令和元年10月の建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)結果

2019/11/2915:10配信

国土交通省総合政策局建設経済統計調査室

令 和 元 年 1 1 月 2 9 日 公 表


民間工事は、サービス業、情報通信業、製造業等が増加したため、対前年同月 比17.3%増加し、3ヶ月ぶりに増加した。 総計は、同6.4%増加し、3ヶ月ぶりに増加した。 

1.受注総額 

①10月の受注総額は9,558億円。 

②対前年同月比は、6.4%増であり、3ヶ月ぶりに増加した。 

③国内は民間工事が増加し、公共工事は減少した。国内計は9,309億円(対前年同月比7.0%増加、 3ヶ月ぶりの増加)


2.民 間 

①10月の民間工事は、7,314億円(対前年同月比17.3%増加、3ヶ月ぶりの増加) 

②製造業、非製造業ともに増加した。 

・製造業(同27.9%増)、非製造業(同14.2%増) 

・発注者別では、不動産業、鉱業,採石業,砂利採取業,建設業、金融業,保険業等が減少し、サービ ス業、情報通信業、製造業等が増加した。 

・工事種類別では、建築、土木ともに増加した。建築その他、娯楽施設、店舗等が減少し、事務所・庁 舎、工場・発電所、鉄道等が増加した。


3.公 共 

①10月の公共工事は1,674億円(対前年同月比17.5%減少、前月の増加から再び減少) 

②国の機関は増加し、地方の機関は減少した。 

・国の機関(同12.5%増)、地方の機関(同41.6%減) 

・発注者別では、国の機関は政府関連企業が減少し、国、独立行政法人が増加した。地方の機関は都道 府県、市区町村が減少し、地方公営企業、その他が増加した。 ・工事種類別では、土木が減少し、建築が増加した。治山・治水、教育・研究・文化施設、工場・発電 所等が減少し、事務所・庁舎、医療・福祉施設、港湾・空港等が増加した。


4.海 外 

 ①10月の海外工事は249億円(対前年同月比12.6%減少、2ヶ月連続の減少) 



※1 平成20年4月より日本標準産業分類が改訂されたため,民間の発注者分類の名称を変更した。 

・鉱業、建設業 → 鉱業,採石業,砂利採取業,建設業 

・運輸業 → 運輸業,郵便業 

・卸売・小売業 → 卸売業,小売業 

・金融・保険業 → 金融業,保険業

※2 海外工事の受注額には,現地法人分は含まない。 

※3 施工都道府県別受注高を、平成22年12月分から結果表に追加した。 

(施工ブロック別受注高、施工都道府県別受注高は、国内計からその他(駐留軍・外国公館と小口工 事)を除いたもの。) 

※4 平成27年4月に調査対象を一部変更している。 


添付資料
記者発表資料(PDF形式)

時系列表(Excel形式)

結果表(Excel形式)

寄与度表(Excel形式)

推移グラフ(Excel形式)

季節調整値時系列(Excel形式)

参考資料(東日本大震災からの復旧関係・地域別集計)(Excel形式)


お問い合わせ先
国土交通省 国土交通省総合政策局情報政策課建設経済統計調査室 

TEL:(03)5253-8111 (内線28-611、28-613)


出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/report/press/joho04_hh_000873.html

最終更新:2019/11/2916:18

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