飛島が山岳トンネル工事をIoT化!まずは入退坑管理と接近警告システムを開発
これは「建設機械接近警告システム」というものですが、実は入坑管理システムと同じサーバー上で稼働しています。
実は入坑管理システムと接近警告システムは、飛島建設とマック(本社:千葉県市川市)、エム・シー・エス(本社:山梨県韮崎市)が、山岳トンネル工事向けのIoTプラットフォーム「IoT-Smart-CIP(Construction Information Platform)」の第一弾として開発したものなのです。
そのため、各システムをバラバラに開発することなく、同じBLEビーコンやセンサー、サーバーを使って、様々な機能を開発することができます。
同じビーコンやセンサー、サーバーを使って様々な機能を開発できる「IoT-Smart-CIP」のイメージ図
今後も同じプラットフォーム上で、人の体調を検知する「バイタルセンサー」を使った体調管理システムや、重機内部のデータを活用した機械稼働時間管理システム、労働環境管理システムなどの開発を進め、山岳トンネル工事のIoT(モノのインターネット)化を実現していくとともに、AI(人工知能)による分析や管理も視野に入れています。
IoTプラットフォームにより、各種自動化システムの開発が行える
なお、飛島建設は今回、開発した入坑管理システムと建設機械接近警告システムを「BLEを用いた入坑者見える化システム:VisiBLE(ビジブル)」として販売を予定しています。
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最終更新:2019/11/2018:09