「杭ナビ」のタグ一覧 (3件中1~3件を表示)
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あの「杭ナビ」が本格的な3D-MCに対応! ブルドーザーやモーターグレーダーによるICT土工が可能に
トプコンのレイアウトナビゲーター「LN-150」は、通称「杭ナビ」と呼ばれ、杭打ちや墨出し作業など「誰でも簡単に1人で素早く」行うことをコンセプトに開発されました。トータルステーション並みの精度をもちながら、現場に設置すると自動的に水平を出す「自動整準機構」など手軽に設置できる使い勝手のよさが現場で評価され、「i-Constructionの入門機」としても愛用されています。最近は小型のバックホーと組み合わせた「杭ナビショベル」システムとして、簡易的な情報化施工にも使われています。 1人墨出しや簡易的な情報化施工に、幅広く使われる「杭ナビ」(以下の写真、資料:トプコン) 杭ナビの活躍範囲は、ますます広がっています。このほど、ナ、ナ、ナ、ナント、3Dマシンコントロールシステムに対応し、本格的な情報化施工に活用できるようになったのです。(トプコンのプレスリリースはこちら) 杭ナビが3Dマシンコントロールに対応したことにより、ICTブルドーザーによる本格的な情報化施工も可能になった 例えば、ICTブルドーザー用としては、「3D-MC TSドーザー Z-53 LPS」に対応しました。このシステムは、セットアップが簡単なため、短工期の小規模現場でも導入しやすくなっています。従来はGNSS(全地球測位システム)や通常の自動追尾トータルステーションで、位置決めを行っていましたが、今回、杭ナビが使えるようになったことで、機器の設置が一段と簡単かつスピーディーになりました。 杭ナビにも対応したICTブルドーザー用の「3D-MC TSドーザー Z-53 LPS」
2023/08/23 16:20 株式会社イエイリ・ラボ
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屋内の床工事に3Dマシンコントロール! 大和ハウスとトプコンがBIMとICT施工を融合
2020年10月、福島県田村市にトプコンオプトネクサスの新工場が完成しました。 設計・施工を担当した大和ハウス工業はもちろん、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使って設計したほか、発注者のトプコンとともに施工段階でも両社の先進技術を導入しました。 例えば、墨出し用の3D測量機器「杭ナビ」を使って効率的に杭の心出し作業を行ったり、3Dレーザースキャナーで計測した点群データをBIMモデルと比較して、出来形管理を行ったりという取り組みです。 福島県田村市に建設されたトプコンオプトネクサスの新工場のBIMモデル(以下の資料、写真:大和ハウス工業、トプコン) 墨出し用測量機「杭ナビ」を使っての効率的な杭の心出し作業 3Dスキャナーによって計測した点群データ(上)をBIMモデルと比較して出来形管理(下)を行った そして驚くべきことに、屋内の床工事ではナ、ナ、ナ、ナント、3Dマシンコントロール付きの建機で、“ICT土工”を行ったのです。 屋内の床工事に導入された3Dマシンコントロール付きの重機
2020/11/26 16:08 株式会社イエイリ・ラボ
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BIM、測量機と連携!安藤ハザマが施工自動化に向けて自律走行ロボを開発
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)など、3Dモデルで設計や施工図作成を行う建設会社が、3D技術をさらに施工現場での生産性向上に取り組むきっかけとなる機器の一つとして、トプコンの「LN-100」という測量機があります。 LN-100は、トプコンの「杭ナビ」という墨出しシステムに使われているもので、いわば“望遠鏡のないトータルステーション”のようなものです。 安藤ハザマとイクシス(本社:川崎市)は、LN-100を使って建築工事の様々な作業を自動化するロボット用の台車を共同開発しました。 その名も「BIMデータと連携した自律走行ロボット」というもので、BIMモデル上で移動指示を行うとその場所まで ナ、ナ、ナ、ナント、 高精度で自律走行 するものなのです。(安藤ハザマのプレスリリースはこちら) BIMモデル上で移動指示を行い、LN-100(後方)と連携して自律走行するロボット(以下の写真、資料:安藤ハザマ) ロボットには測量用のプリズムが搭載されており、LN-100が自動追尾して常に自分の位置を高精度の3D座標で認識するほか、向きや傾きも測定できます。 その位置データを無線LANでロボットやコンローラーとなるタブレット端末などで交換することにより、移動指示と位置確認が行えるのです。 またロボットにはBIMモデルやレーザースキャナーと連携して自己位置推定や地図作成を行う「SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)」というシステムも搭載されており、全方位移動台車によってどの方向にも自律移動します。 コントローラーに使うタブレット端末などに表示するBIMモデルの描画には、ゲームエンジンを採用しているので軽快に動作します。 BIMモデル上で移動指示や現在位置の表示を行う位置認識・移動制御システム しかし、工事現場には脚立や資材、作業員など、測量機にとって障害となる様々なものが存在します。これらがロボットとLN-100の間に入ると、位置の自動追尾がロスト(見失ってしまうこと)してしまい、しばしば作業が中断することになりそうですが、大丈夫なのでしょうか。 その点は、現場の実情を熟知した安藤ハザマが開発しただけあって、ちゃんと答えが用意されていました。実は、ロボットには 4個のプリズムが搭載 されており、1つのプリズムがロストするとそのプリズムは引っ込み、別のプリズムが代わりに出てきて自動追尾を中断なく行えるようになっているのです。 ロボットの四隅には高さを変えて4個のプリズムが搭載されている。外形寸法はプリズム格納時で幅770×奥行き770×高さ800mm、重量60kg、走行速度0.5m/秒 今後、安藤ハザマはロボットの軽量化や自己位置認識技術の高度化を図り、施工を自動化する装置の開発など、実用化や現場への展開を目指していきます。 このロボットの用途は無限にあると言っても過言ではありません。資機材の運搬はもちろん、カメラや3Dレーザースキャナーを取り付ければ検査や進ちょく管理に活用できそうです。 また、ロボットアームを取り付ければ材料の取り付け作業や位置決めなどのアシスト、XYプロッターやインクジェットプリンターを搭載すれば、自動墨出しもできそうですね。あなたなら、何をこのロボットに載せますか?
2019/06/20 11:16 株式会社イエイリ・ラボ
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