などの道路に新たな技術を適用し、普及させるためには疲労破壊に至るまでの輪数を確認する必要があります。本施設では、実際に舗装上に大型車を走行させて、舗装にひび割れが発生し疲労破壊に至るまでに通過する輪数(疲労破壊輪数)を実験的に確認します。※4 Light Detection And Ranging、周辺環境の立体的な様子を捉える技術や機器※5 Global Navigation Satellite System、GPSなどの全地球衛星測位システム
2025/07/18 11:18 日野自動車株式会社
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日野自動車、小型トラック「日野デュトロ」の積載量2tクラスを一部改良して新発売
―4WD車と高馬力車にAT車型を新設― 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:小木曽聡、以下 日野)は、小型トラック「日野デュトロ」の積載量2tクラスを一部改良し、本日、発売しました。 今回の改良では、ドライバーのアクセルの踏み間違いによる衝突事故を防止すべく後退誤発進抑制機能※1を平ボデー完成車に標準搭載したほか、出会い頭警報※1(FCTA)を全車に標準装備しました。PCS※1※2(プリクラッシュセーフティシステム)や電動パーキングブレーキの機能も向上し、安全運転を支援します。 また、AT(オートマチックトランスミッション)のシフト制御を最適化し、よりなめらかな変速と状況に応じた駆動力を実現しました。さらに、シーケンシャルシフトの採用によりドライバビリティを向上しました。 4WD車と高馬力車にもAT車型を新設し、今秋発売予定です。イージードライブの実現によりドライバー負担を軽減します。 なお、車両外部からのサイバー攻撃による事故の防止と危険・無効なソフトウェアのアップデートの防止を図る法規に適合しています。 日野は、安全性向上とドライバー不足への対応を通じて、人流・物流の社会課題の解決を目指し持続可能な社会実現に貢献します。※1:道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態などによっては、作動しない場合があります。※2:PCSはトヨタ自動車(株)の商標です。 ■後退誤発進抑制機能の作動イメージ車両の前方・後方にソナーセンサーを装備し、コンビニなどの壁面ガラスを検知できます。時速10km以下の速度で障害物を検知すると、ディスプレイ表示と警報音でドライバーへ注意を喚起するほか、ブレーキも作動し、アクセルの踏み間違えによる衝突回避を支援します。 ■シーケンシャルシフト6速AT車に搭載しました。マニュアル感覚のギア選択ができます。 ■車両イメージ ■東京地区希望小売価格(代表車型)
2025/07/14 15:03 日野自動車株式会社
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日野自動車、ダカール・ラリー2026に参戦
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、2026年1月3日~17日、サウジアラビアを舞台として開催されるダカール・ラリー2026に「日野チームスガワラ」(代表:菅原照仁氏、総監督:小木曽聡)として参戦します。 全国販売会社のメカニック選考会で選抜された、西東北日野自動車の田澤正和(たざわ まさかず)さん、南関東日野自動車の今川博貴(いまがわ ひろき)さん、広島日野自動車の菊池拓実(きくち たくみ)さんの3名がチームに帯同します。メカニックとしてお客様の稼働を徹底サポートするために磨いた技術を生かして、物資や設備が限られている中、14日間かけて約8000kmもの悪路を走り抜ける過酷なレースでゴールまで車両が停まることなく進み続けられるようサポートを行います。 2026年大会では、2025年大会の車両(HINO600シリーズ)をベースに、悪路走破性向上によりレース中の平均車速を上げ上位入賞することを目指しています。前回大会で得た解析データと乗員からのフィードバックをもとに、チームメンバーで議論を重ね、サスペンションの改良や前回大会でトラブルに見舞われたトランスファー※の破損対策などを施し、更に戦闘力を上げた車両を開発します。 日野は「世界一過酷なラリー」と言われる場で、全国から選び抜かれたメカニックと、改良を重ね熟成させた車両により最高の総合品質(トータルサポート品質×商品品質)を実現しゴールを目指します。そして、ラリーにかかわるすべての仲間のさらなる成長・活躍を目指し、35回目のダカール・ラリーに挑戦します。※トランスファー:四輪駆動車において、エンジンからトランスミッションを経由して伝わる駆動力を前後輪へ配分する装置 ■チーム代表、ドライバー 菅原照仁25年大会では上位勢と互角に争える感触を得られた一方で、リタイヤに直結する深刻なトラブルにも見舞われました。そのピンチをチーム一丸となって乗り越えたことで、チーム力はより一層高まっています。26年大会に向けてはトラブルに対する改良に留まらず、攻めのマシン作りで更なる高みを目指します。日野自動車として35回目のダカール・ラリーに是非ご期待下さい。■メカニック 西東北日野自動車 田澤正和西東北日野自動車の代表として参戦できることに感謝しています。社員全員の想いと、選考会で共に切磋琢磨した仲間の想いも背負って全力でサポートして参ります。今回大会で35回連続完走し、前回参戦した販売会社メカニックから引き継いだバトンを必ず次に渡します。■メカニック 南関東日野自動車 今川博貴夢であった日野チームスガワラのメカニックとしてラリーに参戦できることをとても嬉しく思います。「世界一過酷」と呼ばれているレースですが、今まで学んだことを生かしたうえで新しいことを学び、どんな困難もチーム全員で乗り越え上位入賞できるように全力を尽くします。■メカニック 広島日野自動車 菊池拓実以前より目標にしていたダカール・ラリーの舞台にメカニックとして挑める事を誇りに思います。仲間に信頼されるよう、謙虚な気持ちで戦って参ります。過酷な環境ではありますが、どんなトラブルが起きても的確な判断と正確な整備でチームを全力で支えます。 西東北日野自動車 田澤正和さん 南関東日野自動車 今川博貴さん 広島日野自動車 菊池拓実さん
