2022年10月 産業機械受注状況

2022/12/1612:13配信

1.概 要 

本月の受注高は3,290億2,900万円、前年同月比▲12.9%減となった。

内需は、2,204億5,600万円、前年同月比▲18.8%減となった。 

内需のうち、製造業向けは前年同月比24.6%増、非製造業向けは同▲62.0%減、官公需向けは同0.2%増、代理店向けは同4.8%増であった。

増加した機種は、鉱山機械(14.8%増)、ポンプ(7.6%増)、圧縮機(8.3%増)、変速機(56.1%増)、金属加工機械(132.9%増)、その他機械(69.5%増)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲56.2%減)、化学機械(▲16.0% 減)、タンク(▲67.5%減)、プラスチック加工機械(▲11.3%減)、送風機 (▲28.0%減)、運搬機械(▲17.7%減)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


外需は、1,085億7,300万円、前年同月比2.2%増となった。

本月、プラント案件はなかった。

増加した機種は、鉱山機械(36.4%増)、化学機械(33.9%増)、プラスチック加工機械(76.9%増)、圧縮機(50.2%増)、送風機(572.5%増)、変速機(19.7% 増)の6機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(▲3.7%減)、タンク(▲ 100.0%減)、ポンプ(▲8.2%減)、運搬機械(▲48.5%減)、金属加工機械(▲ 57.6%減)、その他機械(▲45.7%減)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

電力の減少により前年同月比▲51.0%減となった。 

②鉱山機械

窯業土石の増加により同15.5%増となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

官公需の減少により同▲8.6%減となった。

④タンク

石油・石炭の減少により同▲67.6%減となった。

⑤プラスチック加工機械

外需の増加により同54.8%増となった。

⑥ポンプ

官公需の増加により同3.1%増となった。

⑦圧縮機

外需の増加により同29.7%増となった。

⑧送風機

官公需の減少により同▲16.5%減となった。

⑨運搬機械

電気機械、外需の減少により同▲30.2%減となった。

⑩変速機

化学、その他製造業、電力、官公需、外需の増加により同49.3%増と なった。

⑪金属加工機械

鉄鋼、金属製品の増加により同61.3%増となった。

最終更新:2022/12/1612:24

一般社団法人 日本産業機械工業会