日野自動車 「持続可能燃料閣僚会議」および「水素閣僚会議」で合成燃料バスを運行しました ~関係各国の閣僚ら、合成燃料を使用したバスで移動~

2025/09/1615:22配信

ENEOS株式会社
西日本ジェイアールバス株式会社
日野自動車株式会社


 ENEOS株式会社(以下「ENEOS」)、西日本ジェイアールバス株式会社(以下「西日本JRバス」)、日野自動車株式会社(以下「日野自動車」)は、2025年9月15日に大阪府内で開催された経済産業省主催の「持続可能燃料閣僚会議※1」および「水素閣僚会議」において、関係各国・国際機関のエクスカーションに合成燃料を使用したバスを運行しましたので、お知らせいたします。本件は、日本国際博覧会(以下、「大阪・関西万博」)と連携した取組として実施しました。

 ENEOS、西日本JRバス、日野自動車の3社は大阪・関西万博開幕※2以降、国内初となる※3合成燃料※4,5を使用した駅シャトルバスの運行※6,7を通じ、多くの皆さまに未来の燃料が導くカーボンニュートラル社会を体験いただいております。

 今回初めての開催となる「持続可能燃料閣僚会議」においても、合成燃料を含む持続可能燃料の導入拡大に向けて議論を行う関係各国・国際機関の皆さまに、会議場から大阪・関西万博会場までの移動を、合成燃料を使用したバスにご乗車いただきました。

 ENEOSは、カーボンニュートラル社会の実現とトランジションに必要となるエネルギーの供給をリードするため、次世代燃料の選択肢の一つとして合成燃料の技術開発・実証研究※5を行っています。今後も、燃料・車両・運行の各社相互連携による実証を進めることで生産・利用拡大への期待に応え、将来の普及に備えてまいります。


※1 バイオ燃料、合成燃料、合成メタンなどの持続可能燃料の様々な分野における導入拡大に向けて今回初めて開催された。「持続可能な燃料とモビリティのためのイニシアティブ:ISFM(アイスファム)」推進の一環として、ブラジルと共催。
※2 2025年4月13日(日)~10月13日(月)開催
※3 水素と二酸化炭素から一貫製造した合成燃料を営業車両の運行に使用することは国内初
※4 原料に再生可能エネルギー由来の水素とCO
2を使用することから、原料製造から製品利用までの製品ライフサイクル全体において、CO2排出量を抑えることのできるクリーンな燃料
※5 CO
2からの合成燃料技術製造開発が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/CO2等を用いた燃料製造技術プロジェクト」に採択。
※6 2025年2月19日公表
国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスが走行します!
※7 2025年3月28日公表
国内初となる合成燃料を使用した万博シャトルバスお披露目式を開催


<大阪・関西万博エクスカーションに使用した合成燃料バスの外観>

<エクスカーションの様子、車中では合成燃料製造プロセスの説明動画を放映>

最終更新:2025/09/1615:34

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