武漢の病院がわずか10日で完成した秘密とは?新華社通信が動画を公開
1月28日。早くも2階建て建物が姿を現し始める
1月29日。300個以上のプレハブモジュラーがほぼ完成
1月30日。下水処理施設に機器が搬入される
1月31日。約90個のプレハブモジュラーが設置される
1月31日。医療機器が建物内に設置される
2月1日。電気工事が完了し、病院が完成
2月2日。完成した病院が正式に引き渡される
こうした信じられないスピードでの建設は、中国の“お家芸”とも言えそうですね。
例えば2015年には、中国の遠大集団(Broad Group)という企業が、57階建ての高層ビルをわずか19日で施工したニュースなどが思い出されます。
スピード施工が可能になった共通のポイントとして、
プレハブ部材
をフルに活用している点です。
動画の最後の方には、プレハブ工場の様子が紹介されていますが、7000枚以上のコンクリートパネルを工場生産したとのことです。
今回の病院建設に使われたコンクリートパネルを生産した工場
武漢市では「雷神山医院」も並行して建設中で、近く完成予定とのことです。
しかし、これだけのスピードでの建設を実際に行った中国のマネジメント力や生産性には、あらためて驚かされます。
短工期で完成したこの病院によって、少しでも多くの中国の皆さんが救われ、ウイルスの猛威が少しでも早く収束することを切に願っています。
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最終更新:2020/02/0717:26