2022年9月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は4,475億5,200万円、前年同月比▲3.3%減となった。
内需は、3,066億2,600万円、前年同月比▲11.4%減となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比2.7%増、非製造業向けは同▲13.5%減、官公需向けは同▲39.3%減、代理店向けは同12.9%増であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(19.8%増)、圧縮機(23.0%増)、送風機(34.1%増)、運搬機械(7.4%増)、金属加工機械(7.9%増)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲10.0%減)、化学機械(▲31.4%減)、タンク(▲53.6% 減)、プラスチック加工機械(▲27.4%減)、ポンプ(▲21.9%減)、変速機 (▲17.8%減)、その他機械(▲24.8%減)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,409億2,600万円、前年同月比20.5%増となった。
プラントは3件、108億4,900万円となった(前年同月比は前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。
増加した機種は、ボイラ・原動機(104.1%増)、化学機械(71.6%増)、タンク(前年同月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、プラスチック加工機械(38.6%増)、ポンプ(50.5%増)、圧縮機(15.9%増)、送風機(109.5%増)、変速機(14.3%増)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲44.4%減)、運搬機械(▲56.1%減)、金属加工機械(▲47.5%減)、その他機械(▲49.6%減) の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
化学、電気機械、外需の増加により前年同月比36.1%増となった。
②鉱山機械
窯業土石、外需の減少により同▲15.8%減となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学の減少により同▲15.7%減となった。
④タンク
石油・石炭の減少により同▲53.4%減となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同20.6%増となった。
⑥ポンプ
官公需の減少により同▲7.8%減となった。
⑦圧縮機
外需、代理店の増加により同19.3%増となった。
⑧送風機
鉄鋼、官公需の増加により同39.6%増となった。
⑨運搬機械
卸売・小売、外需の減少により同▲13.6%減となった。
⑩変速機
窯業土石、情報通信機械、その他製造業、官公需の減少により 同▲13.6%減となった。
⑪金属加工機械
外需の減少により同▲8.5%減となった。
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最終更新:2022/11/1613:18