2022年 産業機械輸出契約状況(2022年1~12月)

2023/03/0217:11配信

2023年2月

一般社団法人日本産業機械工業会


1.概 要 

2022年の主要約70社の産業機械輸出は、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカが増加したものの、前年の中東向け大型プラントの反動減により、前年比▲19.3%減の1兆7,086億円となった。 

単体機械は、アジア、中東、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカの増加により、前年比29.5%増の1兆6,657億円となった。

プラントは、中東の減少により、前年比▲94.8%減の429億円となった。


2.機種別の動向

(1)単体機械

①ボイラ・原動機

アジア、中東、北アメリカ、南アメリカの増加により、前年比66.4% 増となった。 

②鉱山機械 

アジア、アフリカの減少により、前年比▲34.9%減となった。 

③化学機械 

アジア、中東、北アメリカの増加により、前年比115.4%増となった。 

④プラスチック加工機械 

アジアの増加により、前年比24.0%増となった。

⑤風水力機械 

アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、オセアニアの増加により、前年比 10.1%増となった。 

⑥運搬機械 

アジアの増加により、前年比13.4%増となった。 

⑦変速機 

ヨーロッパが減少したものの、アジアの増加により、前年比 0.8%増となった。 

⑧金属加工機械 

アジアの減少により、前年比▲20.0%減となった。 

⑨冷凍機械 

アジア、ヨーロッパ、オセアニアが増加し、前年比56.7%増となった。


(2)プラント

化学・石化プラントが減少し、前年比▲94.8%減となった。  

  • 1
  • 2

最終更新:2023/03/0217:20

一般社団法人 日本産業機械工業会