日立建機 鉱山機械のサービス部品拠点「あみ部品センタ」を稼働開始

2022/06/1514:23配信

2022 年 6 月 15 日

供給体制の効率化を図り、グローバルに部品・サービス事業を拡大

「あみ部品センタ」外観

 日立建機株式会社(執行役社長:平野 耕太郎/以下、日立建機)は、鉱山機械のサービス部品のグローバル供給体制を強化するため、7月より、「あみ部品センタ」(茨城県稲敷郡阿見町)の稼働を開始します。

 日立建機は、「あみ部品センタ」におけるサービス部品の物流全般を、株式会社日立物流(代表執行役社長: 髙木 宏明/以下、日立物流)に 3PL*委託し、日立物流のグローバル物流管理システムにより、サービス部品をグローバルに供給する体制の効率化を図ってまいります。

 建設機械のサービス部品は、世界中の建設・鉱山現場で建設機械が安定して稼働するために、迅速・確実に供給される必要があります。日立建機は、これまで、2014 年 5 月に稼働を開始したサービス部品統括拠点「つくば部品センタ」(茨城県つくば市)経由で世界中の部品倉庫にサービス部品を供給し、お客さまの機械の安定稼働に貢献してきました。さらに、本格的な独自展開を開始した米州においては、2022 年 3 月より、アメリカ合衆国アトランタ近郊にある部品倉庫(別紙参照)の稼働を開始しています。両拠点ともに日立物流グループに 3PL 委託しており、米州を含めたグローバル供給体制の強化を図っています。

 「あみ部品センタ」は、鉱山機械のサービス部品に特化し、超大型重量物に対応した建屋仕様になっています。また、荷受スペースのほかに、出荷専用スペースを兼ね備えており、同センタから海外に出荷する機能があります。今後は、「つくば部品センタ」に続いて、「あみ部品センタ」を第二の主要なサービス部品拠点として活用していきます。

 日立建機グループは、これからもサービス部品の迅速・確実な供給を通じて、お客さまの機械の安定稼働に寄与します。

*3PL(スリーピーエル):サードパーティーロジスティクス(3rd Party Logistics)の略。企業の物流業務全般を、第三の企業へ包括的に委託して、実行すること。


■関連情報 

・2022 年 6 月 15 日 日立物流ニュースリリース 茨城県阿見町に鉱山機械サービス部品拠点を稼働 

・2021 年 7 月 27 日 大和ハウス工業トピックス 物流施設「DPLつくば阿見Ⅱ」着工 

・2019 年 12 月 17 日 日立物流ニュースリリース つくば物流センター増築棟 稼働開始のお知らせ 

・2014 年 4 月 18 日 「つくば部品センタ」の竣工式を実施

【参考資料】

 ■ジャクソン部品倉庫概要

 ジャクソン部品倉庫は、米州の部品供給体制強化のため、2022 年 3 月より稼働を開始しています。ジャクソン部品倉庫は、アメリカ合衆国だけでなく、カナダから中南米まで米州全域に供給する部品を保管しており、運営は株式会社日立物流の米国法人に 3PL*委託して日立物流のグローバル物流管理システムを導入しています。今後、さらなる設備・システムの増強により、取り扱う部品点数は 7 万種類、1 日当たり 1,800 種類の部品を出荷する予定です。

*3PL(スリーピーエル):サードパーティーロジスティクス(3rd Party Logistics)の略。企業の物流業務全般を、第三の企業へ包括的に委託して、実行すること。

最終更新:2022/06/1516:36

日立建機日本株式会社