日立建機 マルチブーム解体仕様機ZX500LCK-7の受注を開始

2026/10/0111:21配信

マルチブーム解体仕様機 ZX500LCK-7
モンスタハイリフト仕様(左)、ツーピースブーム仕様(右)

 日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)は、ZAXIS-7シリーズのマルチブーム解体仕様機 ZX500LCK-7(最大運転質量66,900kg)を、日本国内向けに2026年10月1日より受注を開始します。

 「マルチブーム」とは、主に解体作業を目的とした油圧ショベルのフロント(ブーム・アーム)の構造を指します。解体する建築物の高さや作業の進捗に応じてフロントを交換し、フロントの作業高さや可動範囲を変更することで、1台でさまざまな作業に対応できることが特長です。

 ZX500LCK-7は、ハイリフト仕様・モンスタハイリフト仕様・ツーピースブーム仕様と3種類のフロントをそれぞれ用いることで、建築物の高層部から基礎部分の解体まで幅広い作業に柔軟に対応できます。また、近年進むアタッチメントの大型化に対応し、従来モデル*1に比べてより大きなアタッチメントの装着が可能になりました。さらに、フロントの輸送寸法を見直し、輸送高さなどの条件によって夜間に限られていた輸送を日中にも行えるようにすることで、輸送時の利便性を向上させました。これらの特長により、解体現場における生産性と安全性の向上に寄与します。
*1: マルチブーム解体仕様機 ZX500LCK-6

■主な特長
1.3種類のフロントで幅広い作業に対応可能
 ZX500LCK-7は作業用途や状況に応じて選択できる3種類のフロントをラインアップしています。「ハイリフト仕様」は高さ28m(ビル8~9階相当)、「モンスタハイリフト仕様」は高さ20.7m(ビル6~7階相当)、「ツーピースブーム仕様」は高さ13.5m(ビル4~5階相当)の範囲で対応可能です。お客さまは作業状況に応じてフロントを自由に取り換えることで、油圧ショベル1台で建築物の高層部・中層部・基礎部分まで多様な解体作業を行うことができます。

 また、ハイリフト仕様では従来モデルに比べて最大アーム先端高さを約1m高め、作業範囲を拡大しました。これにより、より広い範囲で解体作業を行うことができます。

3種類のフロントの作業高さ

2.大型アタッチメントへの対応力を向上
 近年、生産性向上を目的としたアタッチメントの大型化が進んでいます。大型のアタッチメントを安定して使用できるよう、従来モデルよりも重いアタッチメントを装着できるようにしました。ZX500LCK-7は、モンスタハイリフト仕様で最大5,600kg(従来モデル比600kg増)、ツーピースブーム仕様で最大6,100kg(同800kg増)のアタッチメントを装着できます。これにより、より大型のアタッチメントを使用した効率的な解体作業を実現します。

3.フロント輸送時の利便性向上と組立作業の効率化
 解体仕様機の輸送には、輸送高さなどの条件に応じて、輸送の時間帯が夜間に限られる場合があります。ZX500LCK-7はフロントの輸送寸法を見直したことで、平ボディトラック*2による日中輸送を可能としました。これにより、輸送計画を立てやすくするとともに、輸送時の利便性向上に貢献します。

 また、フロントの配管レイアウトも見直し、従来より低い作業台でフロントの組立作業が行えるようにしました。これにより、組立作業の効率と安全性の向上にも寄与します。
*2: 荷台高さ1,100mm以下

最終更新:2026/10/0111:26

日立建機株式会社

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