2025/06/30 15:28 日野自動車株式会社
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日野自動車と日野コンピューターシステム、「自治体・公共Week 2025」に出展
日野自動車と日野のITソリューションカンパニーである日野コンピューターシステムは、7月2日(水)~7月4日(金)、東京ビッグサイト(南1~4ホール)で行われる「自治体・公共Week 2025」に共同出展します。 自治体・公共Weekは、自治体・公共の課題解決に役立つソリューションを展示し、「住みやすい街づくり」「活性化」「業務効率化」を目指す展示会です。 日野自動車と日野コンピューターシステムの展示では、持続的な交通サービスとカーボンニュートラルの実現に向け、自家用有償トータルサポート、GOMIRUTO(ごみると)、トラック・バスから取得したコネクティッドデータを活用した取り組みを紹介します。■主な出展内容1. 自家用有償トータルサポート深刻化する公共交通の担い手不足に向けた日野のソリューションです。中山間地域を中心に広がりつつある自家用有償旅客運送(公共ライドシェア)の導入~運行管理を一括で支援し、地域の移動手段の確保に貢献します。2.ごみ収集業界向けソリューション「GOMIRUTO」ごみ収集に関わるさまざまな情報をリアルタイムに記録・伝達することで、業務の効率化と品質向上を実現する日野のソリューションです。住民サービスの向上や収集現場の人手不足対策に取り組む自治体への支援を通じて、地域のごみ収集を支え、持続可能な循環型社会の実現に貢献します。3.日野コネクティッドデータサービス日野のコネクティッドサービス「HINO-CONNECT」を活用した、水素ステーションの需要予測やCO2排出量を可視化する日野コンピューターシステムのサービスです。車両の水素化や輸送の脱炭素化支援を通し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。 ブースイメージ 持続可能な社会の実現に向けた日野と日野コンピューターシステムの取り組みを、ぜひ会場でご覧ください。
2025/06/24 15:01 日野自動車株式会社
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日野自動車、NEXT Logistics Japanの事業再編を検討開始
物流課題解決に向け、持続可能な体制で取り組みを推進 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、これまで子会社であるNEXT Logistics Japan株式会社(本社:東京都新宿区、社長:三好克浩、以下NLJ)を通して実施してきた物流の社会課題解決に向けた取り組みをより持続可能なものとするため、NLJのパートナーとともに事業再編の検討を開始いたしました。 NLJはドライバー不足など物流の社会課題解決を目指し、2018年に設立し、多くのパートナー企業とともに、ダブル連結トラックの実運行、配車・積み付けの効率化システムなど、各種課題に取り組んでまいりました。 この度、これらの取り組みをサステナブルな有償サービスとすべく、事業再編の検討を開始いたしました。今後は、日野およびパートナー企業が各々得意とする分野で各活動を主体的に牽引し、引き続き物流課題解決へ貢献してまいります。【活動テーマの具体例】混載運行の商業フェーズへの移行ダブル連結トラックの運行サポート「通行許可・緩和申請・ドライバー教育等」同トラックの開発・生産・メンテナンス積み付けや運行計画策定の省力化システム「NeLOSS」の普及幹線運行の自動化に向けた実証
2025/06/20 15:07 日野自動車株式会社
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日野自動車 商用EV「日野デュトロ Z EV」導入から稼働まで 全台EV化推進「グリーンコープ」を支える「CUBE-LINX」
日野自動車が2022年6月に発売した小型BEV※トラック「日野デュトロ Z EV」は、物流現場における使い勝手とカーボンフリーを高次元で両立します。商用EV(電動商用車)の事業利用に必要な充電設備の導入や、電力料金を抑えながら複数台を充電するためのエネルギーマネジメントは日野自動車のグループ会社であるCUBE-LINXがサポートしています。※ Battery Electric Vehicleグリーンコープ共同体様は安心・安全な商品の供給事業、環境・子育てなどの支援活動に取り組み、2027年までに配送トラックを全てEV(電気自動車)に切り替える計画を推進しています。日野デュトロ Z EVを212台(2025年3月末時点)導入し、2025年1月には、EVの稼働に最適な建屋を福岡県「宗像支部」に設けました。グリーンコープ共同体のみなさまに、CUBE-LINXのサービス利用検討から活用までの道のりをお話しいただきました。 グリーンコープ共同体 経営管理本部本部長 棚町伸良さんEV導入や設備導入の計画を担当 グリーンコープ生活協同組合ふくおか宗像支部 支部長 福島淳二さん配送管理を担当 同宗像支部 マネジャー 染矢比呂子さんドライバーマネジメントを担当 同宗像支部 ドライバー 河野貴則さん配送を担当
2025/06/12 15:25 日野自動車株式会社
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日野自動車羽村工場のトヨタ自動車への移管について
