2025年 産業機械受注状況(2025年1~12月)

2026/02/1911:45配信

2025年の産業機械受注総額は、前年比32.4%増の7兆3,445億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

なお、2025年の受注総額は、統計史上過去最高金額を記録した(参考:2位1997年6兆7,419億円)。

内需は、前年比21.6%増の4兆4,859億円となり2年ぶりに前年を上回った(受注金額は歴代9位)。

外需は、前年比53.9%増の2兆8,585億円となり、2年連続で前年を上回った(受注金額は歴代1位で、2位は1997年2兆8,576億円)。


1.需要部門別受注状況

(1)内 需

①製造業

紙・パルプ、化学工業、石油・石炭、鉄鋼、非鉄金属、はん用・生産用、電気機械、造船の増加により、前年比34.4%増の1兆5,983億円となり、3年ぶりに前年を上回った。

②非製造業

電力、卸売・小売の増加により、前年比16.0%増の1兆3,912億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

③民需計

①と②を加算した民需の合計は、前年比25.2%増の2兆9,895億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

④官公需

地方公務、その他官公需の増加により、前年比19.6%増の1兆607億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

⑤代理店

前年比5.3%増の4,355億円となり、5年連続で前年を上回った。

なお、内需で増加した機種は、ボイラ・原動機(26.7%増)、化学機械(冷凍含)(15.8%増)、タンク(507.0%増)、圧縮機(4.1%増)、運搬機械(13.8%増)、金属加工機械(51.7%増)、その他機械(41.6%増)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲11.9%減)、プラスチック加工機械(▲12.8%減)、ポンプ(▲3.8%減)、送風機(▲7.1%減)、変速機(▲1.5%減)の5機種である(括弧は前年比)。


(2)外 需

アジア、中東、ヨーロッパ、北アメリカ、アフリカ、ロシア・CISの増加により、前年比53.9%増の2兆8,585億円となった。

なお、外需で増加した機種は、ボイラ・原動機(140.9%増)、鉱山機械(89.9%増)、化学機械(冷凍含)(55.7%増)、タンク(1364.7%増)、圧縮機(4.3%増)、送風機(47.0%増)、変速機(11.0%増)、その他機械(12.4%増)の8機種であり、減少した機種は、プラスチック加工機械(▲9.2%減)、ポンプ(▲3.4%減)、運搬機械(▲8.5%減)、金属加工機械(▲41.3%減)の4機種である(括弧は前年比)。


2.機種別受注状況

(1)ボイラ・原動機

非鉄金属、電力、外需の増加により、前年比63.7%増の2兆6,445億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

(2)鉱山機械

窯業土石、建設の減少により、前年比▲2.2%減の256億円となり、3年ぶりに前年を下回った。

(3)化学機械(冷凍機械を含む)

化学工業、石油・石炭、外需の増加により、前年比29.4%増の1兆8,926億円となり、3年連続で前年を上回った。

(4)タンク

化学工業、鉄鋼、電力、外需の増加により、前年比547.4%増の1,058億円となり、3年ぶりに前年を上回った。

(5)プラスチック加工機械

自動車、外需の減少により、前年比▲10.3%減の2,176億円となり、3年連続で前年を下回った。

(6)ポンプ

官公需、外需、代理店の減少により、前年比▲3.7%減の4,995億円となり、5年ぶりに前年を下回った。

(7)圧縮機

はん用・生産用、電力、外需の増加により、前年比4.2%増の2,855億円となり、3年ぶりに前年を上回った。

(8)送風機

外需が増加したものの、電力、その他非製造業、代理店の減少により、前年比▲2.5%減の265億円となり、2年連続で前年を下回った。

(9)運搬機械

鉄鋼、電気機械、造船、建設、卸売・小売、不動産の増加により、前年比5.5%増の4,977億円となり、2年連続で前年を上回った。

(10)変速機

繊維、情報通信機械、その他製造業、通信、外需、代理店が増加したものの、自動車、運輸・郵便、官公需の減少により、前年比▲0.3%減の834億円となり、2年ぶりに前年を下回った。

(11)金属加工機械

鉄鋼の増加により、前年比16.4%減の1,436億円となり、3年ぶりに前年を上回った。

(12)その他機械

その他非製造業(廃棄物処理業を含む)、官公需、外需のごみ処理装置の増加により、前年比34.7%増の9,217億円となり、2年ぶりに前年を上回った。

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最終更新:2026/02/1911:56

一般社団法人 日本産業機械工業会

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