2022年1月 産業機械受注状況

2022/03/1612:48配信

1.概 要 

本月の受注高は2,934億1,200万円、前年同月比111.8%となった。


内需は、1,946億3,500万円、前年同月比107.4%となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比147.3%、非製造業向けは 同71.8%、官公需向けは同102.1%、代理店向けは同99.8%であった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(102.3%)、化学機械(100.1%)、タンク (126.9%)、ポンプ(124.4%)、圧縮機(109.7%)、送風機(122.6%)、運搬機械 (132.8%)、変速機(117.7%)、金属加工機械(212.2%)の9機種であり、減少した機種は、鉱山機械(84.0%)、プラスチック加工機械(77.6%)、その他機械 (86.9%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


外需は、987億7,700万円、前年同月比121.9%となった。

本月、プラント案件は無かった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(207.9%)、鉱山機械(118.3%)、化学機械(113.7%)、プラスチック加工機械(108.4%)、圧縮機(122.8%)、送風機(180.4%)、運搬機械(192.1%)、変速機(120.7%)、金属加工機械(270.7%)の9機種であり、減少した機種は、タンク(今月の受注金額がゼロのため、比率を計上できず)、ポンプ(94.2%)、その他機械(53.3%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

非鉄金属、外需の増加により前年同月比116.3%となった。

②鉱山機械

窯業土石、建設の減少により同85.7%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

化学の増加により同102.2%となった。

④タンク

石油・石炭の増加により同126.3%となった。

⑤プラスチック加工機械 

外需の増加により同102.1%となった。 

⑥ポンプ 

官公需の増加により同115.0%となった。 

⑦圧縮機 

外需の増加により同116.7%となった。 

⑧送風機 

官公需の増加により同126.3%となった。 

⑨運搬機械 

非鉄金属、情報通信機械、卸売・小売、外需の増加により同155.6%となった。 

⑩変速機

その他製造業、運輸・郵便、官公需、外需の増加により同118.3%となった。

⑪金属加工機械

鉄鋼、外需の増加により同231.3%となった。

最終更新:2022/03/1613:07

一般社団法人 日本産業機械工業会