日立建機 中型ホイールローダZW310S-7の受注を開始

中型ホイールローダ ZW310S-7
日立建機株式会社(執行役社長:先崎 正文/以下、日立建機)はZW-7シリーズのラインアップを拡充し、日本国内向けに2026年7月27日より、中型ホイールローダZW310S-7(標準バケット容量4.2㎥、運転質量24,100kg)の受注を開始します。販売目標台数は年間70台です。主な対象業種は、砕石、港湾荷役、製鉄、物流などです。
ZW310S-7は新たに5速トランスミッションを採用するとともに、積み込み作業時の走行速度を自動で制限する「アプローチスピードコントロール」を搭載しました。これにより、過度な速度の上昇を抑制することで、走行・掘削・積み込みの作業性を向上させるとともに、作業量当たりの燃料消費量を従来機ZW310-6比で最大18%低減*しました。また、運転室(キャブ)のモニターで車体周囲の俯瞰映像を確認できる「AERIAL ANGLE(エアリアル アングル)」を標準搭載し、安全性の向上に寄与します。さらに、荷重判定装置「ペイロードチェッカー」により、積載量の最適化を支援し、生産性向上にも寄与します。そのほか、遠隔で機械の状態診断やソフトウエアの更新が可能な「ConSite Air(コンサイト エアー)」も搭載しました。
*従来機ZW310-6のP(パワー)モードとZW310S-7のP+(パワープラス)モードでの比較。
■主な特長
1.5速トランスミッションの新採用とアプローチスピードコントロールにより、生産性と燃費性能を向上
5速トランスミッションにより、オペレータは作業内容に応じたきめ細かな走行速度を選択しやすくなり、走行から掘削、積み込みまでの一連の作業をよりスムーズに行うことが可能になります。また、積み込み作業時の走行速度を自動で制限するアプローチスピードコントロールを搭載しました。ダンプトラックの荷台へ積み込み作業を行う際、従来、オペレータはアクセルペダルを踏みながらブレーキを操作して走行速度を調整する必要がありましたが、本機能によりブレーキ操作を減らすことができ、積み込み作業の負担を軽減します。
これらの機能により、生産性と燃費性能の向上を実現し、作業量当たりの燃料消費量を従来機ZW310-6比で最大18%低減*しました。
*従来機ZW310-6のP(パワー)モードとZW310S-7のP+(パワープラス)モードでの比較。
2.周囲環境視認装置「AERIAL ANGLE」で安全性向上に寄与
3つのカメラを用いて車体周囲270度の俯瞰映像をキャブ内のモニターに表示する「AERIAL ANGLE」を標準搭載しました。タイヤ側面などオペレータからの死角を減らすことで、安全性の向上に寄与します。さらにオプションでカメラを追加することで、車体全周囲(360度)の俯瞰映像の表示も可能です。
3.荷重判定装置「ペイロードチェッカー」で生産性向上に寄与
標準搭載の荷重判定装置「ペイロードチェッカー」により、オペレータはバケット内の積載量やダンプトラックへの積載量をリアルタイムに確認することが可能です。これにより過積載や過小積載を防ぎ、生産性の向上に寄与します。
4.遠隔で機械の状態診断とソフトウエア更新が可能なサービスソリューション「ConSite Air」を搭載
OTA(Over The Air/無線経由)を活用した「ConSite Air」により、遠隔で機械のエラーコードや各種センサーの情報を取得してZW310S-7の状態診断を行います。診断結果に基づき、最適なオペレータの支援や効率的な機械の復旧につなげます。また、遠隔でコントローラや通信端末のソフトウエアの更新が可能なため、従来、サービス員が1台ずつ施工現場に出向いて対応していた更新作業を効率化し、保守・サービスに要する時間を短縮します。
日立建機グループは、今後もお客さまとの協創を通じて、施工現場の安全性向上、生産性向上、ライフサイクルコスト低減といった課題の解決に貢献するソリューションを提供していきます。
■主な仕様

最終更新:2026/07/2214:03