2023年10月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,098億9,200万円、前年同月比▲5.8%減となった。
内需は、2,330億2,800万円、前年同月比5.7%増となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比▲14.9%減、非製造業向けは同71.5%増、官公需向けは同▲12.1%減、代理店向けは同4.5%増であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(31.2%増)、鉱山機械(18.6%増)、化学機械(16.2%増)、プラスチック加工機械(34.9%増)、ポンプ(0.03%増)、送風機 (38.7%増)、運搬機械(28.1%増)の7機種であり、減少した機種は、タンク(▲5.7%減)、圧縮機(▲3.6%減)、変速機(▲18.0%減)、金属加工機械 (▲72.0%減)、その他機械(▲29.3%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、768億6,400万円、前年同月比▲29.2%減となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(66.2%増)、鉱山機械(164.0%増)、タンク (前年同月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、運搬機械(29.5%増) の4機種であり、減少した機種は、化学機械(▲11.8%減)、プラスチック加工機械(▲75.0%減)、ポンプ(▲25.4%減)、圧縮機(▲26.9%減)、送風機 (▲68.0%減)、変速機(▲38.3%減)、金属加工機械(▲16.2%減)、その他機械 (▲70.1%減)の8機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比37.9%増となった。
②鉱山機械
窯業土石、外需の増加により同24.0%増となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
鉄鋼、官公需の増加により同10.2%増となった。
④タンク
外需の増加により同36.9%増となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の減少により同▲59.2%減となった。
⑥ポンプ
官公需、外需の減少により同▲6.4%減となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同▲17.4%減となった。
⑧送風機
電力、官公需の増加により同22.2%増となった。
⑨運搬機械
電気機械、卸売・小売、外需の増加により同28.5%増となった。
⑩変速機
その他製造業の減少により同▲21.1%減となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、金属製品の減少により同▲66.5%減となった。
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最終更新:2023/12/1515:33