2021年11月 産業機械受注状況

2022/01/1817:33配信

1.概 要

本月の受注高は4,044億600万円、前年同月比128.0%となった。


内需は、2,347億6,700万円、前年同月比104.4%となった。 

内需のうち、製造業向けは前年同月比102.1%、非製造業向けは同105.1%、官公需向けは同107.6%、代理店向けは同105.0%であった。  

増加した機種は、ボイラ・原動機(128.5%)、鉱山機械(160.5%)、圧縮機(125.6%)、運搬機械(108.3%)、変速機(120.6%)、金属加工機械(198.9%)、その他機械(164.8)の7機種であり、減少した機種は、化学機械(76.1%)、タンク (32.5%)、プラスチック加工機械(57.9%)、ポンプ(95.8%)、送風機(87.7%)の5機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


外需は、1,696億3,900万円、前年同月比186.1%となった。

プラントは4件、231億8,900万円となった(前年同月比は前年同月に案件が無かったため比率を計上できず)。

増加した機種は、ボイラ・原動機(258.7%)、鉱山機械(421.3%)、化学機械(338.6%)、ポンプ(194.2%)、圧縮機(108.7%)、運搬機械(335.0%)、変速機 (172.9%)、金属加工機械(307.4%)の8機種であり、減少した機種は、タンク(今月の受注金額がゼロのため、比率を計上できず)、プラスチック加工機械(83.9%)、送風機(33.3%)、その他機械(90.7%)の4機種であった(括弧の数字は前年同月比)。 


2.機種別の動向

①ボイラ・原動機

非鉄金属、電力、外需の増加により前年同月比164.6%となった。

②鉱山機械

窯業土石、建設、外需の増加により同174.6%となった。

③化学機械(冷凍機械を含む)

外需の増加により同107.5%となった。

④タンク

その他非製造業の減少により同32.4%となった。

⑤プラスチック加工機械

その他製造業、外需の減少により同76.0%となった。

⑥ポンプ

外需の増加により同116.4%となった。

⑦圧縮機

食品、 化学、 石油・ 石炭、はん用・生産用、外需の増加により同116.9%となった。

⑧送風機

官公需、外需の減少により同80.0%となった。

⑨運搬機械

外需の増加により同177.5%となった。

⑩変速機

その他製造業、外需の増加により同127.8%となった。

⑪金属加工機械

鉄鋼、外需の増加により同225.1%となった。

最終更新:2022/01/1817:47

一般社団法人 日本産業機械工業会