鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表(2019年8月分)

2019/10/0814:35配信

2 0 1 9 年 1 0 月 7 日
経 済 産 業 省 大 臣 官 房
調査統計グループ経済解析室



■ 鉱工業出荷内訳表・鉱工業総供給表でみる鉱工業の内外需動向 ■


1.鉱工業出荷内訳表(季節調整済指数)

2019年8月の鉱工業出荷は101.1、前月比-1.4%と2か月ぶりの低下となった。
うち国内向け出荷は99.9、同-2.3%の低下、輸出向け出荷は104.8、同2.5%の上昇となった。

(1) 国内
 国内向け出荷の低下に寄与した業種は、「輸送機械工業」(船舶・同機関、乗用車等)、「鉄鋼・非鉄金属工業」(熱間圧延鋼材、非鉄金属精錬・精製品等)等、上昇に寄与した業種は、「電子部品・デバイス工業」(集積回路、電子デバイス)、「電気・情報通信機械工業」(電子計算機、空調・住宅関連機器等)であった。

(2) 輸出
 輸出向け出荷の上昇に寄与した業種は、「生産用機械工業」(半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、その他の生産用機械等)、「輸送機械工業」(乗用車、車体・自動車部品等)等、低下に寄与した業種は、「石油・石炭製品工業」(石油製品)、「化学工業(除.医薬品)」(石油化学系基礎製品、無機化学工業製品等)等であった。

(3) 財別
 財別にみると、国内向け出荷については、生産財、資本財等が低下、輸出向け出荷については、資本財、生産財等が上昇となった。



鉱工業出荷の推移


2.鉱工業総供給表(季節調整済指数)

2019年8月の鉱工業総供給は99.4、前月比-2.5%と2か月ぶりの低下となった。
うち国産は100.0、同-2.3%の低下、輸入は97.2、同-3.3%の低下となった。

(1) 総供給
 総供給の低下に寄与した業種は、「鉄鋼・非鉄金属工業」(非鉄金属精錬・精製品、熱間圧延鋼材等)、「生産用機械工業」(半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、その他の生産用機械等)等、上昇に寄与した業種は、「電子部品・デバイス工業」(集積回路、電子デバイス)、「電気・情報通信機械工業」(電子計算機、空調・住宅関連機器等)であった。

(2) 輸入
 輸入の低下に寄与した業種は、「鉱業」、「鉄鋼・非鉄金属工業」(電線・ケーブル、非鉄金属圧延製品等)等、上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、船舶・同機関等)、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、石油化学系基礎製品等)等であった。

(3) 財別
 財別にみると、総供給については、生産財、資本財等が低下、輸入については、生産財、非耐久消費財等が低下となった。


鉱工業総供給の推移


業種別・財別鉱工業出荷・鉱工業総供給季節調整済指数の前月比、寄与度(2019年8月分)等の詳細はこちらからご確認ください。


出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result-1.html)

最終更新:2019/11/2018:09

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