三菱ふそう 燃費性能を向上した新型6R30エンジンを搭載し、フルモデルチェンジした大型トラック「スーパーグレート」新型モデルを発表

2023/10/2611:31配信

②スーパーハイルーフを新規設定し、室内空間の快適性を向上 

新型モデルはキャブスタイルを改良し、新開発のスーパーハイルーフをキャブバリエーションに新たに追加しました。これにより室内空間を大幅に拡大し、居住性と収納性を大幅に向上しました。スーパーハイルーフはスーパートップシェルフを装備し、小物や書類などの様々な荷物を収納でき、長距離運転において快適な居住空間を提供します。荷箱前面の大幅な空 力改善を可能にしたスーパーハイルーフ設定車両は、走行時の空気抵抗を低減し、燃費性能の向上にも貢献しています。インテリアに新たなイメージカラーを追加し、車両グレードに応じてブラックとレッドの内装色を展開するほか、インテリアのオーバーヘッドコンソールにもふそうブラックベルトのデザインを採用しています。

③2025年度 重量車燃費基準(JH25モード)に対応

新型「スーパーグレート」は、自動車の省エネルギー化と環境に配慮した走りを目指す「2025年度 重量車燃費基準(JH25モード)」に適合しました。燃費性能を向上した新型6R30エンジンの採用にくわえて、スーパーハイルーフ設定車両でキャブの空気抵抗を低減し、走行抵抗を改善する低転がり抵抗タイヤを新たにラインアップに追加することで総合的に燃費性能を向上させ、燃費基準に適合しました。


④精度を向上した先進予防安全システムを搭載し、より広範囲での安全予防をサポート

■衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト6:ABA®6」を新規搭載(全車標準装備)

新型「スーパーグレート」は、対象物の検出範囲をさらに拡大して精度を向上した衝突被害軽減ブレーキ「アクティブ・ブレーキ・アシスト6(ABA®6)」を新規搭載し、より進化した安全サポートを実現しました。同システムは、走行中に前方認識カメラとミリ波レーダーで先行車両や歩行者との衝突の危険を検知し、マルチファンクションモニターでドライバーに警告し、ブレーキを作動して衝突被害軽減をサポートします。

第6世代に進化したABA6は、従来モデルと比べて障害物の検出機能を改善しました。また、誤検出となりやすい路上の障害物もより正確に検知して誤作動を予防し、広範囲での危険に対応します。

*ABA ® は三菱ふそうトラック・バス株式会社の商標登録です。

【アクティブ・ブレーキ・アシスト6(ABA®6)の機能】

1. 見通しの良いカーブでの障害物

渋滞などによりカーブに停車している車両や、カーブに沿った駐車場に停車中の車両、隣のレーンを走行中の車両など、見 通しの良いカーブにある障害物を検知します。

2. 複数の歩行者・自転車の検出

走行中の自転車や、複数で路上を移動中の歩行者などを検知します。

※「アクティブ・ブレーキ・アシスト6」は、衝突被害軽減をサポートするように装備しておりますが、必ずしも衝突を回避できるものではありません

■自転車や歩行者、車両との衝突を防ぐ「アクティブ・サイドガード・アシスト2.0」を新規搭載(全車標準装備)

大型トラックにとって特に死角となる左折時の巻き込み事故を予防する機能にくわえて、車両右側や車線変更時の危険を検出する機能を新たに搭載した「「アクティブ・サイドガード・アシスト2.0」を新規搭載しました。

従来モデルに搭載している機能では、車両左側の対象物をミリ波レーダーで検出するとドライバーにランプで警告し、続けて左方向にハンドル操作を出すと警報音で警告します。さらにレーダーが車両左で並走して動く対象物を検知し、走行を続けると危険があると判断した場合、車両の走行速度が時速20km以下の領域で被害軽減ブレーキを作動して車両を緊急停止します。

新型モデルに搭載した「アクティブ・サイドガード・アシスト2.0」は、車体右側にもレーダーを搭載し、検出範囲を右側にも拡大しました。同機能は、左折時にくわえて、右折時に自転車や歩行者を検出した場合に、警報音で警告を行います。また、左車線又は右車線への車線変更を行う時に隣のレーンに走行車両がいる場合にも警告を行い、より広い範囲での危険対応をサポートします。

【アクティブ・サイドガード・アシスト2.0の機能】

 1. 助手席側の危険検出

左折時に車両の左側を並行して走行する自転車や歩行者をレーダーで検出し、警報音とランプでの警告を行います。さらに危険が避けられないと判断した場合には、被害軽減ブレーキを作動させて車両を緊急停止させます。

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最終更新:2023/10/2612:11

三菱ふそうトラック・バス株式会社