コプロ・エンジニアードが全国の建設エンジニア772名にアンケート調査 建設エンジニアの70%が「現在の職場は女性が働きやすい」と回答 2018年に比べると「現在の職場は女性が働きにくい」の回答が4.5%減少
2021年3月16日
株式会社コプロ・エンジニアード
建設業・プラント業を中心にエンジニア人材派遣を手掛ける株式会社コプロ・エンジニアード(代表取締役社長︓清川甲介、本社︓名古屋市、以下「当社」)は、当社に所属する全国の建設エンジニアを対象に 2021 年 1 月 12 日から 1 月 31 日までに Webアンケート調査を実施し、男女772名から回答を得ました。その結果から、全体では7割が、女性では8割以上が、現在の職場は“女性にとって働きやすい”と回答しました。2018年の調査結果と比べると「女性にとって働きにくい」の回答が4.5%減少しており、建設業の 職場環境が年々整備され、女性が働きにくい職場が減少している傾向が伺えます。女性が働きやすい職場にするには、「設備」と、働く人の「意識」の2つの要素が重要であることが示されました。
●建設の職場の女性にとっての働きやすさ︓70.0%が“働きやすい”と回答
現在の職場について、女性にとっての働きやすさを訪ねたところ、男女全体で”女性が働きやすい”(「働きやすい」と「どちらかといえば働きやすい」の合計)と答えた割合は70.0%でした。
男女別で”女性が働きやすい” (「働きやすい」と「どちらかといえば働きやすい」の合計)と答えた割合は、女性は 83.2%、男性は 59.3%と、女性の方が多いです。その背景には、当社の女性エンジニアは、女性が働きやすい環境が整っている傾向がある大手ゼネコンの職場に配属されるケースが多いためだと考えられます。女性の職種別で”女性が働きやすい”と答えた割合は、建設現場が中心の「施工管理者」は 81.5%、デスクワークが中心の「CADオペレーター」は 81.3%と、同程度でした。
●女性にとっての働きやすさについて、2018 年と 2021 年の比較
当社は 2018 年 6 月~7 月にも同様の調査を行いました(2018年は弊社の東京、大宮、大阪、名古屋 の支店が対象、2021 年は弊社の全国の支店が対象)。2018 年の調査と今回の調査を比較すると、「働きにくい」(「どちらかと言えば働きにくい」は含まない)の回答が、2018年の12.1%から2021年の7.6%へと4.5%ほど減少しています。この結果から、建設業の職場環境が年々整備・改善され、女性が働きにくい職場が減少している傾向があることが伺えます。
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最終更新:2021/03/1618:09