日野自動車株式会社(以下、日野)は本日、商用車領域の競争力強化に向けて、羽村工場のトヨタへの移管についてトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)と合意いたしました。今回の移管は、日野と三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそう)の経営統合を契機に、商用車の未来をつくり、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて、トヨタと日野で最適な役割分担を進めるものです。 羽村工場は1963年の生産開始以来、両ブランドの小型トラックおよびトヨタのハイラックスやランドクルーザー250などの生産を担い、世界中のお客様のニーズにお応えしてまいりました。60年以上の歴史を通じて積み重ねたモノづくりの知見を活かし、今後はトヨタグループにおけるフレーム構造車両の中核工場の1つとして、「もっといいクルマづくり」に貢献し、お客様や地域の皆さまのご期待に応えてまいります。 具体的な移管の概要は以下の通りです。・日野自動車の100%子会社として新会社を設立し、羽村工場を新会社へ承継・日野が保有する新会社の株式を全てトヨタに譲渡(2026年4月1日予定) 移管の詳細については、今後両社で協議してまいります。 なお、日野は三菱ふそうと経営統合し、「移動を通じて、豊かな社会に貢献したい」という共通の想いのもと、商用車メーカーの競争力強化に取り組んでまいります。
2025/06/10 18:30 日野自動車株式会社
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島根日野自動車、鳥取支店をリニューアル
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)の販売会社である島根日野自動車株式会社(本社:島根県松江市東出雲町、社長:黒川正紀)は、鳥取支店を2025年6月2日にリニューアルオープンしました。 このたびのリニューアルでは、整備能力を向上し地域のお客様に一層貢献するとともに、従業員がより働きやすい環境を整えました。 工場では、レーンサイズ拡大のほか、LED照明内蔵のリフトを導入し作業効率を高めます。さらに、完成検査レーンでは車検ネットワークシステム、検査車両撮影システムを導入し、検査業務のデジタル化により、効率の良いサービスを実現します。安全対策としては、高所作業時の安全をサポートするエスコートレールに加え、全レーンに見守りカメラを設置しました。暑熱対策のため冷気空調設備も導入し、働きやすい作業環境を実現しました。 また、お客様待合室では仕切りパネルやUSB充電環境を設け、より快適な空間を提供します。お客様車両の出入口は入口専用と出口専用に分け、敷地内を一方通行化することで構内事故を防止します。なお、出口専用門には出合い頭衝突注意喚起システムを設置しました。 日野は、販売会社の拠点におけるリニューアルやリロケーションなどを通じ、お客様の利便性向上に努めてまいります。 ■島根日野自動車株式会社 鳥取支店の概要
2025/06/02 15:59 日野自動車株式会社
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日野自動車 中型エンジン「A05C(HC-SCR)」搭載の中型トラック「日野レンジャー」について
当社は、エンジン認証不正問題により2022年3月29日に国土交通省より型式指定の取消処分を受けた中型エンジン「A05C(HC-SCR)」ならびに同エンジン搭載の中型トラック「日野レンジャー」一部車型の型式指定の再申請に向けて取り組んでまいりましたが、対応に想定以上の時間を要していることから、現行の「A05C(HC-SCR)」搭載車の再申請は行わず、エンジンを「A05C(尿素SCR)」の1機種に統合した2026年モデルで対応します。2026年モデルは現在開発中であり詳細はあらためて発表しますが、お客様のニーズにお応えできる商品バリエーションをラインアップする計画です。長らくお待ちいただいておりますお客様には、あらためてお詫び申し上げます。 また、同様に型式指定の取消処分を受けた大型エンジン「E13C」ならびに同エンジン搭載の大型トラック「日野プロフィア」については、現在再申請に向けて劣化耐久試験を実施しており、順調に推移しています。2025年内の再申請を目指し、出荷再開に向けて引き続き尽力してまいります。 なお、現在お使いいただいている「A05C(HC-SCR)」搭載の日野レンジャーにつきましては、今まで通りご使用いただけます。<ご参考> 中型トラック「日野レンジャー」のエンジンラインアップ 尿素SCR : 尿素水を用いた化学反応により排出ガスを浄化する後処理システムHC-SCR : 燃料から生成した炭化水素(HC)を用いた化学反応により排出ガスを浄化する後処理システム
2025/05/23 11:16 日野自動車株式会社
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日野自動車と日野コンピュータシステム、「2025NEW環境展」に出展
日野自動車と日野のITソリューションカンパニーである日野コンピュータシステムは、5月28日(水)~5月30日(金)の3日間、東京ビッグサイト(有明)東展示場および屋外会場で行われる「2025NEW環境展」に2社で共同出展します。 NEW環境展は、資源の有効利用や新エネルギー、省エネルギーの推進、CO2排出削減などに向けた環境技術・サービスを一堂に展示することで、環境保全への啓発を行い、国民生活の安定と環境関連産業の発展を目指すものです。 展示では、循環型社会とカーボンニュートラルの実現に向け、トラック・バスから取得したコネクティッドデータを活用した取り組みを紹介しています。■主な出展内容1. ごみ収集業界向けソリューション「GOMIRUTO(ごみると)」ごみ収集に関わる様々な情報をリアルタイムに記録・伝達することで、業務の効率化と品質向上を実現する日野のソリューションです。収集現場の人手不足や高齢化に悩む事業者、自治体への支援を通じて、地域のごみ収集を支え、持続可能な循環型社会の実現に貢献します。2. 日野コネクティッドデータサービス日野のコネクティッドサービス「HINO-CONNECT」を活用した、水素ステーションの需要予測やCO2排出量を可視化する日野コンピュータシステムのサービスです。車両の水素化や輸送の脱炭素化支援を通し、カーボンニュートラルの実現に貢献します。 <ブースイメージ> 持続可能な社会の実現に向けた日野と日野コンピュータシステムの取り組みを是非会場でご覧ください!
