2025年度 産業機械受注状況 (2025年4月~2026年3月)
2025年度の産業機械受注総額は、民需・官公需・外需の増加により、前年度比30.3%増の7兆4,951億円となり、4年連続で前年度を上回った。なお、2025年度の合計は、1996年度(6兆7,039億円)を超える過去最高金額。
内需は、前年度比19.8%増の4兆5,945億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。なお、2025年度の内需の4兆円超えは1998年度以来(4兆22億円)で、金額としては歴代9位。
外需は、前年度比51.5%増の2兆9,005億円となり、2年連続で前年度を上回った。なお、2025年度の外需は、2007年度(2兆7,438億円)を超える過去最高金額。
1.需要部門別受注状況
(1)内 需
①製造業
化学工業、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属、電気機械、その他輸送機械の増加により、前年度比32.0%増の1兆6,422億円となり、3年ぶりに前年度を上回った。
②非製造業
電力、卸売・小売の増加により、前年度比17.3%増の1兆4,347億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。
③民需計
①と②を加算した民需の合計は、前年度比24.7%増の3兆770億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。
④官公需
地方公務の増加により、前年度比15.3%増の1兆853億円となり、7年連続で前年度を上回った。
⑤代理店
前年度比1.1%増の4,321億円となり、5年連続で前年度を上回った。
なお、内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(37.9%増)、化学機械(冷凍機械を含む)(4.1%増)、タンク(656.8%増)、圧縮機(6.3%増)、運搬機械(9.3%増)、その他機械(36.5%増)の6機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲0.7%減)、プラスチック加工機械(▲24.9%減)、ポンプ(▲1.2%減)、送風機(▲11.4%減)、変速機(▲4.2%減)、金属加工機械(▲23.8%減)の6機種である(括弧は前年度比)。
(2)外 需
アジア、北アメリカ、ロシア・CISの増加により、51.5%増の2兆9,005億円となった。
なお、外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(98.6%増)、化学機械(冷凍機械を含む)(70.5%増)、タンク(1474.5%増)、プラスチック加工機械(1.7%増)、ポンプ(0.6%増)、圧縮機(14.7%増)、変速機(10.9%増)、金属加工機械(16.8%増)、その他機械(2.8%増)の9機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲40.3%減)、送風機(▲64.2%減)、運搬機械(▲3.6%減)の3機種である(括弧は前年度比)。
2.機種別受注状況
(1)ボイラ・原動機
非鉄金属、電力、外需の増加により、前年度比60.1%増の2兆7,867億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。
(2)鉱山機械
建設、外需の減少により、前年度比▲7.4%減の243億円となり、3年ぶりに前年度を下回った。
(3)化学機械(冷凍機械を含む)
石油・石炭、外需の増加により、前年度比24.9%増の1兆8,549億円となり、4年連続で前年度を上回った。
(4)タンク
鉄鋼、電力、その他非製造業、外需の増加により、前年度比690.2%増の1,332億円となり、2年ぶりに前年度を上回った。
(5)プラスチック加工機械
化学工業、自動車の減少により、前年度比▲7.2%減の2,159億円となり、3年連続で前年度を下回った。
(6)ポンプ
化学工業、鉄鋼、電力、その他非製造業が増加したものの、造船、官公需、代理店の減少により、前年度比▲0.7%減の5,028億円となり、5年ぶりに前年度を下回った。
(7)圧縮機
はん用・生産用、電力、外需の増加により、前年度比10.1%増の3,021億円となり、2年連続で前年度を上回った。
(8)送風機
電力、その他非製造業、官公需、外需、代理店の減少により、前年度比▲18.5%減の237億円となり、2年連続で前年度を下回った。
(9)運搬機械
鉄鋼、電気機械、自動車、建設、卸売・小売、不動産、官公需の増加により、前年度比4.3%増の5,021億円となり、2年連続で前年度を上回った。
(10)変速機
自動車、その他製造業、運輸・郵便、官公需の減少により、前年度比▲2.7%減の855億円となり、6年ぶりに前年度を下回った。
(11)金属加工機械
鉄鋼の減少により、前年度比▲14.2%減の1,152億円となり、2年連続で前年度を下回った。
(12)その他
その他非製造業、官公需の増加により、前年度比29.0%増の9,483億円となり、2年連続で前年度を上回った。

- 1
- 3
タグ
最終更新:2026/05/2111:39