2019年 9 月 産業機械受注状況
一般社団法人日本産業機械工業会
1.概 要
本月の受注高は4,273億1,800万円、前年同月比100.3%となった。
内需は、2,823億8,100万円、前年同月比92.8%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比9 6 . 1 %、非製造業向けは同107.4%、官公需向けは同61.5%、代理店向けは同114.3%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(106.0%)、タンク(236.3%)、ポンプ(102.1%)、圧縮機(110.4%)、送風機(119.0%)、変速機(104.7%)の6機種であり、減少した機種は、鉱山機械( 7 7 . 6 % ) 、化学機械( 9 8 . 8 % ) 、プラスチック加工機械(69.4%)、運搬機械(89.2%)、金属加工機械(76.1%)、その他機械(63.0%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,449億3,700万円、前年同月比119.1%となった。
プラントは3件、515億9,900万円、前年同月比144.2%となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機( 3 6 8 . 1 % ) 、プラスチック加工機械(111.8%)、ポンプ(103.6%)、その他機械(133.5%)の4機種であり、減少した機種は、鉱山機械(61.6%)、化学機械(32.9%)、タンク(4.7%)、圧縮機(81.0%)、送風機(84.9%)、運搬機械(91.1%)、変速機(69.8%)、金属加工機械(93.4%)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力、外需の増加により前年同月比157.3%となった。
②鉱山機械
窯業土石、鉱業の減少により同76.0%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
電力、外需の減少により同73.8%となった。
④タンク
外需の減少により同90.5%となった。
⑤プラスチック加工機械
化学、窯業土石、自動車、その他製造業の減少により同95.4%となった。
⑥ポンプ
代理店の増加により同102.4%となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同95.5%となった。
⑧送風機
運輸・郵便、官公需の増加により同116.7%となった。
⑨運搬機械
運輸・郵便の減少により同89.6%となった。
⑩変速機
情報通信機械、外需の減少により同97.5%となった。
⑪金属加工機械
金属製品の減少により同83.7%となった。
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最終更新:2019/11/2018:08