2025/05/20 15:01 日野自動車株式会社
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日野自動車 <インタビュー>現場従業員の声を反映した新ワーキングウエア 社風変革を実感
新しいワーキングウエアを着る松井さん 日野自動車は、生産関連職場の作業者などが着用するワーキングウエアを19年ぶりにリニューアルし、5月から従業員の着用を始めました。新たなワーキングウエアは着用機会が多い生産現場で働く従業員のアイデアを尊重し制作しました。現場の意見を重視するこの制作過程は、日野が推進している企業改革を象徴しています。リニューアルプロジェクトのリーダー・第1人事部の細井夏絵さんと同部(当時)の松井佑太さんが制作過程へのこだわりを語りました。1. より働きやすくするワーキングウエア新しいワーキングウエアは「人財尊重」の考えを基本とした「労働環境の改善」をコンセプトに制作されました。人と製品を傷つけない設計であることはもちろん、従業員が快適に働けるよう機能的であること、みんなが「着たい」と思える、時代性を考慮したスタイリッシュなデザインであることを目指しました。 ――――リニューアルのきっかけは。約3年前、工場の職場からの要望を人事部が受け本格的にスタートしました。みんなが着たいと思える、かつ、快適に働ける新しいワーキングウエアに変えたいという要望は以前からありました。2022年のエンジン認証不正問題の公表を機に日野が「3つの改革」を推進し労働環境の改善をより重視するようになったことが後押しし、リニューアルが決まりました。(細井)2. 現場が主体の検討プロセス――――リニューアルに向けては、さまざまな拠点・職場から選ばれた約25人がワーキンググループに参加し、約1年半をかけて企画・検討を進めてきました。制作過程において意識したことは。最もこだわったのは、生産関連職場の意見を尊重し企画することです。そのために、ワーキンググループの主なメンバーは役職者以外かつ製造現場に近い従業員を各職場の代表として選出しましたデザイン案を絞り込む検討過程では、上意下達ではなくワーキンググループのメンバーで意思決定しました。さらに、生産現場で働くメンバーが試作品を実際に着用して業務を行ったうえで意見を出し、細かい仕様を決めました。最終選考では全社からの投票でデザインを決定しました。(松井)――――検討の過程で特に印象に残った出来事は。議論の様子です。ワーキンググループには若手社員が多数おり、遠慮して発言があまりないのではと思っていましたが、実際は時間が足りないほど多くの意見が飛び交い、年次や職種の垣根なく議論できました。また、各職場の業務内容により要望に違いがあります。意見が合致しないこともありましたが、反発しあうのではなくそれぞれの意見を尊重し、全社に向けた服を作るという視点のもと全員で折衷案を考えました。このような展開は今までの日野では予想できませんでした。企業風土の変化を感じました。(松井)試着したメンバーが「品質や安全に不都合がないか」など自分の業務をイメージしながら検討していた姿も印象的でした。(細井) ワーキンググループの様子
2025/05/15 15:16 日野自動車株式会社
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日野自動車、「人とくるまのテクノロジー展 2025」に出展
―居室の新たな活用例として日野デュトロ Z EV モバイルオフィスを初公開― 日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、5月21日(水)~23日(金)、パシフィコ横浜にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」、および7月16日(水)~18日(金)、Aichi Sky Expo(愛知国際展示場)にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 NAGOYA」(主催:公益社団法人自動車技術会)に出展します。 日野ブースイメージ 日野は「豊かで住みよい世界と未来」の実現に向け、物流における効率化やカーボンニュートラル、安全性の向上といったお客様の困りごとと社会課題の解決に取り組んでいます。本イベントでは物流効率化の取り組みを中心に日野の先進技術を紹介します。1. 日野デュトロ Z EV モバイルオフィス日野デュトロ Z EVは、2022年6月に発売以来、主にラストワンマイル配送の現場で活躍しています。この車両をベースにした今回の新たな提案は、電動車ならではの荷台の低さを生かしてできたモバイルオフィスです。普通免許で運転可能なコンパクトサイズでありながら、居室をストレスなく往来できる室内高を備えています。オフィスが簡単に移動できることから、屋外イベントや災害時の現場管制室として活用するなど柔軟に運用できます。なお、災害などによる非常時には専用機器(別売)により、家庭用100V電源として外部給電が可能です。会場では実車を初めて展示します。居室空間の使い勝手の良さをご体感ください。 日野デュトロ Z EV モバイルオフィス(前) 日野デュトロ Z EV モバイルオフィス(後) 居室 <日野デュトロ Z EVとは>日野デュトロ Z EVは、使い勝手とゼロエミッションを両立する小型BEVトラックです。BEV専用シャシにより実現した超低床構造で、荷役作業性や乗降性に優れ、ドライバーの負担軽減に貢献しています。商品ページはこちら2. お客様の困りごとや社会課題の解決に向けた取り組み事例紹介お客様の困りごとや社会課題の解決に向けた日野の取り組みの全体像や、それを支えるビッグデータ活用・デジタル技術の活用について具体的な事例を紹介します。・カーボンニュートラルに向けた取り組み事例・自動運転や安全技術の取り組み事例・自家用有償トータルサポートやGOMIRUTOといったソリューションサービスの紹介・CUBE-LINXによる商用EVの導入・運行支援事業紹介・日野コンピューターシステムによるコネクティッドデータの活用について3. 【名古屋会場限定】燃料電池大型トラック 「日野プロフィア Z FCV」(走行実証中)カーボンニュートラルと水素社会の普及に貢献する日野プロフィア Z FCVは、トヨタ自動車と日野によって共同開発し、お客様に実際に使用していただく走行実証を通じて実用化に向けた取り組みを推進しています。大型トラックは幹線輸送に使用されることが多く、積載量や航続距離など実用性と環境性能の高次元での両立を目指しています。 日野プロフィア Z FCV 4. 【名古屋会場限定】小型ノンステップBEVバス「HINO N-mobi Prototype」西鉄車体技術株式会社様が日野デュトロ Z EV をベースに改造し製作した車両(試作車)です。コンパクトな車体は、地方の狭隘路や交通空白地帯への人の移動を可能にし、バス事業者・自治体の困りごと解決に貢献できます。効率よく配置した座席レイアウトや広い窓によって快適な空間を実現しています。 HINO N-mobi Prototype
