鉱工業出荷内訳表、鉱工業総供給表(2019年7月分)

2019/09/0611:55配信

2 0 1 9 年 9 月 6 日
経 済 産 業 省 大 臣 官 房
調査統計グループ経済解析室



■ 鉱工業出荷内訳表・鉱工業総供給表でみる鉱工業の内外需動向 ■


1.鉱工業出荷内訳表(季節調整済指数)

2019年7月の鉱工業出荷は102.4、前月比2.6%と2か月ぶりの上昇となった。
うち国内向け出荷は102.2、同2.8%の上昇、輸出向け出荷は102.2、同0.6%の上昇となった。


(1) 国内

国内向け出荷の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(船舶・同機関、車体・自動車部品等)、「生産用機械工業」(半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、その他の生産用機械等)等、低下に寄与した業種は、「鉄鋼・非鉄金属工業」(熱間圧延鋼材、鉄鋼粗製品等)、「石油・石炭製品工業」(石油製品)であった。


(2) 輸出

輸出向け出荷の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(船舶・同機関、航空機部品等)、「電気・情報通信機械工業」(電池、電気計測器等)等、低下に寄与した業種は、「生産用機械工業」(半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、その他の生産用機械等)、「汎用・業務用機械工業」(ボイラ・原動機、汎用機械器具部品等)等であった。


(3) 財別

財別にみると、国内向け出荷については、生産財、資本財等が上昇、輸出向け出荷については、資本財が上昇となった。



鉱工業出荷の推移


2.鉱工業総供給表(季節調整済指数)

2019年7月の鉱工業総供給は101.8、前月比2.8%と2か月ぶりの上昇となった。
うち国産は102.3、同2.8%の上昇、輸入は100.5、同4.4%の上昇となった。


(1) 総供給

総供給の上昇に寄与した業種は、「輸送機械工業」(乗用車、船舶・同機関等)、「電気・情報通信機械工業」(電池、無線通信機器等)等、低下に寄与した業種は、「鉄鋼・非鉄金属工業」(非鉄金属精錬・精製品、熱間圧延鋼材等)、「電子部品・デバイス工業」(集積回路、電子デバイス等)等であった。


(2) 輸入

輸入の上昇に寄与した業種は、「電気・情報通信機械工業」(無線通信機器、民生用電子機械等)、「鉱業」等、低下に寄与した業種は、「電子部品・デバイス工業」(集積回路、電子デバイス等)、「化学工業(除.医薬品)」(プラスチック、石油化学系基礎製品等)等であった。


(3) 財別

財別にみると、総供給については、生産財、資本財等が上昇、輸入については、耐久消費財、生産 財等が上昇となった。



鉱工業総供給の推移


業種別・財別鉱工業出荷・鉱工業総供給季節調整済指数の前月比、寄与度(2019年7月分)等の詳細はこちらからご確認ください。


出典:経済産業省(https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/utiwake/result-1.html)

最終更新:2019/11/2018:09

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