2023年7月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は6,137億5,500万円、前年同月比62.9%増となった。
内需は、5,183億3,500万円、前年同月比119.5%増となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比10.1%増、非製造業向けは 同518.6%増、官公需向けは同4.1%増、代理店向けは同3.4%増であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(633.2%増)、化学機械(5.7%増)、タンク (49.9%増)、ポンプ(6.2%増)、送風機(0.4%増)、運搬機械(114.4%増)、金属加工機械( 1 1 7 . 7 %増)の7機種であり、減少した機種は、鉱山機械 (▲5.1%減)、プラスチック加工機械(▲12.9%減)、圧縮機(▲1.9%減)、 変速機(▲11.4%減)、その他機械(▲27.6%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、954億2,000万円、前年同月比▲32.2%減となった。
本月、プラントは3件、171億4,100万円となった(前年同月比は、前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。
増加した機種は、鉱山機械(403.3%増)、化学機械(28.3%増)の2機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲30.7%減)、タンク(▲80.0%減)、プラス チック加工機械(▲45.1%減)、ポンプ(▲51.8%減)、圧縮機(▲19.4%減)、送風機(▲5.2%減)、運搬機械(▲82.0%減)、変速機(▲20.5%減)、金属加工機械(▲4.3%減)、その他機械(▲45.3%減)の10機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比395.3%増となった。
②鉱山機械
外需の増加により同5.3%増となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
電力、官公需、外需の増加により同11.7%増となった。
④タンク
石油・石炭の増加により同47.9%増となった。
⑤プラスチック加工機械
自動車、外需の減少により同▲39.8%減となった。
⑥ポンプ
鉄鋼、外需の減少により同▲11.5%減となった。
⑦圧縮機
外需の減少により同▲9.5%減となった。
⑧送風機
鉄鋼が減少したものの、その他非製造業、官公需の増加により 同0.1%増となった。
⑨運搬機械
食品、石油・石炭、自動車、運輸・郵便が増加したものの、外需の減少 により同▲1.9%減となった。
⑩変速機
その他製造業、外需の減少により同▲12.9%減となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼の増加により同66.6%増となった。
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最終更新:2023/09/1313:53