2022年6月 産業機械受注状況

2022/08/1612:02配信

1.概 要

本月の受注高は4,946億8,400万円、前年同月比20.0%増となった。


内需は、3,073億6,400万円、前年同月比1.8%増となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比▲3.9%減、非製造業向けは同21.8%増、官公需向けは同▲16.2%減、代理店向けは同0.4%増であった。 

増加した機種は、ボイラ・原動機(16.7%増)、タンク(9.3%増)、ポンプ(14.4% 増)、運搬機械(3.1%増)、変速機(13.6%増)の5機種であり、減少した機種は、鉱山機械(▲14.4%減)、化学機械(▲6.8%減)、プラスチック加工機械(▲8.7%減)、圧縮機(▲1.2%減)、送風機(▲0.6%減)、金属加工機械(▲6.8%減)、その他機械(▲10.9%減)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

 

外需は、1,873億2,000万円、前年同月比69.9%増となった。

プラントは2件、29億4,300万円となり、前年同月比▲60.1%減となっ た。 

増加した機種は、ボイラ・原動機(67.4%増)、鉱山機械(208.9%増)、化学機械(191.2%増)、プラスチック加工機械(158.8%増)、ポンプ(120.7%増)、送風機(197.0%増)、運搬機械(54.3%増)、変速機(7.9%増)、金属加工機械(107.3% 増)の9機種であり、減少した機種は、タンク(▲95.7%減)、圧縮機(▲34.2% 減)、その他機械(▲42.6%減)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

電力、外需の増加により前年同月比31.3%増となった。 

②鉱山機械 

代理店の減少により同▲1.6%減となった。

③化学機械(冷凍機械を含む) 

外需の増加により同24.7%増となった。 

④タンク 

外需の減少により同▲4.4%減となった。 

⑤プラスチック加工機械

外需の増加により同106.2%増となった。 

⑥ポンプ

化学、その他非製造業、外需、代理店の増加により同36.7%増となった。 

⑦圧縮機

外需の減少により同▲19.5%減となった。

⑧送風機 

電力、外需の増加により同13.9%増となった。 

⑨運搬機械

化学、電気機械、外需の増加により同12.1%増となった。

⑩変速機

窯業土石、鉄鋼、金属製品、その他製造業、官公需の増加により同12.7%増となった。 

⑪金属加工機械

自動車、外需の増加により同15.5%増となった。  

最終更新:2022/08/1612:19

一般社団法人 日本産業機械工業会