重機の訓練は室内で!コマツが鉱山用シミュレーター会社を買収
また、地下鉱山用の「IM360-B」というシミュレーターは、露天掘り用のPRO4より小型ですが、高解像度の360°ディスプレーを備えており、閉塞感は満点。これまでにないリアリティーを再現しています。
地下鉱山用のシミュレーター「IM360-B」。360°ディスプレーを備えている
このシミュレーターや訓練方式に目を付けたのが、日本を代表する建機メーカーのコマツです。同社は2019年7月1日に、
ナ、ナ、ナ、ナント、
このイマーシブ社を買収
することになったのです。(コマツのプレスリリースはこちら)
コマツは2019年4月から3カ年の中期経営計画で、「DANTOTSU Value - FORWARD Together for Sustainable Growth」という取り組みをスタートさせました。
「安全で生産性の高いスマートでクリーンな未来の現場」を実現するため、イマーシブ社のソリューションを組み込んでいく方針とのことです。
コマツの中期経営計画に掲げられた「ダントツバリュー」のイメージ
巨大な重機の訓練を実際の機械で行うと、ジェット旅客機の訓練のように燃料費や機械の損料が相当かさみそうなので、これからはシミュレーターによる訓練が主流になってくるでしょうね。この流れは、建設現場で使われる建機も例外ではなさそうです。
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最終更新:2019/11/2018:08