2021年10月 産業機械受注状況
1.概 要
本月の受注高は3,777億500万円、前年同月比123.2%となった。
内需は、2,715億1,600万円、前年同月比120.8%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比95.2%、非製造業向けは 同180.5%、官公需向けは同94.1%、代理店向けは同108.3%であった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(188.4%)、化学機械(126.3%)、タンク (137.3%)、圧縮機(115.9%)、変速機(107.9%)、金属加工機械(195.8%)の6機種であり、減少した機種は、鉱山機械(87.6%)、プラスチック加工機械 (98.6%)、ポンプ(92.0%)、送風機(85.8%)、運搬機械(85.5%)、その他機械 (55.2%)の6機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、1,061億8,900万円、前年同月比129.8%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、ボイラ・原動機(151.8%)、タンク(前年同月の受注金額がゼロのため、比率を計上できず)、プラスチック加工機械(116.0%)、ポンプ (166.5%)、圧縮機(110.5%)、送風機(102.6%)、運搬機械(432.8%)、変速機 (167.4%)、金属加工機械(100.1%)、その他機械(246.1)の10機種であり、減少した機種は、鉱山機械(79.7%)、化学機械(47.3%)の2機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
①ボイラ・原動機
電力の増加により前年同月比184.0%となった。
②鉱山機械
窯業土石、鉱業の減少により同87.3%となった。
③化学機械(冷凍機械を含む)
外需が減少したものの、官公需の増加により同101.4%となった。
④タンク
石油・石炭の増加により同137.9%となった。
⑤プラスチック加工機械
外需の増加により同111.1%となった。
⑥ポンプ
外需の増加により同105.4%となった。
⑦圧縮機
はん用・生産用、外需の増加により同113.1%となった。
⑧送風機
官公需の減少により同86.1%となった。
⑨運搬機械
外需の増加により同126.6%となった。
⑩変速機
鉄鋼、情報通信機械、外需の増加により同115.6%となった。
⑪金属加工機械
鉄鋼の増加により同144.1%となった。
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最終更新:2021/12/1412:31