2025/05/14 15:04 日野自動車株式会社
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日野自動車 周回航続距離世界記録を樹立した長距離飛行試験機「航研機」が「航空宇宙技術遺産」に認定
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)の前身である東京瓦斯電気工業株式会社(以下 東京瓦斯電気工業)が製造した長距離飛行試験機「航空研究所試作長距離機(以下 航研機)」が一般社団法人日本航空宇宙学会から「航空宇宙技術遺産」の認定を受け、日野は航研機を設計した東京大学(当時 東京帝国大学)とともに、4月4日(金)に東京大学安田講堂で認定証を授与されました。 航空宇宙技術遺産は、日本の航空宇宙技術発展史上の画期的な製品および技術に対して認定されるものです。航研機は、国内で唯一周回航続距離の世界記録を樹立した点、本機の設計、開発、製造を通して得られた経験や知見、人材教育などが戦後の民間航空機産業の礎となった点などが評価され、認定を受けました。 左から、日本航空宇宙学会56期会長 中須賀教授・東京大学先端科学技術研究センター 伊藤教授・日野自動車総務部総務室社会貢献グループ 山口執行職 航研機とは、東京帝国大学の航空研究所が長距離飛行の世界記録樹立を目標として設計した機体です。1934年に日野の前身である東京瓦斯電気工業が東京帝国大学から機体の製造を引き受け、1937年に完成させました。その後、1938年5月に陸軍木更津飛行場から飛行試験を行い、木更津→銚子→太田→平塚→木更津の周回コースを29周、飛行時間62時間22分49秒、周回航続距離11,651.011kmという飛行記録を樹立しました。飛行試験で打ち立てた周回航続距離は、国際航空連盟(FAI)から国内では唯一の世界記録として認定されています。 飛行中の航研機 日野の歴史と技術を紹介する博物館「日野オートプラザ」では、航研機の1/5スケール模型が展示されています。ぜひ、本博物館にもお越しください! 航研機1/5スケール模型
2025/04/09 15:46 日野自動車株式会社
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日野自動車 国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスお披露目式を開催 ~ラッピングバスを初披露!~
ENEOS株式会社西日本ジェイアールバス株式会社日野自動車株式会社 ENEOS株式会社(代表取締役社長 山口 敦治、以下「ENEOS」)、西日本ジェイアールバス株式会社(代表取締役社長 北野 眞、以下「西日本JRバス」)、日野自動車株式会社(代表取締役社長 小木曽 聡、以下「日野自動車」)は、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)開催期間中※1に、国内初となる※2合成燃料※3・4を使用した駅シャトルバス(以下、「万博シャトルバス」)を運行※4いたします。運行に先立ち、3月27日(木)11時より、乗り場となる「うめきたグリーンプレイスバス駐車場」において万博シャトルバスのお披露目式を開催しましたので、お知らせいたします。 お披露目式では、ご来賓の皆さまに独自のラッピングを施したシャトルバスにご乗車いただき、合成燃料での走行を体感いただきました。大阪・関西万博期間中には、万博シャトルバスが大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)と大阪・関西万博会場間を走行します。ぜひ多くの皆さまに合成燃料を使用した万博シャトルバスにご乗車いただき、一足早く未来の燃料が導くカーボンニュートラル社会をご体験ください。 ENEOS、西日本JRバス、日野自動車の3社は、万博シャトルバスの運行を実現することで、大阪・関西万博が掲げる「EXPO2025 グリーンビジョン」の達成に貢献してまいります。※1 2025年4月13日(日)~10月13日(月)※2 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初※3 原料に再生可能エネルギー由来の水素とCO2を使用することから、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO2排出量を抑えることのできるクリーンな燃料。※4 CO2からの合成燃料技術製造開発が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術プロジェクト」に採択。※5 2025年2月19日公表国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスが走行します!【合成燃料万博シャトルバスデザイン】 【お披露目式の様子】<テープカット> <ご来賓の皆さま>左から1人目 西日本ジェイアールバス株式会社 代表取締役社長 北野 眞同2人目 西日本旅客鉄道株式会社 代表取締役副社長兼執行役員 地域まちづくり本部長 春名 幸一 様同3人目 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 理事 飯村 亜紀子 様同4人目 経済産業省 資源エネルギー庁 資源・燃料部 燃料供給基盤整備課 課長 永井 岳彦 様同5人目 ENEOS 株式会社 代表取締役社長 山口 敦治同6人目 国土交通省 近畿運輸局 自動車交通部 部長 西野 光 様同7人目 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 持続可能性局長 永見 靖 様同8人目 日野自動車株式会社 CTO 脇村 誠同9人目 ENEOS 株式会社 執行理事 中央技術研究所長 佐藤 康司<合成燃料万博シャトルバス走行の様子>
2025/03/28 13:21 日野自動車株式会社
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苫小牧栗林運輸、日野自動車、三井E&S、港湾の社会課題解決に向け、「コンテナヤード内横持ちトレーラー運行の高度化に関する技術開発」の実証実験で作業性・有用性を確認
