三菱ふそう 大型トラック「スーパーグレート」セミトラクタに 第5輪荷重20トン対応の新機種を追加
-重量物輸送の多様なニーズに応える高出力モデル-
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)は、大型トラック「スーパーグレート」のセミトラクタに第5輪荷重20トン車を新規設定したことをお知らせします。
現行「スーパーグレート」の重量物運搬用セミトラクタ「FV-R」型(リーフサス車・6x4後2軸)に、第5輪荷重20トン車を新たに追加しました。従来から展開する第5輪荷重13トンから18トンのラインアップに加え、重量物輸送における多様なニーズに対応します。「スーパーグレート」現行モデルから設定する6R30エンジン(総排気量12.8L)で390kW (530PS)の高出力を実現したことにより、第5輪荷重20トンの牽引性能を確保しました。これにより、従来の機種では対応が難しかった重機や建設機器などの重量物輸送や特殊用途のトレーラー牽引が可能となりました。
また、「FV-R」型第5輪荷重20トン車には、速度制限装置(NR : Noise Reducer装置)*をオプションで設定し、より重量の大きい荷物の牽引が可能になりました。現行「スーパーグレート」で展開する6R30エンジンは従来モデルから燃費性能を約5%向上させ**、「2025年度重量車燃費基準(JH25モード)」に適合しました。
*重量物運搬セミトラクタにおいて、最高車速を制限することで、被牽引車の積載量をより多く確保するための装置
**セミトラクタ「FV-R」の場合(JH25モード)
MFTBCは物流業界の多様なニーズに応える製品開発を通じて、様々な輸送ニーズに対応したトラックの提供を今後も目指します。

「スーパーグレート」セミトラクタ(イメージ)
写真はFV80VJR5XNTB、ボデーカラー(シリウスシルバー HA4) スーパーハイルーフ仕様

最終更新:2025/11/2613:45