2019年度 産業機械受注状況 (2019年4月~2020年3月)

2020/05/2715:19配信

2019年度の産業機械受注総額は、外需の減少により、前年度比91.6%の4兆7,879億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。


内需は、前年度比101.9%の3兆3,562億円となり、4年ぶりに前年度を上回った。

外需は、前年度比74.1%の1兆4,316億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。


1.需要部門別受注状況

(1)内 需

①製造業

化学、石油・石炭、その他製造業の減少により、前年度比93.4%の1兆622億円となり、2年連続で前年度を下回った。

②非製造業

電力、運輸・郵便の増加により、前年度比105.4%の1兆2,836億円となり、2年連続で前年度を上回った。

③民需計

①と②を加算した民需の合計は、前年度比99.6%の2兆3,458億円となり、2年ぶりに前年度を下回った。

④官公需

地方公務の増加により、前年度比109.6%の6,426億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。

⑤代理店

前年度比104.2%の3,677億円となり、4年連続で前年度を上回った。

 

なお、内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(114.4%)、タンク(122.7%)、ポンプ(104.9%)、送風機(106.1%)、その他機械(104.3%)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(60.8%)、化学機械(冷凍機械を含む)(98.1%)、プラスチック加工機械(67.0%)、圧縮機(95.9%)、運搬機械(97.9%)、変速機(92.4%)、金属加工機械(74.0%)の7機種である(括弧は前年度比)。


(2)外 需

中東、北アメリカ、アフリカ、ロシア・東欧の減少により、前年度比74.1%の1兆4,316億円となった。


なお、外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(107.4%)、鉱山機械(116.3%)、タンク(263.7%)の3機種であり、減少した機種は、化学機械(冷凍機械を含む)(38.1%)、プラスチック加工機械(84.2%)、ポンプ(92.6%)、圧縮機(92.7%)、送風機(87.8%)、運搬機械(94.5%)、変速機(67.8%)、金属加工機械(83.1%)、その他機械(97.1%)の9機種である(括弧は前年度比)。


2.機種別受注状況

(1)ボイラ・原動機

鉄鋼、電力、外需の増加により、前年度比112.1%の1兆4,579億円となり、4年ぶりに前年度を上回った。

(2)鉱山機械

建設の減少により、前年度比63.8%の199億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。

(3)化学機械(冷凍機械を含む)

化学、石油・石炭、外需の減少により、前年度比70.3%の

1兆1,562億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。

(4)タンク

化学、外需の増加により、前年度比141.6%の259億円となり、4年ぶりに前年度を上回った。

(5)プラスチック加工機械

自動車、その他製造業、外需の減少により、前年度比76.8%の

1,928億円となり、2年連続で前年度を下回った。

(6)ポンプ

官公需、代理店の増加により、前年度比101.8%の3,831億円となり、3年連続で前年度を上回った。

(7)圧縮機

はん用・生産用、外需、代理店の減少により、前年度比94.3%の

2,732億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。

(8)送風機

官公需の増加により、前年度比104.6%の261億円となり、4年ぶりに前年度を上回った。

(9)運搬機械

鉄鋼、その他製造業、電力、通信、外需の減少により、前年度比96.8%の4,621億円となり、4年ぶりに前年度を下回った。

(10)変速機

食品、鉄鋼、金属製品、情報通信機械、その他製造業、官公需、外需の減少により、前年度比88.0%の380億円となり、3年連続で前年度を下回った。

(11)金属加工機械

鉄鋼、外需の減少により、前年度比77.2%の1,141億円となり、2年連続で前年度を下回った。

(12)その他

その他非製造業、官公需の増加により、前年度比102.5%の

6,379億円となり、3年ぶりに前年度を上回った。

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最終更新:2020/05/2718:06

一般社団法人 日本産業機械工業会