2023年12月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は、916億8,700万円で、前年同月比2.2%増となった。
内需は、4,976億3,600万円、前年同月比58.1%増となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比32.8%増、非製造業向けは同163.9%増、官公需向けは同3.5%増、代理店向けは同2.6%増であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(261.8%増)、化学機械(11.9%増)、プラスチック加工機械(25.3%増)、ポンプ(23.7%増)、圧縮機(14.3%増) 、送風機 (20.4%増)、変速機(27.1%増)、その他機械(15.4%増)の8機種であり、減少し た機種は、鉱山機械(▲0.8%減)、タンク(▲27.7%減)、運搬機械(▲20.1%減)、金属加工機械(▲117.6%減)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、2,382億8,000万円、前年同月比23.3%増となった。
プラントは4件224億2,400万円、前年同月比736.7%増となった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(332.8%増)、鉱山機械(756.3%増)、タンク (前年同月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、プラスチック加工機械(4.4%増)、送風機(48.4%増)、運搬機械(53.9%増)、変速機(29.9%増) 、その他機械(93.8%増)の8機種であり、減少した機種は、化学機械(▲72.1%減)、 ポンプ(▲18.2%減)、圧縮機(▲31.6%減)、金属加工機械(▲48.1%減)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力、外需の増加により前年同月比282.9%増となった。
②鉱山機械
建設、外需の増加により同42.6%増となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同▲25.8%減となった。
④タンク
外需の増加により同216.8%増となった。
⑤プラスチック加工機械
食品、自動車、外需の増加により同8.5%増となった。
⑥ポンプ
官公需の増加により同10.1%増となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同▲12.0%減となった。
⑧送風機
運輸・郵便の増加により同22.8%増となった。
⑨運搬機械
外需の増加により同6.8%増となった。
⑩変速機
その他輸送機械 、電力、官公需、外需、代理店の増加により同27.6%増となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、外需の減少により同▲86.4%減となった。
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最終更新:2024/04/1711:53