2022年3月 産業機械受注状況

2022/05/2012:51配信

1.概 要 

本月の受注高は7,141億7,400万円、前年同月比108.0%となった。


内需は、4,521億6,800万円、前年同月比102.2%となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比130.5%、非製造業向けは同79.0%、官公需向けは同102.3%、代理店向けは同103.5%であった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(103.5%)、タンク(132.5%)、送風機 (120.8%)、運搬機械(116.3%)、変速機(106.6%)、その他機械(136.7%)の6機種であり、減少した機種は、鉱山機械(25.1%)、化学機械(98.4%)、プラスチック加工機械(62.5%)、ポンプ(88.9%)、圧縮機(82.7%)、金属加工機械 (50.6%)、の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。

 

外需は、2,620億600万円、前年同月比119.9%となった。

本月、プラント案件は無かった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(214.9%)、鉱山機械(148.0%)、プラスチック加工機械( 114.9%)、 ポンプ( 115.1%) 、送風機(290.6% )、運搬機械 (101.6%)、変速機(100.0%)、金属加工機械(267.1%)、その他機械(166.9%) の9機種であり、減少した機種は、化学機械(33.1%)、タンク(9.1%)、圧縮機 (94.7%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

非鉄金属、外需の増加により前年同月比136.1%となった。 

②鉱山機械

建設の減少により同26.3%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

外需の減少により同67.1%となった。 

④タンク 

石油・石炭の増加により同130.4%となった。

⑤プラスチック加工機械 

自動車の減少により同96.9%となった。 

⑥ポンプ 

官公需の減少により同94.5%となった。 

⑦圧縮機 

官公需、代理店の減少により同88.6%となった。 

⑧送風機 

官公需、外需の増加により同142.2%となった。 

⑨運搬機械 

電機機械、運輸・郵便、卸売・小売の増加により同113.9%となった。 

⑩変速機 

情報通信機械の増加により同105.2%となった。 

⑪金属加工機械

外需の増加により同118.2%となった。 

最終更新:2022/05/2013:00

一般社団法人 日本産業機械工業会