ドローンで建設資材を運ぶ時代に! クリーク・アンド・リバー社らが実験重ねる
山間部で行われる建設工事や林業、山小屋の経営などでは、30kgもの資材を背負って徒歩で現場に運ぶ「歩荷(ぼっか)」と呼ばれる荷揚げ作業が欠かせません。
山の急斜面での運搬作業は人への負担やリスクも大きいうえ、効率やコストの点でも課題がありました。
歩荷による荷揚げ風景(以下の写真:クリーク・アンド・リバー社)
そこで、クリーク・アンド・リバー社(本社:東京都港区)とサイトテック(本社:山梨県身延町)は、ここ半年ほどある実証実験を繰り返してきました。
その内容は、建設資材やワイヤーなどの林業資材、食料などを
ナ、ナ、ナ、ナント、
大型ドローンで運搬
する実験だったのです。(クリーク・アンド・リバー社のプレスリリースはこちら)
足場材を吊り上げて離陸する大型ドローン
実験に使用したドローンは、サイトテックが独自に開発、販売している大型の機種です。
一つは6枚のプロペラを備え最大積載重量が30kgの「YOROI6S1750F」、もう一つは上下に12枚のプロペラを備え最大積載重量が140kgもある「KATANA12D1750F」です。
山梨県の企業らしく、武田信玄をほうふつとさせる「鎧(よろい)」と「刀(かたな)」というネーミングも、力強くていいですね。
最大積載重量が30kgの「YOROI6S1750F」
最大積載重量が140kgもある「KATANA12D1750F」
人間と比べると、ドローンの巨大さがわかります
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最終更新:2020/12/2415:27