使うほど時短に!iPadアプリ「eYACHO」に電子小黒板・協力会社連携の新機能

2019/06/1010:06配信

記者発表では、eYACHOを現場で活用している大林組と前田建設工業のユーザーからも、報告がありました。

大林組はMetaMoJiとともに、eYACHOを共同開発してきた立場ですが、2015年にまず建築部門でVer1を約5700台のiPadに導入して以来、土木部門や海外部門などでの利用者が拡大し、Ver5は約9300台のiPadで活用しています。iPadには標準的にeYACHOをインストールしているとのことです。

大林組でのeYACHO活用の拡大。今では9300人が利用している(資料:大林組)

大林組でのeYACHO活用の拡大。今では9300人が利用している(資料:大林組)

また、前田建設工業では2016年からeYACHOを導入し、現場管理での移動時間の削減や書類作成の削減、コミュニケーションの高度化などに役立てているとのことです。

同社の土木部のデータによれば、iPadの利用率が高いほど、



労働時間が短くなる



傾向があるそうです。

前田建設工業の現場別iPad利用率と労働時間の傾向。iPadを使う現場ほど、労働時間が短くなる傾向がみられる(資料:前田建設工業)

前田建設工業の現場別iPad利用率と労働時間の傾向。iPadを使う現場ほど、労働時間が短くなる傾向がみられる(資料:前田建設工業)

なお、eYACHO for Business 5(クラウド版)の気になる利用料金ですが、1ライセンス当たり年間2万8000円(税別)、初期導入費用が30万円(同)とのことです。

現場の必須ITツールになりつつあるiPadですが、これからは様々なアプリをいかに現場のワークフローに合わせて導入し、生産性を上げていくのかという“戦略的活用”が課題になりそうですね。

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最終更新:2019/11/2018:08

株式会社イエイリ・ラボ