2023年11月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,427億9,500万円、前年同月比▲17.6%減となった。
内需は、2,549億5,200万円、前年同月比7.0%増となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比7.2%増、非製造業向けは同▲24.2%減、官公需向けは同67.9%増、代理店向けは同3.1%増であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(15.2%増)、タンク(52.6%増)、ポンプ(15.6%増)、圧縮機(4.5%増)、変速機(31.4%増)、金属加工機械(331.7%増)、その他機械(45.3%増)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲2.1%減)、化学機械(▲13.3%減)、プラスチック加工機械(▲3.0%減)、送風機(▲25.1%減)、運搬機械(▲22.9%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、878億4,300万円、前年同月比▲50.5%減となった。
プラントは2件、38億600万円となり、前年同月比▲53.9%減となった。
増加した機種は、送風機(137.3%増)、金属加工機械(12.3%増)の2機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲62.4%減)、鉱山機械(▲76.4%減)、化学機械(▲42.3%減)、タンク(▲82.4%減)、プラスチック加工機械(▲52.2% 減)、ポンプ(▲26.2%減)、圧縮機(▲13.0%減)、運搬機械(▲58.5%減)、変速機(▲2.7%減)、その他機械(▲55.5%減)の10機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
外需の減少により前年同月比▲28.9%減となった。
②鉱山機械
鉱業、建設の減少により同▲7.3%減となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学、電力、外需の減少により同▲21.2%減となった。
④タンク
石油・石炭の増加により同40.1%増となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の減少により同▲41.6%減となった。
⑥ポンプ
外需が減少したものの、官公需の増加により同2.9%増となった。
⑦圧縮機
鉄鋼が増加したものの、外需の減少により同▲3.1%減となった。
⑧送風機官公需の減少により同▲20.5%減となった。
⑨運搬機械
卸売・小売、外需の減少により同▲38.1%減となった。
⑩変速機
鉄鋼、その他輸送機械、建設、官公需の増加により同25.6%増となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼の増加により同194.7%増となった。
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最終更新:2024/04/1711:46