三菱ふそう 川崎製作所に太陽光発電設備を増設

2021/11/1616:05配信

2021 年 11 月 16 日

川崎製作所のCO2排出量を年間850トン削減

2022年2月から稼働開始予定

バリューチェーン全体のカーボンニュートラル化に向けた取り組みの一つ


三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、主力工場の川崎製作所(神奈川県川崎市)に太陽光発電設備を増設します。

小型から大型までのトラック等を製造する川崎製作所には、建屋屋上を利用して2013年と2014年に計5,000㎡の太陽光発電設備が導入されています。今回はさらに18,000㎡の太陽光発電設備が、8棟の建屋屋上に増設されます。

設置工事は2021年10月に始まり、2022年2月に完成、同月からの稼働を目指しています。増設分は1,530kWの発電力を有し、川崎製作所において年間約850トンのCO2排出量削減(2015年比約2%に相当)に貢献するほか、発電コストも年間数千万円のメリットが見込まれます。

MFTBCは親会社のダイムラートラックの方針に沿って、車両のみならず、バリューチェーン全体を2039年までに脱炭素化することを目指しています。今回の太陽光発電設備の増設をはじめ、この目標に向けてさらに取り組みを進めてまいります。

川崎製作所

三菱ふそうトラック・バス株式会社について

三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が 10.71%の株式を保有し、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。85年以上の長い歴史を持つ FUSO ブランドの、小型、中型、大型トラックやバス、産業用エンジンを含む製品を世界 170 以上の市場向けに開発・製造・販売しています。2017年、初の量産型電気小型トラック「eCanter」を市場に導入し、2019年には、日本の商用車市場のベンチマークとなる、SAEレベル 2 相当の高度安全運転技術を搭載した大型トラック「Super Great」を商用車メーカーとして初めて日本に導入しました。MFTBCは、ダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークルズ社(DICV)とともにダイムラー・トラック・アジアの一員として、製品開発、部品調達、生産などの分野で協力し、お客様に最高の価値を提供しています。

最終更新:2021/11/1616:15

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