2023年3月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は6,688億1,600万円、前年同月比▲6.4%減となった。
内需は、4,473億6,700万円、前年同月比▲1.1%減となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比▲18.9%減、非製造業向けは同▲2.0%減、官公需向けは同38.2%増、代理店向けは同3.9%増であった。
増加した機種は、化学機械(4.2%増)、プラスチック加工機械 (15.7%増)、 ポンプ(14.1%増)、圧縮機(44.6%増)、送風機(2.7%増)、金属加工機械 (13.3%増)、その他機械(34.9%増)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲16.5%減)、鉱山機械(▲46.8%減)、タンク(▲22.5%減)、運搬機械 (▲25.2%減)、変速機(▲6.9%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、2,214億4,900万円、前年同月比▲15.5%減となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、鉱山機械(53.2%増)、プラスチック加工機械 (28.2%増)、 送風機(132.8%増)の3機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲4 . 2%減)、化学機械(▲2 . 2%減)、タンク(▲3 0 0 . 0 %減)、ポンプ (▲49.9%減)、圧縮機(▲10.1%減)、運搬機械(▲28.2%減)、変速機 (▲29.2%減)、金属加工機械(▲85.6%減)、その他機械(▲91.1%減)の9機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
非鉄金属、電力、外需の減少により前年同月比▲10.8%減となった。
②鉱山機械
窯業土石、鉱業、建設の減少により同▲41.4%減となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
非鉄金属、官公需の増加により同2.7%増となった。
④タンク
石油石炭の減少により同▲22.9%減となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同25.4%増となった。
⑥ポンプ
外需の減少により同▲2.3%減となった。
⑦圧縮機
鉄鋼の増加により同15.9%増となった。
⑧送風機
外需の増加により同36.2%増となった。
⑨運搬機械
電機機械の減少により同▲25.7%減となった。
⑩変速機
窯業土石、情報通信機械、外需の減少により同▲11.2%減となった。
⑪金属加工機械
外需の減少により同▲56.4%減となった。
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最終更新:2023/05/2516:45