「最近の機械貿易動向(2 月)~機械輸出額 3 ヶ月ぶりに対前年同月比減少~」

2021/04/2116:25配信

(4)業種別動向~21 業種中 10 業種が前年同月比で増加、そのうち鉄道車両のみが二桁の増加~ 

1)業種別では、産業機械(1.7%増)をはじめ、10 業種が前年同月比で増加し(1 月は 14 業種が増加)、そのうち鉄道車両(36.2%増)のみが二桁の増加であった。機械全体では 5.6%の減少となった。 

2)前年同月比で減少した 11 業種のうち、二桁の減少となったのは、自動車(10.1%減)、船舶(22.9%減) 等 5 業種となり(1 月は 4 業種)、一桁以下の減少にとどまったのは、電子ディバイス(1.7%減)、軽機械 (3.0%減)、光学機械(2.8%減)等 6 業種であった。

(5)機種別動向~電動機、産業用ロボット等が大幅増加、航空機部品等が大幅減少~

1)10%以上の伸び率を示した機種は、①北米、中国、EU向け電動機(25.0%増)、②中国、北米向け産業用ロボット(16.6%増)、③その他地域向け貨物自動車(14.5%増)、④ASEAN・南アジア向け原動力機械(12.0%増)、⑤中国、韓国・台湾向け半導体製造装置(11.7%増)、⑥北米、中国向け電池(11.3%増) の 6 機種であった。 

2)一方、最も落ち込み幅が大きいのが、航空機部品(61.0%減)、発電機(35.8%減)、金属加工機械 (31.1%減)等であった。

(6)機械輸入動向~上位 12 機種のうち電子計算機をはじめ 11 機種が前年同月比で増加~

1)2021 年 2 月の機械輸入伸び率は 26.1%増と 2 ヶ月連続で対前年同月比増加した。上位 12 機種のうち電子計算機(44.7%増)、電子ディバイス(4.8%増)、携帯電話(92.2%増)等 11 機種が前年同月に比べて増加し(2020 年 1 月は 8 機種が前年同月比で増加)、そのうち電子計算機、携帯電話、自動車部品 (33.4%増)等9機種が二桁以上の増加であった。減少したのは、航空機・部品等(41.0%減)の1機種のみであった。 

2)なお、輸入額が輸出額を上回っている機種は金額順に電子計算機、携帯電話、医療機械、受信変換その他送受信機器、白物家電、航空機・部品等、配電機器、TV、時計、通信機械部分品、鉄道車両の 11 機種となっている。

3)地域別機械輸入額は、金額順に全体の 42%を占める中国(2倍)、ASEAN・南アジア(3.2%増)、EU(15.8%増)、韓国・台湾(1.6%増)、北米(21.7%減)、その他地域(0.2%減)であった。

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最終更新:2021/04/2117:47

日本機械輸出組合