2021年12月 産業機械受注状況

2022/02/1612:47配信

1.概 要 

本月の受注高は5,559億3,900万円、前年同月比145.2%となった。


内需は、3,746億1,200万円、前年同月比137.1%となった。

内需のうち、製造業向けは前年同月比140.6%、非製造業向けは 同115.4%、官公需向けは同232.3%、代理店向けは同108.7%であった。

増加した機種は、ボイラ・原動機(126.2%)、化学機械(116.3%)、ポンプ(102.7%)、圧縮機(110.9%)、運搬機械(201.5%)、変速機(137.8%)、金属加工機械(138.7%)、その他機械(282.8%)の8機種であり、減少した機種は、鉱山機械(90.1%)、タンク(81.8%)、プラスチック加工機械(64.3%)、送風機(71.9%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


外需は、1,813億2,700万円、前年同月比165.2%となった。

本月、プラント案件は無かった。

増加した機種は、鉱山機械(730.2%)、化学機械(181.1%)、プラスチック加工機械(151.2%)、ポンプ(325.8%)、送風機(412.5%)、運搬機械(106.8%)、変速機(139.4%)、金属加工機械(2031.5%)【約 21 倍】、その他機械(154.0%)の 9 機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(94.5%)、タンク(今月の受注金額がゼロのため比率を計上できず)、圧縮機(94.7%)の3機種であった(括弧の数字は前年同月比)。


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機 

非鉄金属、電力の増加により前年同月比118.5%となった。 

②鉱山機械 

鉱業、建設、外需の増加により同106.2%となった。 

③化学機械(冷凍機械を含む) 

官公需、外需の増加により同128.7%となった。 

④タンク 

外需の減少により同52.4%となった。 

⑤プラスチック加工機械 

外需の増加により同114.3%となった。 

⑥ポンプ 

外需の増加により同143.4%となった。 

⑦圧縮機 

石油・石炭、代理店の増加により同102.3%となった。 

⑧送風機 

官公需の減少により同84.0%となった。 

⑨運搬機械 

情報通信機械、電力、卸売・小売の増加により同164.2%となった。

⑩変速機 

金属製品、その他製造業、外需の増加により同138.0%となった。

⑪金属加工機械 

鉄鋼、外需の増加により同447.6%となった。

最終更新:2022/02/1612:58

一般社団法人 日本産業機械工業会