2023年9月 産業機械受注状況

2023/11/2216:09配信

1.概 要 

本月の受注高は5,486億6,600万円、前年同月比22.6%増となった。 


内需は、3,472億200万円、前年同月比13.2%増となった。 

内需のうち、製造業向けは前年同月比▲25.7%減、非製造業向けは同35.6%増、官公需向けは同97.6%増、代理店向けは同▲1.5%減であった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(21.5%増)、鉱山機械(23.2%増)、化学機械(37.5%増)、タンク(106.2%増)、ポンプ(28.6%増)、送風機(10.7%増)、変速機(3.3%増)の7機種であり、減少した機種は、プラスチック加工機械(▲9.5%減)、圧縮機(▲2.5%減)、運搬機械(▲11.6%減)、金属加工機械(▲19.3%減)、その他機械(▲11.7%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

外需は、2,014億6,400万円、前年同月比43.0%増となった。

プラントは3件、88億2,100万円、前年同月比▲18.7%減となった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(116.4%増)、運搬機械(104.3%増)、変速機(19.2%増)、金属加工機械(1043.5%増)、その他機械(58.9%増)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲90.7%減)、化学機械(▲17.2%減)、タンク (▲100.0%減)、プラスチック加工機械(▲10.9%減)、ポンプ(▲12.3%減)、圧縮機(▲22.6%減)、送風機(▲51.6%減)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

電力、官公需、外需の増加により前年同月比49.0%増となった。

②鉱山機械

鉱業の増加により同10.5%増となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

化学、はん用・生産用、情報通信機械、官公需の増加により同20.6%増となった。

④タンク

石油・石炭、その他非製造業の増加により同105.4%増となった。

⑤プラスチック加工機械

その他製造業、外需の減少により同▲10.7%減となった。

⑥ポンプ

官公需の増加により同15.6%増となった。 

⑦圧縮機 

外需の減少により同▲12.8%減となった。 

⑧送風機 

その他非製造業、官公需の増加により同3.9%増となった。 

⑨運搬機械

官公需、外需の増加により同7.9%増となった。

⑩変速機

鉄鋼、その他輸送機械、外需の増加により同6.1%増となった。

⑪金属加工機械

外需の増加により同161.5%増となった。

最終更新:2023/11/2216:25

一般社団法人 日本産業機械工業会