360度カメラでトンネル施工管理をテレワーク化! 安藤ハザマらがシステム開発
もちろん、360度カメラですので任意の場所から上下左右をすべて確認することができます。
坑口から247mの地点でトンネル軸線方向を見たところ
同地点でトンネル内壁方向を見たところ
この画像データはもちろん、ネットワークを通じて工事関係者と共有できますので、現場事務所だけでなく、本社や支店でもトンネル坑内の状況を確認できます。
このシステムによって、山岳トンネルの施工管理をテレワーク化することもできそうですね。日々変化する坑内の状況を把握しながら、重機や仮設備の置き場所の最適な場所を検討・変更することで、移動のムダもなくなり生産性向上の寄与しそうです。
また、エム・ソフトでは工事現場に複数のカメラを設置して、リアルタイムに現場の状況を確認できる「遠隔映像監視システム」もこのほど開発しました。
固定式のネットワークカメラのほか、スマートフォンやウエアラブルカメラといった作業員目線のカメラ映像も一つのモニターにまとめて表示し、オプションで動体検出や人物検知、アラート機能なども付けられます。
現場にある複数のカメラ映像をリアルタイムに中継する「遠隔映像監視システム」(資料:エム・ソフト)
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最終更新:2020/09/0715:57