2021年 産業機械輸出契約状況 (2021年1~12月)

2022/02/1615:57配信

2022年2月

一般社団法人日本産業機械工業会


1.概 要 

2021年の主要約70社の産業機械輸出は、アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、ロシア・東欧の増加により、前年比164.8%の 2兆1,184億円となった。 

単体機械は、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、ロシア・東欧の増加により、前年比102.4%の1兆2,866億円となった。 

プラントは、中東の増加により、前年比2882.9%【約29倍】の8,318億円となった。 


2.機種別の動向 

(1)単体機械 

①ボイラ・原動機 

アジア、中東、北アメリカ、南アメリカの減少により、前年比72.2%となった。 

②鉱山機械 

中東、アフリカの増加により、前年比219.0%となった。 

③化学機械 

アジア、中東、ロシア・東欧の減少により、前年比28.1%となった。 

④プラスチック加工機械 

アジア、北アメリカ、ロシア・東欧の増加により、前年比202.8%となった。

⑤風水力機械 

アジア、中東、北アメリカ、アフリカの増加により、前年比130.7%となった。 

⑥運搬機械 

アジア、北アメリカの増加により、前年比141.8%となった。 

⑦変速機 

アジア、ヨーロッパの増加により、前年比170.2%となった。 

⑧金属加工機械 

アジアの増加により、前年比238.5%となった。 

⑨冷凍機械 

アジア、ヨーロッパ等、全ての地域が増加し、前年比147.8%となった。


(2)プラント 

発電、化学・石化プラントが増加し、前年比2882.9%【約29倍】となった。

 

最終更新:2022/02/1616:07

一般社団法人 日本産業機械工業会