国内の人材市場動向数値 (建設業界編) 建設業界の転職支援と人材育成のヒューマンタッチ 4 月まとめ

2021/04/2013:00配信

2021 年 4 月 20 日 


 人材紹介事業を行うヒューマンタッチ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:御旅屋貢、以下「ヒューマンタッチ」)が運営するヒューマンタッチ総研は、最新の人材市場に関する公的データをまとめた 『ヒューマンタッチ総研~Monthly Report 2021 年 4 月』 を発表しました。建設業に特化した人材関連の様々な情報、最新の雇用関連データもまとめています。


今月のトピックス

今月は厚生労働省の「毎月勤労統計調査」のデータで建設業の給与と労働時間の最新動向についてご紹介します。


■2020年の建設業の年間現金給与額は 521 万 2 千円となり、製造業の 500 万 4 千円を上回る

 主要産業別に一般労働者の年間現金給与額の推移を見ると、建設業は 2012 年の 455 万 8 千円から増加傾向が続いて、2019年には製造業に追いつき、2020年には 521 万 2 千円となりました(図表①)。一方、製造業はコロナ禍の影響もあり2020年には 500 万 4 千円に減少したために、その差は拡大しています。情報通信業の 613 万1千円にはまだまだ及びませんが、給与レベルは確実に上昇していると言えます。

■2020 年の年間実労働時間は製造業より 109 時間長い

 次に一般労働者の年間実労働時間の推移を見ると、建設業は2017年の 2,119 時間から減少傾向が続き、2020年には 2,036 時間になっています(図表②)。しかし、調査産業全体及び製造業についても同じく減少傾向が続いており、建設業と製造業の労働時間の差を計算すると2017年の 67 時間から 2020 年には 109 時間に拡大しています。労働時間については、建設業は他産業を上回る長時間労働からまだまだ抜け出せない状況だと言えます。

 今後については、給与レベルを維持しながらも、ICT や AI を活用していかにして労働時間を短縮していくのかが、建設業の働き方改革における大きな課題になると考えられます。 (※一般労働者:常用労働者のうち、パートタイム労働者以外の労働者)

  • 1
  • 3

最終更新:2021/04/2013:31

ヒューマンタッチ総研