ドローンで建設資材を運ぶ時代に! クリーク・アンド・リバー社らが実験重ねる
また、9月上旬から1月下旬にかけては、長野県茅野市の八ヶ岳連峰で、
標高約2500mにある山小屋
に片道2km、高度差約640mの区間で米や酒、使用済みシーツやゴミなど、最大15kgの荷物を輸送しました。
高地にある山小屋への物資輸送実験
山間部を飛行するドローン
このほか10月には広島市安佐北区で医薬品(15kg)の目視外飛行による輸送や、11月には山梨県の本栖湖で水難事故を想定して20kgのブイなどを水上投下、8月には山梨県見延町で上空のガス濃度を測定する実験を行いました。
ドローンといえばこれまで、上空からの写真撮影やレーザー計測のような測量分野で使われてきました。
しかし、これだけ様々な業種で、大型ドローンによる運搬の実績ができてくると、人間が背負って運ぶ代わりに重量物を現場に運んだくれる“空中クレーン”としての活用も現実味を帯びてきました。
建設業の人手不足解消や働き方改革にも、今後、大きく寄与しそうです。
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最終更新:2020/12/2415:27