「いすゞ環境長期ビジョン2050」策定について

2020/03/0315:36配信

2020年3月2日

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、2050年の社会が豊かで持続可能な社会であるために、長期的視野で地球環境問題に取り組むための方向性を示す「いすゞ環境長期ビジョン2050」を策定いたしました。

 気候変動をはじめとする地球環境問題が年々深刻化している中で、いすゞはグループ従業員ひとりひとりが私たちの暮らす社会全体が重大な岐路に立っているということを認識し、地球環境への負荷を最小限にするための活動を続けていくことが必要だと考えております。いすゞグループとして長期的な視野で環境活動を進めていくために、「いすゞ環境長期ビジョン2050」を定め、ステークホルダーと協業をすすめながらグループ一丸となって持続可能な社会の構築に向けたさらなる挑戦に取り組んでいくことといたしました。

 2050年に向けてこれからも「運ぶ」を支えていくため、お客様やパートナーとの連携を通じて脱炭素社会の実現を支え、2018年5月に発表した中期経営計画の中で掲げた「人々の生活環境、社会の生産活動を支えるCV・LCVとパワートレインのエクセレントカンパニーとして、広く愛される会社」を目指してまいります。


【いすゞ環境長期ビジョン2050について】

 いすゞは中期経営計画において地球環境問題を重要な経営課題と位置付けており、2018年にはいすゞグループの環境活動の方向性を再設定し「いすゞグループ地球環境憲章」を改定し、重点取り組み項目(マテリアリティ)の明確化を行いました。
 新たな環境活動を進める中で、いすゞグループの持続的成長のためには地球環境保全に対しさらに長期的な視点からのアプローチが必要であると考えました。こうした考えのもと、私たちが地球環境保全のために目指す姿とその実現のための挑戦を取りまとめたものが「いすゞ環境長期ビジョン2050」です。


【いすゞ環境長期ビジョン2050の概要】

◆いすゞが目指すべき方向性
脱炭素社会の実現に貢献する製品の開発、脱炭素な事業活動の推進、製品ライフサイクル全体での環境負荷低減を通じて、経済が発展し、安心・安全で環境負荷の少ない、豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。

◆いすゞの取り組み
いすゞの環境4重点課題【気候変動対策】【資源循環推進】【環境リスク予防/対策】【生物多様性保全】に対しステークホルダーと協業を進めながらいすゞグループ一丸となり活動を推進します。

  • 気候変動対策:温室効果ガス排出量の最小化を推進し脱炭素社会を目指します
    • 2050年までに、いすゞグループ製品のライフサイクル全体で温室効果ガス(GHG)ゼロを目指します
    • 2050年までに、いすゞグループの事業活動から直接排出される温室効果ガス(GHG)ゼロを目指します
      ※温室効果ガスゼロ:排出量と吸収量がプラスマイナスゼロ
  • 資源循環推進:資源の使用量最小化と有効利用を推進し循環型社会の実現を目指します
    • 2050年までにいすゞグループの事業活動から排出される廃棄物・廃棄車両 再資源化率100%を目指します
  • 環境リスク予防/対策:予防と対策を徹底し環境リスクを最小化します
    • いすゞグループのバリューチェーン全体で安心・安全な操業、製品を追求します
  • 生物多様性保全:生物多様性の保全を推進し人と自然が共生する社会を目指します
    • いすゞグループの周辺地域を基点にNGOなど各種ステークホルダーと協働、連携し地域本来の生物多様性を保全します

詳細につきましてはこちらをご覧ください。

https://www.isuzu.co.jp/company/environment/index.html


■お問合せ先
いすゞ自動車株式会社 コーポレートコミュニケーション部 環境推進グループ TEL:03-5471-1394

最終更新:2020/03/0316:15

いすゞ自動車株式会社