2023年2月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は4,000億5,900万円、前年同月比19.4%増となった。
内需は、2,874億4,100万円、前年同月比24.3%増となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比0.7%増、非製造業向けは同▲33.6%減、官公需向けは同242.8%増、代理店向けは同8.3%増であった。
増加した機種は、鉱山機械(29.1%増)、ポンプ(32.3%増)、圧縮機(16.1%増)、運搬機械(18.0%増)、変速機(2.7%増)、金属加工機械(1.4%増)、その他機械(252.1%増)の7機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲15.4%減)、化学機械(▲0.2%減)、タンク(▲89.0%減)、プラスチック加工機械(▲21.1%減)、送風機(▲8.4%減)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,126億1,800万円、前年同月比8.5%増となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(151.0%増)、鉱山機械(180.6%増)、化学機械(43.4%増) 、ポンプ(148.6%増)、圧縮機(9.1%増)の5機種であり、減少した機種は、タンク(▲100.0%減)、プラスチック加工機械 (▲34.2%減)、送風機 (▲4.6%減)、運搬機械(▲38.7%減)、変速機(▲19.6%減)、金属加工機械(▲1.9%減)、その他機械(▲37.2%減)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
官公需、外需の増加により前年同月比6.8%増となった。
②鉱山機械
建設、外需の増加により同45.2%増となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
官公需、外需の増加により同8.6%増となった。
④タンク
その他非製造業、外需の減少により同▲95.3%減となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の減少により同▲32.0%減となった。
⑥ポンプ
官公需、外需の増加により同58.5%増となった。
⑦圧縮機
その他製造業、電力、外需の増加により同12.7%増となった。
⑧送風機
鉄鋼の減少により同▲8.1%減となった。
⑨運搬機械
鉄鋼、その他製造業、電力、外需が減少したものの、情報通信機械、運輸・郵便の増加により同0.5%増となった。
⑩変速機
はん用・生産用、外需の減少により同▲1.2%減となった。
⑪金属加工機械
化学、金属製品、自動車が減少したものの、鉄鋼の増加により同0.5%増となった。
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最終更新:2023/04/1817:20