苫小牧栗林運輸株式会社(本社:北海道苫小牧市、代表取締役社長:栗林秀光、以下 苫小牧栗林運輸)と日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:小木曽聡、以下 日野)と株式会社三井E&S(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高橋岳之、以下 三井E&S)は、国土交通省の令和5年度港湾技術開発制度である「コンテナヤード内横持トレーラー※1運行の高度化に関する技術開発」の実証実験を1月11日~13日に苫小牧港東港区苫小牧国際コンテナターミナルで実施しました。 港湾では、物流の2024年問題を起点とする労働力不足の深刻化に加え、苫小牧港をはじめとする地方港においては作業者の高齢化も進行しており、労働環境の改善、安全性の向上、さらには次世代を担う若い働き手の確保が必要になっています。こうした課題解決に向け、苫小牧港での港湾物流を担う苫小牧栗林運輸、車両を提供する日野、コンテナターミナルマネジメントシステムを構築する三井E&Sの3社は、船から降ろしたコンテナの蔵置場所までの運搬および、蔵置場所から船積み場所までのコンテナ運搬を行う横持ちトレーラーの運行を高度化する実証実験を行いました。 現在、港ではドライバーが紙の指示書に基づき車両運行を行っていますが、実証実験では運転補助機能※2付きの横持ちトレーラーがターミナルオペレーションシステム※3(以下 TOS)からの作業指示を受けて運行します。これにより、乗員は作業負担が軽減され、走行時の安全確保に集中することができます。 このように高度化した運行を実際のオペレーションを通して実施し、以下の項目を検証することによって、開発した技術の作業性・有用性を確認しました。■検証内容・TOS、車両管制システム※4、車両のデータ連携・ガントリークレーンやRTG※5といった港湾資機材への正着連携・車外からの車両管制端末による車両前後調整やコンテナ向きの違いに対応する車両転回など実オペレーションに即した運用 TOS、車両管制システム、車両が連携した運行の流れ 港湾資機材に正着する車両 ■運転補助機能付き車両大型トラック「日野プロフィア」をベースにGNSS※6データや複数の3DLiDAR※7、白線検知カメラなどの運転補助機能を搭載しています。これらを複合的に活用することで、刻々と変化する港湾の環境においても自己位置把握や港湾機器への正着を可能にしました。 運転補助機能付き車両 苫小牧港における更なる労働環境改善に向け、今回の実証実験で洗い出された課題の改善と車両およびシステム連携技術の開発、改善を令和7年度も引き続き推進してまいります。※1 ターミナル内のコンテナ移動に使われるトレーラー※2 特定条件下においてシステムが全ての運転操作を実施する。搭乗した監視員が周辺安全監視を行うとともに、異常時にシステムからの警報に対して監視員が適切に対応する。※3 コンテナの積み降ろし作業、搬入・搬出等を一元的に管理するシステム※4 運転補助機能付き横持トレーラーの運行管理や目的地指示等の管制を行うシステム※5 コンテナヤード内でコンテナの運搬(積み/降ろし)を行うクレーン※6 Global Navigation Satellite System、GPSなどの全地球衛星測位システム※7 Light Detection And Ranging、周辺環境の立体的な様子を捉える技術や機器
2025/03/05 15:01 日野自動車株式会社
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日野自動車 国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスが走行します!
~3月27日にラッピングバスお披露目式を開催~ ENEOS株式会社(代表取締役社長 山口 敦治、以下「ENEOS」)、西日本ジェイアールバス株式会社(代表取締役社長 北野 眞、以下「西日本JRバス」)、日野自動車株式会社(代表取締役 社長 小木曽 聡、以下「日野自動車」)は、2025年日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)開催期間中※1に国内初となる※2合成燃料※3を使用した駅シャトルバス(以下、「万博シャトルバス」)を大阪駅から大阪・関西万博会場間において1日10便※4運行しますので、お知らせいたします。 ENEOSは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、「NEDO」)「グリーンイノベーション基金」のご支援※5のもと、2024年9月にENEOSの中央技術研究所内に完成した実証プラント※6で製造した合成燃料を万博シャトルバスに提供します。西日本JRバスは、大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)から大阪・関西万博会場まで直通の万博シャトルバスを運行します。日野自動車は万博シャトルバス運行に向けて、合成燃料と車両やエンジンの適合性を確認し、運行をサポートします。 運行に先立ち、万博シャトルバスのお披露目式を3月27日(木)11時より万博シャトルバス乗り場となる「うめきたグリーンプレイスバス駐車場」にて開催いたします。万博シャトルバスには、独自のラッピングを施し、ご乗車のお客様や走行中に出会う皆様に未来の燃料の魅力を発信していきます。ENEOS、西日本JRバス、日野自動車の3社は、万博シャトルバスの運行を実現することで、大阪・関西万博来場の方々に、合成燃料が普及する未来を感じていただき、大阪・関西万博が掲げる「EXPO2025グリーンビジョン」の達成に貢献してまいります。※1 2025年4月13日(日)~10月13日(月)※2 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初※3 原料に再生可能エネルギー由来の水素とCO2を使用することから、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO2排出量を抑えることのできるカーボンニュートラル燃料。※4 うめきたグリーンプレイスバス駐車場から発着する駅シャトルバス19便のうち10便での運行を予定しています。※5 CO2からの合成燃料製造技術開発が、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術開発プロジェクト」に採択。※6 ENEOSリリース 2024年9月30日公表 国内初となる原料から一貫製造可能な合成燃料製造実証プラントが完成【うめきたグリーンプレイスバス駐車場周辺(イメージ図) 「資料提供:西日本旅客鉄道株式会社」 【本件に関するお問い合わせ先】ENEOS株式会社広報部 メディアリレーショングループ 03-6257-7150 pr@eneos.com西日本ジェイアールバス株式会社広報室 06-7638-7394日野自動車株式会社渉外広報部 広報グループ 042-586-5494
