日立建機 重機ファンコミュニティ「重機ファンダム」が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞
多様なステークホルダーとの共創によるコミュニティを形成

「重機ファンダム」第3回オフ会 集合写真
日立建機株式会社(本社:東京都台東区、執行役社長:先崎正文/以下、日立建機)の重機ファンコミュニティ「重機ファンダム」が、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益 財団法⼈日本デザイン振興会)を受賞しました。
「グッドデザイン賞」は、公益財団法⼈日本デザイン振興会が主催する、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。「重機ファンダム」は、国内の建設業界が抱える⼈手不足という課題に対し、重機の魅力を伝えて若い世代の関心を喚起し、将来的な⼈材確保につながる裾野の拡大に取り組んだ点が評価されました。日立建機グループとしては、1984年から通算して30回以上受賞していますが、製品ではなくコミュニティが受賞するのは今回が初めてです。
重機ファンダムは、「誰かの『好き』が、誇りに変わり社会を支える」というビジョンのもと、「重機は愛されている」 という世界観を広め、重機を好きな⼈を増やすことで建設業の持続的発展に貢献する活動です。2022年度に開催された日立建機社内のビジネスコンテスト「KENKI βUSINESS CHALLENGE」で採択されたことをきっかけに2024年 度からの検証期間を経て、2025年6月にサステナビリティ活動として正式に運用を開始しました。現在では1,920名 (2026年9月末時点)を超えるコミュニティへと成長し、オンラインコミュニティサイトでの交流に加えて、共創イベントを2年間で71回開催するなど、業界横断での交流と発信の機会を拡大しています。
■審査員による評価コメント(「グッドデザイン賞」ウェブサイトより)
建設機械という産業を、企業が社会に一方向に説明するのではなく、そこにすでに存在していた「好き」という感情や文化を起点に、ファン、現場で働く⼈、企業が出会う場をつくった点を評価した。特に、特定企業のファンを囲い込むのではなく、企業や業種の境界を越えて参加でき、参加者自身がイベントや同⼈誌、動画などの企画・発信にも関わることで、コミュニティの中から新たな活動が生まれる仕組みとしている点が興味深い。また、普段は社会から見えにくい、建設機械に関わる多様な仕事やそこで働く⼈々の経験を、産業内部の価値にとどめず「文化」として社会にひらいていることにも意義がある。⼈材不足という課題への効果については今後の検証を待ちたいが、企業によるPRを越えて、産業に関わる⼈と社会との関係を長期的に育てる共創の基盤として、さらに自律的に発展していくことを期待したい。
最終更新:2026/10/1515:30