三菱ふそう ドライバー異常時対応システム(EDSS)搭載の大型路線バス「エアロスター」2019 年モデルを発売
2019 年 8 月 30 日
・ ドライバー異常時対応システム(EDSS)を新たに標準搭載し、公共交通手段の安全機能をさらに強化
・ J-OBD II「車載式故障診断装置システム」規格に対応
・ 視認性をさらに高めた LED テールランプを全車に装備
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・シック、以下 MFTBC)は、ドライバー異常時対応システム(Emergency Driving Stop System:EDSS)を新規搭載し、バス運転手と乗客双方の安全確保をさらに強化した大型路線バス「エアロスター」の 2019 年モデルを発表しました。
「エアロスター」2019年モデルは、9 月より全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門からの販売を開始します。「エアロスター」2019 年モデルは、EDSSを標準装備することでドライバーに異常が発生した際の緊急事態に対応し、乗客およびドライバー双方のさらなる安全確保を強化しました。「エアロスター」に搭載された EDSS は、ドライバーが安全に運転出来ない等の緊急事態が発生した場合、運転席および運転席後方の客席最前部に設置された非常ボタンを押すことで、車両を緊急停止させる安全装置です。非常ボタンが押されシステムが減速を開始する時は、車内で警報音とアナウンスが流れると同時に、車外ではハザードランプの点滅とクラクションが連続吹鳴して周囲に緊急停止を通知します。これにより、バス運転手および乗客の安全サポートを強化し、公共交通手段の安全性をさらに高めました。
また、「エアロスター」2019 年モデルは、J-OBD II「車載式故障診断装置システム」規格にも対応し、高度な車載式故障診断システム(OBD システム)を新規搭載することで、故障を確実かつ早期に検出出来るようになりました。くわえて、視認性をさらに高めた LED テールランプも採用し、より進化を遂げました。
バス運転手の深刻な不足や高齢化に伴い、ドライバーへの負担は増え続けており、公共交通手段への安全配慮へのニーズはますます高まっています。「エアロスター」2019年モデルはEDSS を標準装備することでこのようなニーズに対応し、多くの人びとが乗る公共路線バスの安全をさらに強化したバスを提供します。「エアロスター」は、お客様および社会のニーズに対応し、安全性と経済性に優れた路線バスとしてこれからもさらに進化を続けます。
「エアロスター」2019 年モデル(撮影用特別仕様車)
「エアロスター」2019 年モデル:主な特徴
■ドライバー異常時対応システム(Emergency Driving Stop System:EDSS)
客席最前部非常ボタン
車内警告灯(前)
車内警告灯(後)
LED テールランプ
車両スペック及び東京地区販売価格(消費税含む:税率 8%)
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最終更新:2019/11/2018:09
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