2024年1月 産業機械受注状況

2024/03/2810:07配信

1.概 要 

本月の受注高は3,715億7,100万円、前年同月比14.5%増となった。

 

内需は、2,053億900万円、前年同月比8.6%増となった。 

内需のうち、製造業向けは前年同月比31.9%増、非製造業向けは同▲7.2%減、官公需向けは同▲16.0%減、代理店向けは同4.2%増であった。 

増加した機種は、化学機械(51.2%増)、プラスチック加工機械(4.5%増)、ポ ンプ(4.0%増)、変速機(25.4%増)、金属加工機械(38.7%増)の5機種であり、 減少した機種は、ボイラ・原動機(▲2.5%減)、鉱山機械(▲24.2%減)、タンク (▲28.0%減)、圧縮機(▲23.2%減)、送風機(▲18.5%減)、運搬機械(▲22.7% 減)、その他機械(▲18.0%減)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


外需は、1,662億6,200万円、前年同月比22.9%増となった。 

プラントは2件、304億4,700万円となった(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。 

増加した機種は、ボイラ・原動機(241.2%増)、鉱山機械(12.0%増)、プラスチック加工機械(8.8%増)、ポンプ(96.9%増)、送風機(71.8%増)、変速機(0.1% 増)、その他機械(251.7%増)の7機種であり、減少した機種は、化学機械(▲15.4%減)、タンク(▲100.0%減)、圧縮機(▲36.9%減)、運搬機械(▲39.8% 減)、金属加工機械(▲66.1%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


2.機種別の動向 

①ボイラ・原動機 

外需の増加により前年同月比54.2%増となった。 

②鉱山機械 

窯業土石、鉱業、代理店の減少により同▲22.5%減となった。 

③化学機械(冷凍機械を含む) 

鉄鋼の増加により同18.4%増となった。 

④タンク 

化学工業、石油・石炭の減少により同▲29.1%減となった。 

⑤プラスチック加工機械 

自動車、外需の増加により同8.0%増となった。 

⑥ポンプ 

外需の増加により同32.0%増となった。 

⑦圧縮機 

鉄鋼、外需、代理店の減少により同▲31.1%減となった。 

⑧送風機 

鉄鋼、代理店の減少により同▲13.6%減となった。 

⑨運搬機械 

電力、卸売・小売、外需の減少により同▲26.8%減となった。 

⑩変速機 

窯業土石 、鉄鋼 、自動車 、卸売 ・小売 、官公需の増加により同21.0%増となった。 

⑪金属加工機械 

外需の減少により同▲48.8%減となった。

最終更新:2024/04/1711:34

一般社団法人 日本産業機械工業会