2025/02/19 15:01 日野自動車株式会社
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日野自動車 大成ロテックと日野自動車、次世代道路技術の早期実装を目指した取り組みを開始
-大成ロテックが国内民間企業初となる舗装評価路を完成、日野自動車による無人自動運転車両の実用化に向けた走行試験を開始- 大成ロテック株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加賀田健司)と日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:小木曽聡)は、次世代道路技術の早期実装を目指した取り組みを開始しました。 大成ロテックは、新たな舗装技術の研究・開発から実用化・普及までの期間を大幅に短縮し、カーボンニュートラルや長寿命化など、わが国の課題解決に資する舗装技術を早期に社会実装することを目指し、福島県田村市に舗装の耐久性を評価する走路(以下、舗装評価路)を新しく建設しました。 日野は、CASE※1技術を活用したお客様起点のソリューションの実現を目指し、舗装評価路にて自動運転荷重車両(自動運転レベル4相当※2)の無人走行試験を開始しました。 両社は、舗装評価路において自動運転荷重車両の運行テストを重ね、2025年夏頃をめどに5台の自動運転荷重車両の無人運行による舗装の耐久性試験※3を実施することを目指します。5台の自動運転荷重車両による24時間連続稼働は国内で初めてで、舗装の耐久性を短期間で評価できるほか、省人化による生産性向上に寄与します。■施設について舗装評価路は、舗装の耐久性を短期間で評価できる国内民間企業初の施設です。効率的な運用を行うため、舗装評価路に近接して自動運転荷重車両の駐車と点検・整備を行う"トラックヤード" と"給油施設"を備えています。【研究施設の概要】所在地: 福島県田村市常葉町山根字宇藤1-9敷地面積: 約14.4ha 施設のレイアウト(イメージ) ■自動運転荷重車両について今回使用する自動運転荷重車両は、ベース車両である大型トラック「日野プロフィア」に自動運転技術を搭載し、舗装評価路を40km/hで走行します。自動運転荷重車両の走行位置や経路をLiDAR※4、GNSS※5データ、カメラで把握し、通信による制御により安全な車間距離を保ち、人および障害物を検知すると停止します。また自動運転荷重車両は、トラックヤードからの入退場(舗装評価路からトラックヤード内部まで)を自動運転で移動します。 自動運転荷重車両 大成ロテックは、産学官連携による共同研究なども積極的に推進し、社会的要請の高い課題の早期解決に向けた技術開発を加速させ、わが国の道路舗装技術の更なる発展に貢献してまいります。 日野自動車は、自動運転技術と運行ノウハウを習得し、社会問題となっている物流の2024年問題および労働力不足に伴う社会インフラの機能維持に資する事業の実現を目指します。 今後、両社は連携を深め、それぞれの技術と知見を活かし社会課題の解決に向けた取り組みを推進してまいります。※1 C=Connected(コネクティッド・接続性)、A=Autonomous(自動運転)、S=Shared(シェアード・共有)、E=Electric(電動化)の頭文字からとった造語。新しい領域で技術革新、自動車業界を取り巻く変革の動き(トレンド)のこと※2 限定領域内の無人走行を想定した自動運転※3 舗装は交通荷重(自動車の輪荷重)を繰り返し受けることにより疲労破壊を生じ、舗装にひび割れが発生します。高速道路や国道、県道、市町村道などの道路に新たな技術を適用し、普及させるためには疲労破壊に至るまでの輪数を確認する必要があります。本施設では、実際に舗装上に大型車を走行させて、舗装にひび割れが発生し疲労破壊に至るまでに通過する輪数(疲労破壊輪数)を実験的に確認します。※4 Light Detection And Ranging、周辺環境の立体的な様子を捉える技術や機器※5 Global Navigation Satellite System、GPSなどの全地球衛星測位システム
2025/02/06 15:01 日野自動車株式会社
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日野自動車 日野チームスガワラ ダカール・ラリー2025をトラック部門総合13位で完走 34回連続完走を達成
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:小木曽聡、以下 日野)は、2025年1月3日~17日、サウジアラビアで開催されたダカール・ラリー2025に「日野チームスガワラ(代表:菅原照仁氏、総監督:小木曽聡)」としてHINO600シリーズで参戦し、トラック部門総合13位で完走しました。日野は1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦して以来、連続34回完走を達成しました。 また、本大会の完走により、ドライバー兼代表の菅原照仁氏は、2019年に日野チームスガワラを勇退した父である菅原義正氏が持つ連続完走20回の記録に並びました。 ポディアムに登壇した日野チームスガワラ ゴールセレモニーを終えた日野チームスガワラ ダカール・ラリー2025では、走り続けるための信頼性をさらに高める改良を施し、極限までロスタイムを減らすための車両の開発を行いましたが、第8ステージから最終ステージまでトランスファの不具合に見舞われました。しかし、メカニック陣の懸命な修復作業と選手3名の見事な連携により、大きなトラブルを乗り越え完走を果たしました。 本大会では、「世界一過酷なレース」と言われる所以を身をもって痛感し、その厳しさと奥深さを改めて実感するレースとなりました。■ドライバー兼代表 菅原照仁今回の参戦にあたり、ご支援や応援をしてくださった方々に感謝申し上げます。最後のSSはそんな気持ちで走りました。色々なことがありましたが、トラブル対応では寒い中メカニックさんたちが頑張ってくれたりと、チーム全員にとって良い経験になったと思います。■ナビゲーター 染宮弘和昨晩は残り20㎞でトランスファが壊れてスタックしてしまい、タイムはオーバーしている上に、タイムコントロールも既に閉まっていました。主催者に確認のうえ、修復後は直接舗装路に出て帰還しました。今回は後半にトラブルが集中し、メカニックの皆さんが懸命に対応してくれたおかげで、何とか完走することができました。チーム全体の総合力が確実に上がっていると感じています。