2022年1月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は2,934億1,200万円、前年同月比111.8%となった。
内需は、1,946億3,500万円、前年同月比107.4%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比147.3%、非製造業向けは 同71.8%、官公需向けは同102.1%、代理店向けは同99.8%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(102.3%)、化学機械(100.1%)、タンク (126.9%)、ポンプ(124.4%)、圧縮機(109.7%)、送風機(122.6%)、運搬機械 (132.8%)、変速機(117.7%)、金属加工機械(212.2%)の9機種であり、減少した機種は、鉱山機械(84.0%)、プラスチック加工機械(77.6%)、その他機械 (86.9%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、987億7,700万円、前年同月比121.9%となった。
本月、プラント案件は無かった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(207.9%)、鉱山機械(118.3%)、化学機械(113.7%)、プラスチック加工機械(108.4%)、圧縮機(122.8%)、送風機(180.4%)、運搬機械(192.1%)、変速機(120.7%)、金属加工機械(270.7%)の9機種であり、減少した機種は、タンク(今月の受注金額がゼロのため、比率を計上できず)、ポンプ(94.2%)、その他機械(53.3%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
非鉄金属、外需の増加により前年同月比116.3%となった。
②鉱山機械
窯業土石、建設の減少により同85.7%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
化学の増加により同102.2%となった。
④タンク
石油・石炭の増加により同126.3%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同102.1%となった。
⑥ポンプ
官公需の増加により同115.0%となった。
⑦圧縮機
外需の増加により同116.7%となった。
⑧送風機
官公需の増加により同126.3%となった。
⑨運搬機械
非鉄金属、情報通信機械、卸売・小売、外需の増加により同155.6%となった。
⑩変速機
その他製造業、運輸・郵便、官公需、外需の増加により同118.3%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼、外需の増加により同231.3%となった。
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最終更新:2022/03/1613:07