■ナビゲーター兼メカニック 望月裕司昨晩は大変でしたが、ビバークに戻ってからもメカニックさんたちの頑張りでギリギリ修理が間に合い、出走出来ました。自分は日野自動車の社員ですが、今回も難しい状況の中でダカールの活動を継続させてもらい、感謝しています。■開発責任者 技術統括部 ダカールチャレンジグループ 土屋拓麻今回のレースでは、車両の大きなトラブルに見舞われながらも無事完走を果たすことができました。これもひとえにチームメンバー全員の努力と情熱、そして協賛会社の皆様からのご支援と温かいご声援があってこその成果です。今後も、技術をさらに磨き上げ、QDRに優れた車づくりとチーム力の強化を図ります。引き続き、皆様のご支援とご声援をよろしくお願いいたします。 トラブルを乗り越え、完走を果たしたHINO600シリーズ 無事ゴールした選手たち(左から染宮弘和、菅原照仁、望月裕司) 人のさらなる成長・活躍の実現に向け、青森日野自動車の柏谷壮一郎(かしわや そういちろう)さん、南関東日野自動車の邵相権(しょう そうけん)さん、長野日野自動車の上原智史(うえはら ちふみ)さんの3名が国内販売会社から公募により選抜され、メカニックとしてチームに帯同しました。 これ以上成す術がないと思われたトランスファの破損においても、それぞれが高い技術力を発揮し、分解や使用できる部品の選定・交換、溶接加工などで新たなトランスファを組み上げ、完走に大きく貢献しました。 また、チームマネージャーの門馬孝之は、不測の事態においてもメンバーの力をより発揮できるようサポートを行い、チームのより良い環境づくりに尽力しました。■メカニック 青森日野自動車 柏谷壮一郎さん現場にはすぐに慣れて仕事は問題ありませんでしたが、雨の夜は寒くて大変でした。後半戦は忙しかったです。■メカニック 南関東日野自動車 邵相権さん休息日あたりから忙しくなり、これがダカール・ラリーなのだと改めて実感しました。トランスファ(のトラブル)にはじまりトランスファに終わった感じです。■メカニック 長野日野自動車 上原智史さん想像していたよりダカール・ラリーの現場は過酷でした。良かったことも悪かったことも含めて一生に一度の経験だと思います。本当はノートラブルで走り切りたかったです。■チームマネージャー 門馬孝之色々ありすぎたダカール・ラリーでしたが、みんなが元気にゴールできて本当に良かったです。もうダメかと思うような場面もありましたが、最後まで諦めずに乗り越えられたのは、チームワークのおかげだと思います。 完走を喜ぶ(左から)上原智史さん、邵相権さん、柏谷壮一郎さん 喜びを分かち合う(左から)望月裕司、門馬孝之
2025/01/20 12:11 日野自動車株式会社
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日野自動車 ダカール・ラリー2025、いよいよ開幕!
~完成した車両と、メンバーからのコメントをご紹介~ 日野自動車は、2025年1月3日~17日、サウジアラビアを舞台として開催されるダカール・ラリー2025に、「日野チームスガワラ」として参戦します。1991年に日本の商用車メーカーとして初めて同ラリーに参戦して以来完走を続け、ダカール・ラリー2024では33回連続完走を達成しました。 これまで培ってきた経験をもとに、QDR※に優れた車づくりと人のさらなる成長・活躍の実現に向け、サウジアラビアの地で34回目の「世界一過酷」と言われるラリーに挑戦します。※品質、耐久性、信頼性(Quality、Durability、Reliability) ダカール・ラリー2025では、ボンネット車両(HINO 600Series)をベースに、配管経路や部品の見直し・強化といった車両の改善を行いました。また、予防整備の徹底や人数と時間を要する整備が重ならないよう整備体制の見直しを行い、走り続けるための信頼性向上を図っています。■開発責任者 技術統括部 ダカール・チャレンジグループ 土屋拓麻(つちや たくま)日野自動車がダカール・ラリーに参戦する意義は、お客様の車の稼働を止めないトータルサポートを体現することであると考えています。今年の車両はエンジンの出力向上に加え、整備性の改善も行い乗員やメカニックの負担軽減を図ることで好結果に繋がるよう開発しています。 車両スペック表 本車両には、社員選手として望月裕司(もちづき ゆうじ)が搭乗するほか、チームマネージャーとして門馬孝之(もんま たかゆき)がチームに帯同します。■ナビゲーター兼メカニック 望月裕司ダカール・ラリー2025では、販売会社メカニックを2名から3名に増員しています。また、前回大会で発生した故障箇所の強化を行い、車両の信頼性向上を図っています。チーム体制の強化と車両の熟成は進んでおり、トラブルによる停車時間を短縮することで、好成績を残せるよう頑張ります。■チームマネージャー 門馬孝之今年は新たに3名の販社メカニックが車両制作から加わり、知識・技術の習熟、コミュニケーションとチームワークも上々です。ダカール・ラリー2025では、チームメンバーがストレスなく活躍できる環境づくりとサポートを心掛け、好成績で無事ゴールできるよう精一杯頑張ります。 ナビゲーター兼メカニック 望月裕司 チームマネージャー 門馬孝之 国内販売会社より公募から選抜された、青森日野自動車の柏谷壮一郎(かしわや そういちろう)さん、南関東日野自動車の邵相権(しょう そうけん)さん、長野日野自動車の上原智史(うえはら ちふみ)さんの3名がメカニックとしてチームに帯同します。■メカニック 青森日野自動車 柏谷壮一郎さん今年8月から車両製作に携わり、ダカール本戦が近づくにつれ気持ちが高揚しています。チーム内の雰囲気や連帯感も良く、チーム一丸となって最高のパフォーマンスができそうです。より良い成績が残せるように全身全霊で頑張ります。■メカニック 南関東日野自動車 邵相権さん過酷な環境でもチーム一丸となって車両を万全な状態に保ち、ドライバーが安心して走れるように全力で整備に取り組みます。また、ダカールで得た経験を販社に持ち帰って、さらに活躍したいと思います。■メカニック 長野日野自動車 上原智史さん車両製作から取り組んできた経験とチームワークを活かして、あらゆるトラブルに対応できると確信しています。また、これまで培ってきたメカニックとしての技術を存分に発揮し、チームの連続完走と好成績でのゴールに貢献したいと考えています。 青森日野自動車 柏谷壮一郎さん 南関東日野自動車 邵相権さん 長野日野自動車 上原智史さん 開催期間中は、チームのSNSおよび日野公式ウェブサイト ダカール・ラリーの最新ニュースにて随時情報を更新してまいります。ご声援のほど、よろしくお願いいたします。
2024/12/25 17:30 日野自動車株式会社
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